FMVシリーズをお使いになる上での注意事項

FMV-TC8210 Windows XP Embedded

1

[現象・質問]

「電源オプションのプロパティ」-「アラーム」タブの「アラームの動作」で、プログラム実行の設定にある「プログラムの構成」が選択できません。

[対処・回答]

本機能を設定・使用しないでください。

2

[現象・質問]

「Internet Explorer」からデスクトップ上へファイルのダウンロードをすることが可能です。

[対処・回答]

「保護管理ツール」で、内蔵フラッシュメモリへの書き込み保護を解除すると、「Inetrnet Explorer」からダウンロードしたファイルがデスクトップ上に保存されます。
ただし、「保護管理ツール」で「保護設定」状態の場合、再起動後ダウンロードしたファイルは消去されます。
「保護管理ツール」については、『FMVマニュアル』の「保護管理ツールについて」をご覧ください。

3

[現象・質問]

「リモートデスクトップ接続」の「ヘルプ」をクリックしても、ヘルプが表示されません。

[対処・回答]

本パソコンでは「リモートデスクトップ接続」のヘルプを参照できません。
WindowsXP製品またはMicrosoftのホームページをご覧ください。

4

[現象・質問]

【Fn】+【F6】キーまたは【Fn】+【F7】キーで液晶ディスプレイの明るさ、【Fn】+【F8】キーまたは【Fn】+【F9】キーで音量を調整できますが、インジケータが表示されません。

[対処・回答]

インジケータは表示されませんが、キーボードで設定の変更は可能です。
・音量の状態は、通知領域の「音量」アイコンをクリックして確認してください。
・ディスプレイの明るさは、画面の実際の明るさを確認してください。

5

[現象・質問]

「地域と言語のオプション」にて、「詳細設定」の「使うUnicode対応でないプログラムの言語バージョンに一致する言語を選んでください」で言語を変更すると、再起動後、CD-ROMを要求されてシステムが起動しない場合があります。

[対処・回答]

言語を「日本語」以外に変更しないでください。
なお、変更した場合でも「保護管理ツール」で「保護設定」状態であれば、再起動後に変更は無効になり問題はありません。

6

[現象・質問]

Safeモードが使用できません。

[対処・回答]

WindowsXP EmbeddedではSafeモードは起動できますが、サポートしておりません。

7

[現象・質問]

初めて電源を入れた時に行われるWindowsの初期設定中に、電源を切ると設定が正常に行われず、正常に使用できません。

[対処・回答]

初めて電源を入れたときはWindowsの初期設定が数分間に渡り自動的に行われます。このときに電源を切りますと設定が正常に行われず、起動できない、あるいは設定/アプリケーションが異常になってしまいます。本パソコンにはCDドライブ/リカバリCDがありませんので修理対応が必要になります。
『取扱説明書』に記載されているお問い合わせ先にご連絡ください

8

[現象・質問]

次の機能・コンポーネントがありません。  ・デバイスマネージャ・イベントビューア・タスクマネージャ・コンポーネントサービスなど

[対処・回答]

本パソコンに搭載されているオペレーティングシステムはWindows XP Embbededです。
Windows XP Professionalと同様の操作性を持っていますが、シンクライアントとしての運用性、安全性のために必要な機能、コンポーネントのみを限定して搭載しております。

9

[現象・質問]

「プリンタとFAX」がメニューに登録されていますが、FAXは使用できません。

[対処・回答]

本パソコンでは、FAXはご使用になれません。

10

[現象・質問]

ドメイン参加時にローカルユーザの追加が行えません。

[対処・回答]

ドメインに参加したのち、本パソコン上のローカルユーザを追加したい場合は、一旦ドメインの参加から抜けワークグループに参加し、「ユーザアカント」よりローカルユーザを追加してください。

11

[現象・質問]

ローカルエリア接続(LAN)とワイヤレスネットワーク接続(WLAN)の[ブリッジ接続]の設定を行うと、「ネットワークブリッジの構成中に予期していないエラーが発生しました。」のエラーメッセージが表示されます。

[対処・回答]

本パソコンでは、ブリッジ機能はご使用になれません。

12

[現象・質問]

「Systemwalker資産管理CT」の「環境設定」の「サーバ切替え」タブに「接続サーバ」として「(空白)」が設定されています。

[対処・回答]

ご使用の環境に合わせて正しいサーバ名に変更してください。

13

[現象・質問]

ワイヤレスネットワークキーの「ネットワーク認証」にて、WPA2/WPA2-PSKはサポートしておりません。

[対処・回答]

本パソコンでは、ワイヤレスネットワークの認証において、WPA2/WPA2-PSKはご使用になれません。

14

[現象・質問]

「保護管理ツール」の[空き率][空き容量]がシステム起動時の値から変化しません。

[対処・回答]

ログオンし直して、再度 「保護管理ツール」を起動すると最新の状態を表示します。

15

[現象・質問]

仮想メモリ不足が発生します。

[対処・回答]

システムを再起動してください。
運用においてメモリ使用量の多いアプリケーションをご使用になる場合は、拡張RAMモジュールを追加してください。

16

[現象・質問]

外部ディスプレイ(プロジェクタ含む)を接続して、デュアルディスプレイまたは拡張ディスプレイを使用すると、メモリ不足の表示がでたり、動作が不安定になったりすることがあります。

[対処・回答]

本パソコンのディスプレイアダプタは画面表示用のメモリとしてメインメモリの一部を使用するため、使用状況によってはメモリが不足する場合があります。
このような場合はメモリを増設してください。

17

[現象・質問]

通信カード使用時の性能について教えてください。

[対処・回答]

回線状態や電波状態により、切断やレスポンスの低下が発生することがあります。このような場合は通信環境の確認を行ってください。回線状態や電波状態についてはご使用の通信カードの電話会社等にご確認ください。
通信カードをご使用いただく場合、このような場合の対応についてご検討いただくことをお勧めいたします。

18

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)で、「ワイヤレスネットワークの選択」画面(利用できるワイヤレスネットワーク)に、「このワイヤレス接続を構成できません」と表示されます(Windows XPの機能を使用して、ワイヤレスネットワークの設定が行えません)。

[対処・回答]

本パソコンでは、ワイヤレスネットワークの設定・通信を、Atherosクライアントユーティリティで行うことをお勧めしており、初期設定では、Windows XPのワイヤレスネットワーク機能(Wireless Zero Configuration)を無効にしています。
Atherosクライアントユーティリティに不都合がない場合には、Atherosクライアントユーティリティをお使いになることを推奨します。
ワイヤレスネットワークの設定・通信を、Windows XPのワイヤレスネットワーク機能(Wireless Zero Configuration)に切り替える手順については、ドライバ添付の「install.txt」をご覧ください。

19

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)でコンピュータ起動時、「ネットワークドライブにアクセスできませんでした」というメッセージが、通知領域に表示される場合があります。

[対処・回答]

コンピュータ起動時にネットワークドライブの再接続に失敗する場合がありますが、再接続に失敗したネットワークドライブをクリックすると接続できます。

20

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)で、ひとつのプロファイルに複数のネットワーク名(SSID)を設定しても接続の切り替えができません。

[対処・回答]

ネットワーク名(SSID)を設定する際は、SSID1にのみ設定してください。SSID2/SSID3は、使用できません。設定を行わないでください。
複数のネットワークでお使いになる場合には、それぞれのネットワークにあわせたプロファイルを作成し、プロファイルを切り替えてお使いください。

21

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用、または Wireless Zero Configuration使用)において、Super Aまたは Super Gが有効なアクセスポイントと接続した場合、「ワイヤレスネットワーク接続の状態」画面の速度が108Mbpsと表示されます。

[対処・回答]

Super A/Gまたは、Super Gが有効なアクセスポイントと接続した際、リンクスピードが108Mbpsと表示される場合がありますが、良好な通信を行うための仕様です。なお、108Mbpsは理論上の通信速度であり、実際のデータ転送速度はこれより低くなります。

22

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)において、複数ユーザーで使用している場合にEAP-TLSで接続できません。

[対処・回答]

EAP-TLSでは、本装置を複数のユーザーでお使いの場合、各ユーザーでプロファイルを作成し、ログオン後、切り替える必要があります。
なお、コンピュータ起動時にアクティブになるプロファイルは、シャットダウンおよび再起動前にアクティブだったプロファイルです。

23

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)において、Atherosクライアントユーティリティで、EAP-TLSの設定を行う際、「信頼されたルート証明機関」に何も表示されません。

[対処・回答]

ローカルコンピュータに対して管理者権限のないユーザーで、EAP-TLSの設定を行った場合に発生します。
「ドメインログオンにマシン情報を使用する」にチェックをつけ、「ユーザがログオンしていない状態でコンピュータ証明書により無線ネットワークに接続する」といった運用をするためには、そのプロファイルを使用するユーザーに、ローカルコンピュータに対する管理者権限が必要になります。

24

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)において、ワイヤレスLAN使用時にEAP-TLSで、ドメインログオンスクリプトの実行に失敗する場合があります。

[対処・回答]

シングルサインオンを有効にしてインストールを行った環境で発生します。EAP-TLSでは、シングルサインオンを有効にする必要はございません。シングルサインオンを無効にするためにはドライバの再インストールが必要になります。

25

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)において、ワイヤレスLAN使用時にPEAP(EAP-MSCHAP V2)で、ドメインログオンスクリプトの実行に失敗する場合があります。

[対処・回答]

シングルサインオンを有効にしてインストールを行った環境で発生します。PEAP(EAP-MSCHAP V2)では、ドメインユーザーの情報をユーザー認証に使用できないため、シングルサインオンを有効にする必要はございません。シングルサインオンを無効にするためにはドライバの再インストールが必要になります。

26

[現象・質問]

ワイヤレスLAN搭載モデル(Atherosクライアントユーティリティ使用時)において、ワイヤレスLAN使用時にWEPキー, WPA-PSKで、ドメインログオンスクリプトの実行に失敗する場合があります。

[対処・回答]

無線ネットワークへの接続が確立する前にログオン処理が行われた場合、ドメインログオンスクリプトの実行に失敗します。また、移動プロファイルが適用されない場合もあります。
ログオンプロンプトが表示された後、しばらく待ってからログオンを行ってください。

27

[現象・質問]

スタンバイ中にヘッドホンを接続しレジュームした場合、レジューム直後に内蔵スピーカがミュートされないことがあります。

[対処・回答]

システムが不安定になることがありますので、音声を再生中または録音中にスタンバイ状態にしないでください。

28

[現象・質問]

マイク端子に接続したマイクの音量を調整できません。

[対処・回答]

マイク端子に接続したマイクの音量は「Audio Input」で調整してください。「マイク」では調整できません。

29

[現象・質問]

マイク端子に接続したマイクの音量が小さすぎます。

[対処・回答]

「Audio Input」のマイクブーストは有効にしてください。(出荷時設定済) なお、マイクブーストの設定は、マスタ音量(再生)と録音コントロールにあり、それぞれ別々に設定する必要があります。

30

[現象・質問]

録音デバイスの名称が「Realtek HD Audio input」ではなく「Realtek HDA Primary input」と表示されます。

[対処・回答]

「Realtek HDA Primary input」が正式名称となります。

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