画面表示の回転を制御する

本パソコンには、「富士通タブレットコントロール」が搭載されています。
本パソコンをタブレットモードやノートパソコンモードにしたとき、また、ドッキングステーションを取り付けたり、取り外したりしたときに、「富士通タブレットコントロール」がパソコンの状態を検知し、画面の解像度や画面表示の向きを変更します。

■ パソコンの状態とプロファイル

「富士通タブレットコントロール」は、パソコンの状態に合わせた設定を「プロファイル」として保存します。次の4つの状態について、画面表示の設定を「プロファイル」として保存しておくことができます。

  • ノートパソコンモードでドッキングステーションを取り付けていないときの設定
  • タブレットモードでドッキングステーションを取り付けていないときの設定
  • ノートパソコンモードでドッキングステーションを取り付けているときの設定
  • タブレットモードでドッキングステーションを取り付けているときの設定
POINT
  • ご購入時の設定
    ご購入の状態では、ドッキングステーションに取り付けている場合を除き、タブレットモードにすると液晶ディスプレイの表示が時計回りに90°回転します。

■ プロファイルとして保存可能な設定項目

  • 液晶ディスプレイと外部ディスプレイの画面表示
  • 画面の解像度と発色数
  • 画面の向き(縦画面:90°または270°、横画面:0°または180°)

「富士通タブレットコントロール」で設定できる項目の詳細については、「富士通タブレットコントロール」のヘルプをご覧ください。ヘルプは「富士通タブレットコントロール」の画面上にある「ヘルプ」ボタンをクリックすると表示されます。

■ 富士通タブレットコントロールの設定を変更する

ここでは、「富士通タブレットコントロール」の設定方法を具体的な例をあげて説明します。

□ 「タブレットモードでドッキングステーションを取り付けていない状態」の画面表示が回転しないようにする

ご購入の状態では、タブレットモードにすると液晶ディスプレイの表示が時計回りに90°回転します。
回転させたくない場合は、「富士通タブレットコントール」の画面切り替えの設定を無効にします。

  1. 「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
    「コントロールパネル」ウィンドウが表示されます。
  2. 次の操作を行います。
    ● Windows Vistaの場合
    「ハードウェアとサウンド」をクリックします。
    ● Windows XPの場合
    「プリンタとその他のハードウェア」をクリックします。
  3. 「富士通タブレットコントロール」をクリックします。
    「富士通タブレットコントロール」が表示されます。
  4. 「タブレット形態でポートリプリケータ取り外し時のプロファイルを有効にする」のチェックを外します。
  5. 「OK」をクリックします。

□ 「タブレットモードでドッキングステーションを取り付けていない状態」の画面表示の向きを180°に変更する

  1. 「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
    「コントロールパネル」ウィンドウが表示されます。
  2. 次の操作を行います。
    ● Windows Vistaの場合
    「ハードウェアとサウンド」をクリックします。
    ● Windows XPの場合
    「プリンタとその他のハードウェア」をクリックします。
  3. 「富士通タブレットコントロール」をクリックします。
    「富士通タブレットコントロール」が表示されます。
  4. 「タブレット形態でポートリプリケータ取り外し時のプロファイルを有効にする」のチェックを外します。
  5. 「適用」をクリックします。
  6. 【Ctrl】+【Alt】+【↓】キーを押して、画面表示を180°回転させます。
  7. 本パソコンをタブレットモードにし、ドッキングステーションを取り付けていない状態にします。
  8. 「現在のプロファイルを保存する」をクリックします。
  9. 「適用」をクリックします。
  10. 「タブレット形態でポートリプリケータ取り外し時のプロファイルを有効にする」にチェックを付けます。
  11. 「OK」をクリックします。
    画面表示が、ノートパソコンモードでは0°、タブレットモードでは180°に設定されます。
  12. 「富士通タブレットコントロール」ウィンドウの「OK」をクリックします。