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第5章  拡張設定をする > 6  スタティックルーティングの設定

6  スタティックルーティングの設定

スタティックルーティングとは、事前に宛先への経路情報をルータに設定しておく方法です。本機能を使用すると特定のネットワークアドレス宛てのIPパケットを、ゲートウェイに指定したIPアドレス(他のルータ)宛に送ります。

ポイント
  • 本製品と同一LAN上に他のルータやゲートウェイが存在しない場合、本設定は不要です。
  • 本製品をブリッジモード/アンナンバードモードでお使いになる場合、本機能は使用できません。
  • マルチセッションPPPoEを使用する場合、「マルチセッションPPPoE」メニュー画面の「基本設定」−〔デフォルトセッション:〕で指定したセッションでのみスタティックルーティングが有効になります。
  1. Webブラウザを起動し、本製品の設定画面にログインします。
    ログインの方法は、設定画面の開始をご覧ください。
  2. トップメニューの「ルーティング」をクリックします。
    トップメニューの「ルーティング」
  3. スタティックルーティングの経路を設定します。
    「追加」をクリックすると、最大16件まで登録できます。
    「ルーティング」メニュー画面
    ポイント
    • 次の設定項目で使用できる文字は、0〜9、.(ピリオド)です。
      • 〔ネットワークアドレス〕
      • 〔サブネットマスク〕
      • 〔ゲートウェイ〕
    1. 〔スタティックルーティング:〕  「有効」をクリックして 選択されている状態 にします。
    2. 〔ネットワークアドレス〕  宛先のIPアドレスのネットワークアドレスを指定します。
      例)ネットワークアドレスに「192.168.3.0」を設定する場合
      192.168.3.0
    3. 〔サブネットマスク〕  指定したネットワークアドレスのサブネットマスクを指定します。
      指定したサブネットマスクが、IPアドレスと正しい組み合わせかどうか確認してください。正しいサブネットマスクが指定されていないと、正常に動作しない場合があります。
    4. 〔ゲートウェイ〕  ネットワーク上のゲートウェイ(他のルータのIPアドレス)を設定します。
    5. 〔メトリック〕  経路上にあるルータの数(ホップ数)を設定します。
      通常は1を設定します。
    6. 〔インターフェイス〕  データを受信した場合、本製品のWAN側とLAN側のどちらに送信するかを設定します。
      • 「WAN」
        クリックして 選択されている状態 にすると、データを本製品のWAN側に送信します。
      • 「LAN」
        クリックして 選択されている状態 にすると、データを本製品のLAN側に送信します。
    7. 「設定」をクリックします。
      「設定を保存しています。」という画面が終了すると、スタティックルーティングの設定が完了します。
ポイント

スタティックルーティングを削除する場合

(1)削除するスタティックルーティング設定の右端にある〔削除〕をクリックして チェックが入っている状態 にし、(2)「設定」をクリックします。

「ルーティング」メニュー画面

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