3 Windows XP標準のワイヤレスLAN機能を使った設定
Windows XP 標準のワイヤレスLAN機能で設定を行う手順について説明します。
本パソコンの初期設定では、Windows XP 標準のワイヤレスLAN機能は無効に設定されているため、Windows XP 標準のワイヤレスLAN機能でワイヤレスLANの設定を行うためには、ワイヤレスLANドライバの再インストールが必要になります。再インストールの手順については、
「使用するユーティリティを変更する」
をご覧ください。
ワイヤレスLANの設定を行うためには、コンピュータの管理者権限が必要です。
コンピュータの管理者のアカウント、あるいは管理者またはAdministratorsグループのメンバでログオンし、設定を行ってください。
すでにあるネットワークに接続する場合は、それぞれの設定内容について、ネットワーク管理者に確認してください。
LIFEBOOKで使用しているワイヤレスLANの2.4GHz帯では、無線チャンネルとしてチャンネル1〜チャンネル11 を使用しています。
インフラストラクチャ通信(ワイヤレスLANのアクセスポイント経由のネットワーク)をお使いになる場合、接続するワイヤレスLANのアクセスポイントによっては、初期設定や自動設定により、使用する無線チャンネルがチャンネル11 より高いチャンネルに設定されている場合があります。
この場合、ワイヤレスLAN のアクセスポイントのチャンネルを1 〜 11 の間に設定してください。なお、設定方法については、お使いのワイヤレスLAN のアクセスポイントのマニュアルをご覧ください。
電波法の定めにより、本パソコンに内蔵の5GHz 帯のワイヤレスLAN は屋外でご使用になれません。本パソコンを屋外でお使いになる場合には、電波の発信を停止してください。停止方法については、
「電波の発信を停止する」
をご覧ください。
WEPキー、WPA-PSKの環境では、ドメインユーザーでログオンできます。ただし、無線ネットワークへの接続には時間を要するため、ログオンに際して、ログオンプロンプトが表示された状態で数十秒待つ必要があります。
WPA、IEEE 802.1X認証の環境では、ドメインユーザーでログオンできません。
WPA、IEEE 802.1X認証で、PEAPをお使いの場合、ネットワークに接続できない場合があります。この場合には、「コンピュータの情報が利用できるときは、コンピュータとして認識する」のチェックを外してください。
Super AGまたは、Super Gが有効なワイヤレスLANのアクセスポイントと接続した際、リンクスピードが108Mbpsと表示されますが、良好な通信を行うための仕様です。
なお、108Mbpsは理論上の通信速度であり、実際のデータ転送速度はこれより低くなります。
インフラストラクチャ通信の場合、チャンネル(周波数帯)を設定する必要はありません。接続しようとするワイヤレスLANネットワークで使用しているチャンネルを自動的に検知し、そのチャンネルで通信します。チャンネルの変更が必要な場合は、ワイヤレスLAN のアクセスポイント側で設定してください。また、ワイヤレスLAN のアクセスポイントによっては、ADSL(PPPoE)を使用してインターネットに接続する場合に、このパソコンのMTU サイズ(
Click
)を変更する必要があります。
詳しくは、ワイヤレスLANのアクセスポイントのマニュアルをご覧ください。
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