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必ずセキュリティチップによって管理されている鍵の定期的なバックアップの設定を行ってください。
バックアップファイルを紛失したり、パスワードを忘れたりすると、セキュリティチップが利用できなくなります。バックアップファイルやその時に設定したパスワードは、紛失したり忘れたりしないよう注意して管理してください。
バックアップの方法については、「バックアップについて」をご覧ください。
□ 機器監査を行っている場合は、修理またはハードウェア変更を行う前にSMARTACCESSによるWindowsログオンを一時的に解除する
SMARTACCESSによるWindowsログオンを使用する設定にして機器監査を行っている場合、修理したり、ハードウェアの設定を変更したりすると、Windowsにログオンできなくなることがあります。
必ずSMARTACCESSによるWindowsログオンを使用しない設定に変更してください。変更方法については、「コンピュータの修理について」をご覧ください。
SMARTACCESSで「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を設定しておくと、コンピュータの電源を入れたときやコンピュータを再起動したときにハードウェアの変更を検出すると、Windowsのログオンを禁止することができます。これにより、ユーザが気づかないうちに(帰宅時など)ハードウェアを変更されても、検出することができます。
なお、不正にコンピュータの設定が変更されたときだけでなく、修理により設定が変更された場合でも機器監査変更が検出されることがあります。修理に出す前に「コンピュータの修理について」をご覧になり、前もって設定を変更できるようにしてください。
ハードウェアの変更については次の項目が検出されます。
BIOSでハードウェア構成が変更された場合に、機器監査で通知されます。
メモリスロットの構成に変更があった場合に、機器監査で通知されます。
□ ハードディスクドライブ構成の変更(FMV-Wシリーズの場合)
ハードディスクドライブの構成に変更があった場合に、機器監査で通知されます。
□ PCIスロット、グラフィックボードの変更(FMV-ESPRIMO、FMV FAパソコン、およびCELSIUSシリーズの場合)
PCIスロットの構成およびグラフィックボードを変更した場合に、機器監査で通知されます。
□ モバイルマルチベイ/マルチベイの変更(FMV-LIFEBOOKの場合)
モバイルマルチベイまたはマルチベイを変更した場合に、機器監査で通知されます。
USBポートにUSBメモリなどのストレージデバイスを接続した場合に、機器監査で通知されます。
コンピュータを修理に出す場合、修理後の設定が修理前とは異なることがあります。そのため、修理に出す前や出した後には次の作業が必要になります。
「バックアップについて」をご覧になり、バックアップを行います。
SMARTACCESSによるWindowsログオンを使用しない設定に変更する
パソコンまたはワークステーション本体の『製品ガイド』の「BIOS」−「セキュリティ機能を使うには」をご覧になり、設定したパスワードを解除してください。
「リストアについて」の処理に従って、鍵を復元してください。
パソコンまたはワークステーション本体の『製品ガイド』の「BIOS」−「セキュリティ機能を使うには」をご覧になり、パスワードを設定してください。
SMARTACCESSによるWindowsログオンを使用する設定に変更する
コンピュータを廃却する前に安全のため、次の手順に従ってセキュリティチップの鍵や、鍵に関連するファイルを削除してください。
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