Powerメニュー

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Powerメニューでは、省電力モードに関する設定を行います。
省電力モードは、本パソコンの電源を入れた状態で一定時間使わなかった場合に、消費する電力を減らして待機する機能です。

■ 設定項目の詳細

□ ACPI Sleep Mode

ACPI対応のOSのスタンバイ方式を設定します。

• S3（初期値）：スタンバイ方式をS3（Sleep3:Suspend To RAM）に設定します。システムの状態をメモリに保持し、その他の回路を停止させます。
• S1：スタンバイ方式をS1（Sleep1:Power On Suspend）に設定します。システムの状態は保持していますが、CPUを停止させます。

• 本設定を変更する場合は、「機能」−「ACPIのスタンバイモードを設定する」をご覧ください。

□ AC Power Recovery

停電などで電源が切断された場合に、通電再開時の動作を設定します。

• Disabled：この機能を使いません。
• Power Off（初期値）：電源が切れたままになります。
• Power On：電源が入ります。
• Last State：電源が切断されたときの状態に戻ります。

• 「Power Off」に設定した場合、または「Last State」に設定し、AC電源が切れる前の状態がシャットダウンや休止状態の場合、復電の際に一瞬電源が入りますが、故障ではありません。この機能を使用しない場合は「Disabled」に設定してください。
• AC電源切断後10秒以上待ってから電源を入れてください。10秒以内に入れると正常に動作しない場合があります。
• 「Last State」に設定した場合、AC電源が切れる前の状態が起動中またはスタンバイ状態のときに、パソコン本体の電源が入ります。休止状態のときには、電源は入りません。
• UPSなどを使って復電時に電源を投入させたい場合は、「Power On」に設定してください。

□ Wake up on LAN

標準搭載のLANおよびPME対応のLANカードがMagic Packetを受信したときに電源を入れるかどうかを設定します。

• Disabled（初期値）：電源を入れません。
• Enabled：電源を入れます。

• Windows XPでは、本項目を設定してスタンバイ状態や休止状態から復帰させることはできません。デバイスマネージャで設定してください。
• 電源オフからの動作は、OSにかかわらず本設定が有効です。
• 本設定は、「AC Power Recovery」を「Power Off」または「Last State」に設定している場合には、停電などのAC電源切断後も動作します。

□ Wake up on Time

「Wake up Time」、「Wake up Date」で指定した時刻に電源を入れるかどうかを設定します。

• Disabled（初期値）：電源を入れません。
• Enabled：電源を入れます。

• Wake up Time…「Wake up on Time」が「Enabled」に設定されている場合に設定できます。ウェイクアップする時刻を設定します。
  • 00:00:00（初期値）〜23:59:59
    • Wake up Date…「Wake up on Time」が「Enabled」に設定されている場合に設定できます。ウェイクアップする日付を設定します。
      • 0（初期値）：毎日、指定した時刻に電源が入ります。
      • 1〜31：指定した日付に電源が入ります。日付は1〜31の間で指定します。

• Windows XPでは、本項目を設定してスタンバイ状態や休止状態から復帰させることはできません。次の設定をしてください。

  「コントロールパネル」−「パフォーマンスとメンテナンス」−「タスク」−「スケジュールされたタスクの追加」で起動時間を設定し、プロパティの「設定」−「タスクの実行時にスリープを解除する」をチェックしてください。

• 電源オフからの動作は、OSにかかわらず本設定が有効です。
• 本設定は、「AC Power Recovery」を「Power Off」または「Last State」に設定している場合には、停電などのAC電源切断後も動作します。

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