メモリを取り付ける
メモリは、静電気に対して非常に弱い部品で構成されており、人体にたまった静電気により破壊される場合があります。メモリを取り扱う前に、一度金属質のものに手を触れて、静電気を放電してください。
メモリは次図のようにふちを持ってください。金色の線が入っている部分(端子)には、絶対に手を触れないでください。
メモリの取り付け/取り外しを行う場合は、メモリが補助金具などに触れないように注意してください。
パソコン本体および接続されている機器の電源を切り、電源プラグをコンセントから抜きます。
サイドカバーを取り外します(
Click
)。
パソコン本体を、横置きにします。
パソコン本体内部が見えるようにします。
補強金具を取り外します。
補強金具を折り曲げないように、注意して取り外してください。
メインボード上の電源コネクタ(2ヶ所)や電源センサコネクタに接続されている電源ケーブルを、取り外します。
電源コネクタ(PWR1)に接続されている電源ケーブルを取り外すとき、DIMM4スロットにメモリが増設されている場合は、そのメモリをいったん取り外してください。
内蔵の機器に接続されている電源ケーブルも、すべて取り外します。
カスタムメイドでRADEON X1800 XLを選択している場合は、グラフィックカードも取り外してください。
グラフィックカードはPCI Express x16 Graphics コネクタにツメでロックされています。ツメを折らないように注意してください。
RADEON X1800 XLに搭載されている部品にさわらないよう、プリント基板の端を持ってください。
電源ユニットのネジ(1ヶ所)をゆるめます。
電源ユニットを引き上げます。
電源ユニットは、底部を持って、パソコン本体背面側に電源ユニットが傾いて倒れない位置まで立ててください。
電源ユニットには、電源ケーブルが接続されています。
手順5
〜
6
をご覧になり、電源ケーブルがつっぱらないように、メインボードや内蔵の機器から電源ケーブルを引き抜いてください。
メモリを交換する場合は、スロットの両側のフックを外側に開きます。
スロットの両側のフックを外側に開くときは、勢いよく開かないように注意してください。
フックを勢いよく外側に開くと、メモリが飛び抜け、故障の原因となることがあります。
メモリスロットの両側のフックを開いて、メモリを差し込みます。
メモリとスロットの切り欠け部分(1ヶ所)を合わせて、スロットに垂直にメモリを差し込みます。
正しく差し込まれると、スロットの両側のフックが起きます。このとき、フックがメモリをしっかり固定しているか確認してください。
逆向きに差し込んだ場合、故障の原因となることがありますので、ご注意ください。
メモリ素子の状態はイラストと異なる場合があります。
電源ユニットを元の位置に戻します。
電源ユニットの底部を持ち、電源ユニットを元の位置に戻します。
手順7
でゆるめたネジ(1ヶ所)を締めて、電源ユニットを固定します。
手順5
、
手順6
で外した電源ケーブルを取り付けます。
カスタムメイドでRADEON X1800 XLを選択している場合は、グラフィックカードも取り付けてください。取り外す手順を参照し、ツメでロックしてください。
パソコン本体内部の底面に貼り付けられているラベルも参考にしてください。
カスタムメイドでRADEON X1800 XLを選択している場合は、グラフィックカードの外部電源供給コネクタに電源ケーブルを接続するのを忘れないでください。
補強金具を取り付けます。
パソコン本体を、縦置きにします。
サイドカバーを取り付けます。
メモリが正しく取り付けられているかどうかは、次の手順で確認してください。
BIOSセットアップを起動します。
起動の手順については、
「BIOS」−「BIOSセットアップを起動する」
をご覧ください。
「Main」−「Extended Memory」でメモリの容量を確認します。
実際に搭載されているメモリ容量よりも、10MB少なく表示されます(
Click
)。
メモリの容量が正しくない場合は、取り付けたメモリが本パソコンで使用できることを確認後、もう一度やり直してください。
メモリを取り外す場合は、取り付ける手順を参照してください。なお、取り外したメモリは、静電気防止袋に入れて大切に保管してください。
スロットの両側のフックを外側に開くときは、勢いよく開かないように注意してください。
フックを勢いよく外側に開くと、メモリが飛び抜け、故障の原因となることがあります。
All Rights Reserved, Copyright© FUJITSU LIMITED 2006