コンピュータウイルス対策

コンピュータウイルスに感染するリスクは、対策用のソフトウェアを使用することにより低減できます。このようなソフトウェアをウイルス対策ソフトなどと呼びます。

ウイルス対策ソフトは、既知ウイルスのプログラムパターンを集めた定義ファイルと、侵入してきたプログラムのパターンを比較して、ウイルスを検出します。そのため、常に最新のウイルスパターンを取得しておくことが必要です。

重要
  • インターネットに接続しただけで感染するウイルスなどもあります。
    「ファイアウォール」を有効にすることをお勧めします。
    ご購入時は「Windowsファイアウォール」が有効になっています。「Windowsファイアウォール」についてはWindowsのヘルプをご覧ください。

■ Norton AntiVirus

本パソコンには、ウイルスを発見するためのソフトウェアとして「Norton AntiVirus」が添付されています。
添付の「Norton AntiVirus」は初めて起動した日から90日間は、無料でパソコンを保護するための「更新サービス」を利用できます。期限が過ぎた後も引き続きお使いになる場合には、有料で更新サービスの延長キーを購入してください。
更新サービスの延長について、詳しくは、株式会社シマンテックのシマンテックストア(http://www.symantecstore.jp/users.asp)をご覧ください。

□ 注意事項

  • 「Norton AntiVirus」を起動していると、その他のソフトウェアが正常にインストールされなかったり、ご使用のソフトウェアによっては不具合が発生したりすることがあります。この場合は「Norton AntiVirus」を一時的に使用不可にしてください。ただしインストールやソフトウェアの使用が終了した後は、使用可に戻すのを忘れないでください。手順については「Norton AntiVirus」のヘルプをご覧ください。
  • 「Norton AntiVirus」でコンピュータウイルス検査を実行しているときは、ハードディスクにあるプログラムを実行したり、検査中のCD/DVDなどの媒体を取り出したり、USBメモリなどを取り外したりしないでください。
  • 「Norton AntiVirus」は、コンピュータウイルスの情報を記載したデータファイルと、検査プログラム(スキャンエンジン)を使用しています。Live Updateを利用して定期的に更新してください。
  • Eメールに添付されたファイルや入手したCD/DVDやUSBメモリなどの媒体は、コンピュータウイルスに感染していないかをチェックしてからお使いください。また、パソコンのハードディスクは定期的にウイルスチェックを実行してください。
  • 「Norton AntiVirus」をインストールすると、次のようになりますが、「Norton AntiVirus」に同等の機能が含まれているため問題ありません。
    • 画面右下の通知領域からセキュリティセンターの表示がなくなり、「Norton AntiVirus」が表示されます。
    • Windows Vistaの場合、Windows Defenderが無効になります。

□ インストール方法

  1. 管理者権限を持ったユーザーとしてWindowsにログオンします。
  2. 「ドライバーズディスク&ユーティリティディスク」をセットします。
    「ドライバーズディスク検索ツール」が起動します。
POINT
  • Windows Vistaで、「自動再生」ウィンドウが表示された場合は、「DRVCDSRC.exeの実行」をクリックしてください。
  • Windows XPで、「Windowsが実行する動作を選んでください」と表示されたら、「自動再生」をクリックしてください。
  • 「ドライバーズディスク検索ツール」が起動しない場合は、次のように操作してください。
    1. 「スタート」ボタン→「コンピュータ」または「マイコンピュータ」の順にクリックします。
    2. ディスクをセットしたドライブのアイコンを右クリックし、表示されたメニューから「自動再生」をクリックします。
  1. 「ソフトウェアの検索条件」で機種名が選択できる場合は、お使いの機種名を選択します。
  2. 「ソフトウェアの検索条件」でお使いのOSを選択します。
  3. 「一覧」で「Norton AntiVirus」を選択します。
  4. 表示されたフォルダ内の「Setup.exe」アイコンをダブルクリックします。

この後は、メッセージに従って操作してください。インストール後は、必ず本パソコンを再起動してください。

□ ウイルス定義ファイルを更新する(LiveUpdate)

「Norton AntiVirus」のウイルス定義ファイルを最新版に更新します。

POINT
  • 「LiveUpdate」はシステム管理者の指示に従って実行してください。
  • 「LiveUpdate」を実行するには、インターネットに接続できる環境が必要になります。
    ネットワーク管理者に確認し、あらかじめ必要な設定をしてから実行してください。
  • 手動で更新する
    1. 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「Norton AntiVirus」→「LiveUpdate」の順にクリックします。
      更新ファイルがあるかどうか検索され、ダウンロードとインストールが始まります。
      更新ファイルがない場合は、「OK」をクリックしてウィンドウを閉じます。
    2. 「OK」をクリックします。
      更新を有効にするために再起動が必要な場合は、Windowsを再起動してください。
  • 自動で更新する
    「自動LiveUpdate」を「オン」に設定しておくと、インターネットに接続したときに最新のウイルス定義ファイルに自動更新することができます。
    1. 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「Norton AntiVirus」→「Norton AntiVirus」をクリックします。
      「Norton AntiVirus」ウィンドウが表示されます。
    2. 「コンピュータ」ペインにある「設定」をクリックします。
      ペインとはウィンドウ上の分割された一領域です。
    3. 「更新」の「自動LiveUpdate」の「オン/オフ」のスイッチをクリックし、「オン」にします。
      「更新」はウィンドウ内の下のほうにあるので、表示するにはウィンドウのスクロールが必要な場合があります。
    4. 「OK」をクリックします。
    5. 「Norton AntiVirus」ウィンドウの右上にある「閉じる」をクリックして、ウィンドウを閉じます。