3 セキュリティ
■ BIOSパスワード
パソコンの起動時やレジューム時のパスワードを設定できます。BIOS のパスワードには、管理者用のパスワードとユーザー用のパスワードがあります。ユーザー用パスワードで作業を行う場合、パソコンの設定が変更できなくなるなどの制限がつきます。
管理者用のパスワードは本パソコンを管理される方のみが保管し、通常業務でお使いになる方にはユーザー用パスワードのみを通知されることをお勧めします。
詳しくは、「BIOS」−「BIOSのパスワード機能を使う」をご覧ください。
■ Portshutter
USB、PCカード、シリアル、パラレルなどの接続ポートの使用を制限できます。「Portshutter」を使うことにより、パソコンからの情報漏洩やパソコンへの不正なプログラムの導入を防止することができます。
USBポートを無効にする場合、USB機器ごとに有効/無効の設定が可能なため、業務上必要な機器を接続しつつ、セキュリティを低下させるおそれのある機器は無効にすることができます。
詳しくは、添付の「リカバリディスク」にある「\VALUEADD\Portshut\Manual\操作マニュアル.pdf」をご覧ください。
■ 指紋センサー
| 指紋センサー搭載機種 |
パソコンやWindowsの起動時、Citrix Presentation Serverのログオン時に指紋認証によるセキュリティを設定できます。従来のパスワード認証に変わり、指紋による個人認証を行います。
パソコンを使用する場合は、指紋センサー部で指をスライドします。パスワードを覚える必要がなく、個々の指紋を記憶できるので、簡単に安全に使用できます。
詳しくは、別売の「SMARTACCESS/Premium」のマニュアルをご覧ください。
■ スマートカードリーダ/ライタ
| スマートカードホルダー搭載機種 |
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パソコンやWindowsの起動時、Citrix Presentation Serverのログオン時にスマートカード認証によるセキュリティを設定できます。スマートカードにはIDやパスワードなどのセキュリティ情報を格納します。1枚のスマートカードに管理者用とユーザー用のパスワードを、1つずつ設定できます。
パソコンを使用する場合は、パソコン本体にスマートカードをセットし、PIN(個人認証番号)を入力します。スマートカードをセットしないとセキュリティが解除できないため、従来のパスワード認証よりも安全に使用できます。
詳しくは、『SMARTACCESS ファーストステップガイド(認証デバイスをお使いになる方へ)』をご覧ください。
■ 静脈センサー
パソコンやWindowsの起動時、Citrix Presentation Serverのログオン時に静脈認証によるセキュリティを設定できます。従来のパスワード認証に変わり、静脈による個人認証を行います。
パソコンを使用する場合は、静脈センサー部に手のひらをかざします。パスワードを覚える必要がなく、個々の静脈を記憶できるので、簡単に安全に使用できます。詳しくは、別売の「SMARTACCESS/Premium」のマニュアルをご覧ください。
■ 盗難防止用ロック取り付け穴
パソコンの盗難という危険性があります。パソコンを鍵のかかる場所に設置または保管するなどの対策をとることもできますが、パソコン自体にも盗難防止用の機能が備えられています。
本パソコンの盗難防止用ロック取り付け穴に盗難防止用ケーブルを取り付けることで、パソコン本体の盗難の危険性が減少します。
盗難防止用ロック取り付け穴の場所については、「各部名称」−「パソコン本体背面」をご覧ください。