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2 搭載および接続方法

ご使用になる前に

本製品をご使用になる前に、ここで説明するSASの基本的概念を理解しておいてください。この概念説明は、本製品とSASハードディスクをセットアップし、正しく機能させる上で必要です。

■ SCSIと、SAS, SATAの接続方法の違い

SCSI機器の接続では、多数のコネクタを持つ1本のケーブルを使用します(バス接続)が、SAS, SATAは、機器それぞれに1本ずつケーブルを使用して本体やカードに接続します(ピア・ツー・ピア接続)。

■ SASアドレス

本製品および本製品に接続されるすべてのSASハードディスクには、機器固有のSASアドレスがあらかじめ書き込まれています。そのため、従来SCSI機器で必要であったSCSI IDの割り当ては不要です。

■ SASケーブル

SASケーブルは、信号線と電源線が一緒になっています。SASハードディスク側は、信号線と電源線が一体化した幅広コネクタです。そこから、ホストバスアダプタに接続する信号線(SATAと互換性あり)と、本体の電源コネクタに接続する電源線が分岐しています。
SASケーブルは、安全な運用を行うための重要なコンポーネントですので、必ず弊社純正品をご使用ください。

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