機種固有の注意事項
- IDEのDMA転送について
標準搭載のハードディスクは、UltraDMA/66に対応しています。しかし、Windows(R) 2000をインストールしただけではこの転送モードで動作しません。Ultra DMA/66転送モードを有効にするレジストリの設定をしてください。
その後、標準搭載のハードディスクをUltraDMA/66モードで動作させるためには、[デバイスマネージャ]-[IDE ATA/ATAPIコントローラ]-[プライマリ IDE チャネル]-[プロパティ]-[詳細設定]の中の「プライマリ 0」の「DMA」をチェックし、DMAの設定を行なってください。
また、標準搭載されている CD-ROMドライブ(MATSHITA CD-ROM CR-594 または TEAC CD-540E)、カスタムメイドオプションの CD-R/RW ドライブ(MATSHITA CD-RW CW-7585 または NEC NR-7500A)を選択している場合も、[デバイスマネージャ]-[IDE ATA/ATAPIコントローラ]-[セカンダリ IDE チャネル]-[プロパティ]-[詳細設定]の中の「セカンダリ 0」の「DMA」をチェックし、DMAを設定して使用できます。
なお、カスタムメイドオプションの光磁気ディスクドライブ(ATAPI)(FUJITSU MCE3130AP / FUJITSU MCE3064AP)は、DMAモードに対応していません。これらのデバイスに対して[デバイスマネージャ]-[IDE ATA/ATAPIコントローラ]-[セカンダリ IDE チャネル]-[プロパティ]-[詳細設定]の中の「セカンダリ 0」、「セカンダリ 1」でDMA を設定しないでください。正常な動作が保証されなくなる場合があります。
- ディスプレイドライバについて
「(標準ディスプレイ)」の「SuperVGA」ドライバは使用しないでください。
ディスプレイドライバは、DirectX7.0aに対応しています。DirectX1〜7のランタイムはインストールできません。必ず、DirectX7.0aのランタイムをお使いください。
- マルチモニタ機能の使用について
マルチモニタ機能を使用する前に BIOSセットアップで、「詳細」メニューの「ディスプレイ設定」内「プライマリディスプレイ」を「Onboard」に設定してください。
なお、「3D パイプスクリーンセーバー」を使用すると、アプリケーションエラーや、正しく表示されないことがあります。この場合は、他のスクリーンセーバーをお使いください。
- カスタムメイドオプションの「スマートカードリーダ/ライタ追加」(FMC-SMA2)について
省電力機能のスタンバイ(ACPI S1/S3モード)をお使いになれません。「コントロールパネル」-「電源オプション」-「電源設定」タブにある「システムスタンバイ」を「なし」に設定し、電源ボタンや「スタート」-「Windowsの終了」-「スタンバイ」からスタンバイへ移行させないでください。