7 BIOSパスワードの代わりに指紋で認証する

BIOSの起動時にパスワードを入力する代わりに、指紋認証を使うことができます。
ここでは、1回の指紋認証で、BIOSパスワード認証とWindowsのログオンを同時に行う「シングルサインオン」の設定方法について説明します。
BIOSパスワードとの連携機能は、この機能に対応しているコンピュータでのみお使いになれます。

POINT
  • BIOSのハードディスクパスワードは、指紋認証で代行できません。
    BIOSのハードディスクパスワードが設定されている場合、BIOS指紋認証を使用するように設定しても、コンピュータの起動時にパスワードの入力が必要になります。指紋認証のみにしたい場合は、BIOSセットアップで「ハードディスクセキュリティ」の「起動時のパスワード入力」を「使用しない」に設定してください。
  • 指紋認証で BIOS セットアップを起動すると、「管理者」ではなく「ユーザー」になります。
    BIOS セットアップの「管理者」として認証するためには、指紋認証を使わずパスワードによる認証を行ってください。

BIOSパスワードの設定

コンピュータを再起動し、BIOSセットアップで「起動時のパスワード」を設定し、BIOSセットアップの起動時にパスワードの入力が必要となるようにします。
BIOSセットアップの起動と設定は、お使いのコンピュータによって異なります。詳しくは、コンピュータ本体の『製品ガイド』の「BIOS」をご覧ください。
『製品ガイド』は富士通製品情報ページ(http://www.fmworld.net/biz/)で公開されています。お使いの機種のマニュアルをご覧ください。