4 メモリについて
メモリを取り付ける/取り外す
ここでは、本パソコンに搭載されているメモリの取り付け/取り外しについて説明します。
メモリの取り付け/取り外しを行う場合は、必ずパソコン本体の電源を切り、ACアダプタを取り外してください。
感電の原因となります。
取り外したカバー、キャップ、ネジなどの小さな部品は、小さなお子様が誤って飲み込むと窒息の原因となります。保護者の方は、小さなお子様の手の届かない所に置くように注意してください。
万一、飲み込んだ場合は、直ちに医師と相談してください。
メモリの取り付け/取り外しを行うときは、端子やICなどに触れないようメモリのふちを持ってください。また、パソコン本体内部の部品や端子などにも触れないでください。指の油分などが付着すると、接触不良の原因となることがあります。
メモリは、静電気に対して非常に弱い部品で構成されており、人体に留った静電気により破壊される場合があります。メモリを取り扱う前に、一度金属質のものに手を触れて、静電気を放電してください。
メモリの取り付け/取り外しを行う場合は、必ずパソコン本体の電源を切ってください。Windows XP/2000/Me/98のスタンバイや休止状態で行うと、データが消失したり、パソコン本体やメモリが故障する原因となることがあります。
本パソコンのネジを取り外すときは、ネジのサイズ(M2)に合ったプラスのドライバー1番をお使いください。他のドライバーを使うと、ネジの頭をつぶすおそれがあります。
取り付けるメモリは、本パソコンでサポートしているメモリをご使用ください。
FMVNM51SA(512MB)、FMVNM25SF(256MB)、FMVNM12SE(128MB)、FMVNM64SE(64MB)がお使いになれます。
メモリを取り付け、メモリの容量を確認するには、BIOSセットアップの「情報」メニューの「メモリスロット」の項目を見ます(
Click
)。「64MB SDRAM」などと取り付けたメモリの容量が表示されます。取り付けが正しいにもかかわらず本パソコンが起動しない場合は、メモリが故障または不良です。「富士通パーソナル製品に関するお問合せ窓口」またはご購入元にご連絡ください。
操作に必要な箇所以外には手を触れないでください。故障の原因となることがあります。
取り外したネジなどをパソコン本体内部に落とさないでください。故障の原因となることがあります。
メモリを1GBなどに増やす場合は、あらかじめ取り付けられているメモリを取り外して交換する必要があります
■ メモリを取り付ける
パソコン本体の電源を切り、ACアダプタを取り外します(→『取扱説明書』)。
液晶ディスプレイを閉じ、パソコン本体を裏返します。
ネジ(2ヶ所)を取り外し、拡張RAMモジュールスロットカバーを取り外します。
パソコン本体下面にある拡張RAMモジュールスロットカバーを取り外します。
メモリを取り付けます。
メモリの欠けている部分と、コネクタの突起を合わせ、斜め上からしっかり差し込み、パチンと音がするまで下に倒します。
拡張RAMモジュールスロットは、上段(スロット2)と下段(スロット1)があります。
拡張RAMモジュールスロットカバーを取り付け、ネジで固定します。
手順3
で外したカバーを取り付けます。
メモリが正しく取り付けられていないと、電源を入れたときに「拡張メモリエラー」というメッセージや英語のメッセージが表示されたり、画面に何も表示されないことがあります。その場合はMAINスイッチで電源を切り、メモリを取り付け直してください。
■ メモリを取り外す
パソコン本体の電源を切り、ACアダプタを取り外します(→『取扱説明書』)。
液晶ディスプレイを閉じ、パソコン本体を裏返します。
ネジ(2ヶ所)を取り外し、拡張RAMモジュールスロットカバーを取り外します。
パソコン本体下面にある拡張RAMモジュールスロットカバーを取り外します。
メモリを取り外します。
メモリを押さえている両側のツメを左右に開き、スロットから取り外します。
拡張RAMモジュールスロットカバーを取り付け、ネジで固定します。
手順3
で外したカバーを取り付けます。
下段のメモリを交換する場合は、次の手順に従ってください。
下段のメモリを押さえている両側のツメを左右に開きます。
メモリが少し持ち上がります。
上段のツメも左右に開きます。
メモリがさらに持ち上がります。
上段のツメを左右に開かずにメモリを取り外すと、上段スロットのツメが破損することがあります。必ず、上段のツメを左右に開いてください。
メモリを取り外します。
メモリを斜め上の方向に引っ張り、拡張RAMモジュールスロットからメモリを取り外します。
下段に新しいメモリを取り付けます。
メモリの欠けている部分と、下段のコネクタの突起を合わせ、斜め上からしっかりと差し込み、パチンと音がするまで下に倒します。
左右のツメがメモリに確実にかかっていることを確認してください。以下のような場合には、メモリが正しく取り付けられていません。
このようなときには、さらにメモリを押し込んでください。
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