Powerメニュー

Powerメニューでは、省電力モードに関する設定を行います。

■ 設定項目の詳細

□ ACPI Sleep Mode

ACPI対応のOSのスタンバイ方式を設定します。

    • S3(初期値):スタンバイ方式をS3(高度)に設定します。システムの状態をメモリに保持し、その他の回路を停止させます。
    • S1:スタンバイ方式をS1(標準)に設定します。システムの状態は保持していますが、CPUを停止させます。
POINT
  • 本設定を変更する場合は、「取り扱い」−「ACPIのスタンバイモードを設定する」をご覧ください。
  • スタンバイモードの高度(ACPI S3)、およびWindowsの休止モードをサポートしていない拡張カードを接続する場合は、スタンバイモードを標準(ACPI S1)に設定してお使いください。

□ Automatic Wake up

サブメニューを使って自動的な起動またはスタンバイ状態からの復帰に関する設定を行います。カーソルを合わせて【Enter】キーを押すと、サブメニュー画面が表示されます。

POINT
  • 本設定を変更した場合は、「Exit」メニューの「Exit Saving Changes」を選択し、本パソコンを再起動してください。「Exit」メニューの「Save & Turn-off」を選択した場合は、一度パソコンを起動しない限り、変更した設定は有効になりません。
  • Wake up on LAN…内蔵のLANおよびPME対応のLANカード(PCI)がMagic Packetを受信したときに本パソコンの電源を入れるかどうかを設定します。
    • Disabled:Magic Packetの受信で電源を入れません。
    • Enabled(初期値):Magic Packetの受信で電源を入れます。
POINT
  • Windows XPでは、本項目を設定してスタンバイ状態や休止状態から復帰させることはできません。デバイスマネージャで設定してください。
  • 電源オフからの動作は、OSにかかわらず本設定が有効です。
  • 内蔵LANをお使いの場合、本設定は、停電などのAC電源切断後も正常に動作します。PME対応のLANカード(PCI)をお使いの場合、本設定は「AC Power Recovery」を次のいずれかに設定にしているときのみ、停電などのAC電源切断後も正常に動作します。
    • Last State
    • Power Off
  • Wake up on Time…「Wake up Time」、「Wake up Date」で指定した時刻に本パソコンの電源を入れるかどうかを設定します。
    • Disabled(初期値):指定した時刻にパソコンの電源を入れません。
    • Enabled:指定した時刻にパソコンの電源を入れます。
  • Wake up Time…「Wake up on Time」が「Enabled」に設定されている場合に設定できます。ウェイクアップする時刻を設定します。
    • 00:00:00(初期値)〜23:59:59
  • Wake up Date…「Wake up on Time」が「Enabled」に設定されている場合に設定できます。ウェイクアップする日付を設定します。
    • Every Day(初期値):毎日、指定した時刻にパソコンの電源が入ります。
    • Specified Day:指定した日付にパソコンの電源が入ります。日付は1〜31の間で指定します。
POINT
  • Windows XPでは、本項目を設定してスタンバイ状態や休止状態から復帰させることはできません。次の設定をしてください。
    「コントロールパネル」−「パフォーマンスとメンテナンス」−「タスク」−「スケジュールされたタスクの追加」で起動時間を設定し、プロパティの「設定」−「タスクの実行時にスリープを解除する」をチェックしてください。
  • 電源オフからの動作は、OSにかかわらず本設定が有効です。
  • 本設定は、停電などのAC電源切断後も、正常に動作します。

□ AC Power Recovery

停電などで電源が切断された場合に、通電再開時の動作を設定します。本パソコンでは初期値(Disabled)のまま変更せずにお使いください。

POINT
  • AC電源切断後10秒以上待ってから電源を入れてください。10秒以内に入れると正常に動作しない場合があります。
  • 複電したときに、電源スイッチの状態が「」であれば電源が入ります。また、「画像」の場合は電源が切れたままになります。