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5 運用上の注意

セキュリティチップの運用上の注意

セキュリティチップを利用するための環境設定が完了すると、ファイルやフォルダの暗号化、メールの証明書の管理などがより安全な環境で運用することができるようになります。
ただし故障や修理などでパソコン本体の設定が変更された場合、セキュリティチップにより保護された情報が利用できなくなることがあります。
これらの場合に備えて、次の点に注意して運用してください。

ポイント

□ 定期的にセキュリティチップの鍵のバックアップを行う

必ずセキュリティチップによって管理されている鍵の定期的なバックアップの設定を行ってください。
バックアップファイルを紛失したり、パスワードを忘れたりすると、セキュリティチップが利用できなくなります。バックアップファイルやその時に設定したパスワードは、紛失したり忘れたりしないよう注意して管理してください。
バックアップの方法については、
「バックアップについて」を参照してください。

重要
利用者
ファイル
ファイル名
所有者
所有者パスワード

システム復旧ファイル
spsystembackup.xml
緊急時復元用トークン
spemrectoken.xml
緊急時復元用トークンパスワード

パスワードリセットファイル
sppwdresetsecret.xml
パスワードリセットトークン
sppwdresettoken.xml
パスワードトークンパスワード

(基本)ユーザーパスワード

ユーザ
(基本)ユーザーパスワード

パスワードリセットトークン
sppwdresetsecret.xml
パスワードトークンパスワード

□ 機器監査を行っている場合は、修理またはハードウェア変更を行う前にSMARTACCESSによるWindowsログオンを一時的に解除する

SMARTACCESSによるWindowsログオンを使用する設定にして機器監査を行っている場合、修理したり、ハードウェアの設定を変更したりすると、Windowsにログオンできなくなることがあります。
必ずSMARTACCESSによるWindowsログオンを使用しない設定に変更してください。変更方法については、
「パソコンの修理について」を参照してください。


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