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1 こんなときは

無線LANのご使用に際して何か困ったことが起きた場合は、以下の内容をお調べください。お客様からお問い合わせの多いトラブルに関する症状、原因、対処方法を記載しています。問題が解決できない場合は、「富士通パーソナル製品に関するお問合わせ窓口」にご相談ください。

ネットワークに接続できない

ポイント

■ 無線LANの設定に関する原因

SSID(ネットワーク名)や「セキュリティキーまたはパスフレーズ」(WEPキー、またはPSK)などのセキュリティの設定が正しくない

無線LANアクセスポイントに設定されているチャンネルが、本パソコンの使用可能チャンネル以外になっている

電波を停止した状態になっている

■ 電波状態に関する原因

電波の状態が悪いため、電波が届かない

同一フロア内などで複数の無線LANのネットワークがあり、使用するチャンネルが重なっている

■ その他の設定に関する原因

IPアドレスの設定が正しくない

ネットワークの設定が正常にできていない

接続先のパソコンの電源が入っていない

接続先にアクセスする権限がない

■ SSID(ネットワーク名)や「セキュリティキーまたはパスフレーズ」(WEPキー、またはPSK)などのセキュリティの設定が正しくない

□ 対策

アドホック通信の場合、接続するすべてのパソコンで、SSID(ネットワーク名)、および「セキュリティキーまたはパスフレーズ」(WEPキーまたはPSK)を同じ値に設定してください。
インフラストラクチャ通信の場合、SSID(ネットワーク名)、ネットワーク認証、およびデータの暗号化などのセキュリティの設定を無線LAN アクセスポイントに従って設定してください。
設定方法は、
「Plugfree NETWORKを使った設定」をご覧ください。

■ 無線LANアクセスポイントに設定されているチャンネルが、本パソコンの使用可能チャンネル以外になっている

□ 対策

無線LANアクセスポイントのチャンネルを、1〜13の間で設定してください。

■ 電波を停止した状態になっている

□ 対策

ワイヤレススイッチがON になっていることを確認してください。また、電波を発信している状態になっていることを確認してください。
「電波の発信を開始する」

■ 電波の状態が悪いため、電波が届かない

□ 対策

アドホック通信の場合、接続相手のパソコンとの距離を短くしたり、障害物をなくして見通しをよくしたりしてから、再度接続してください。
インフラストラクチャ通信の場合、無線LANアクセスポイントとの距離を短くしたり、障害物をなくして見通しをよくしたりしてから、再度接続してください。
電波の状態を確認するには、
「通信状態を確認する」をご覧ください。

■ 同一フロア内などで複数の無線LANのネットワークがあり、使用するチャンネルが重なっている

□ 対策

近くに他の無線LANのネットワークがある場合は、使用するチャンネルが重ならないように無線LANのチャンネルを変更してください。
2.4GHzについては、使用しているチャンネルの間隔を5 チャンネル以上あけてお使いください。

■ IPアドレスの設定が正しくない

□ 対策

ネットワークの設定を確認してください。
お使いのプロトコルがTCP/IPの場合は、次の手順でIPアドレスを確認できます。

  1. 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」の順にクリックします。
  2. 「コマンドプロンプト」ウィンドウで、次のように「IPCONFIG」コマンドを入力し、【Enter】キーを押します。
    例:Cドライブがハードディスクの場合
    C:\>ipconfig【Enter】
    IPアドレスが正常に表示されているか確認してください。
画像

ポイント

■ ネットワークの設定が正常にできていない

□ 対策

プロトコル、ワークグループ名や共有設定を確認してください。
詳細な設定については、接続するネットワークのネットワーク管理者に確認してください。

■ 接続先のパソコンの電源が入っていない

□ 対策

接続先のパソコンの電源が入っているか、確認してください。

■ 接続先にアクセスする権限がない

□ 対策

接続先のネットワークまたはパソコンにアクセスする権限があるか、ネットワーク管理者に確認してください。


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