FMVシリーズをお使いになる上での注意事項

FMV-R8250 Windows Vista Business

1

[現象・質問]

USBマウス(光学式)の使用中、マウスカーソルがスムーズに動かないことがあります。

[対処・回答]

USBマウス(光学式)は、次のようなものの表面では、正しく動作しないことがあります。
・鏡やガラスなど反射しやすいもの
・光沢のあるもの
・濃淡のはっきりした縞模様や柄のもの(木目調など)
・網点の印刷物など、同じパターンが連続しているもの
マウスパッドをお使いになる場合は、明るい色の無地のマウスパッドをお勧めします。

2

[現象・質問]

パソコン操作を終わらせた直後に、ハードディスクからカリカリという音がすることがあります。

[対処・回答]

ハードディスクの機構上生じる音であり、問題はありません。そのままお使いください。
音がするタイミングはまちまちですが、操作を終わらせてから数秒後に発生することが多いです。なお、同様の音はパソコンを操作しているときや操作を始めた直後、またパソコンを操作していなくても、OSや常駐もしくは起動しているアプリケーションなどがハードディスクにアクセスするタイミングでも発生することがあります。

3

[現象・質問]

電源オプションで設定した省電力設定が、ログオン時のユーザーごとに異なります。

[対処・回答]

省電力の設定が必要な場合は、ユーザーごとに「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「バッテリ設定の変更」の順にクリックし、設定してください。

4

[現象・質問]

USBマウスを使うときに、内蔵ポインティングデバイスを無効にする方法についての説明です。

[対処・回答]

内蔵ポインティングデバイスを無効にするには、次のように操作してください。
・Windows Vistaの場合
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.「ハードウェアとサウンド」の「マウス」をクリックします。
3.「デバイス設定」タブをクリックします。
4.「USBマウス接続時に内蔵ポインティングデバイスを無効にする」にチェックを付けて、「OK」をクリックします。
・Windows XPの場合
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.「プリンタとその他のハードウェア」の「マウス」をクリックします。
3.「デバイス設定」タブをクリックします。
4.「USBマウス接続時に内蔵ポインティングデバイスを無効にする」にチェックを付けて、「OK」をクリックします。

5

[現象・質問]

液晶ディスプレイ画面の一部に、点灯しないドットや常時点灯するドットが存在することがあります。

[対処・回答]

液晶ディスプレイは非常に精度の高い技術で作られていますが、画面の一部に点灯しないドットや、常時点灯するドットが存在することがあります。これらは故障ではありません。交換・返品はお受けいたしかねますので、あらかじめご了承ください。

6

[現象・質問]

SDカード、microSDカード、miniSDカードをお使いになるときの注意事項です。

[対処・回答]

本パソコンのダイレクトメモリースロットは、デジタルカメラなどに使われているメモリーカードを使用するためのスロットで、SDカード、microSDカード、miniSDカードを使用することができます。なおmicroSDカード、miniSDカードをお使いのときは、必ず専用のアダプタにセットしてからダイレクトメモリースロットに挿入してください。アダプタにセットせずにダイレクトメモリースロットに直接挿入すると、取り出せなくなる場合があります。

7

[現象・質問]

スマートアクセスの指紋認証利用時に、正しく認証されないことがあります。

[対処・回答]

指紋センサーをお使いになる場合は、BIOSの「ハードウェア省電力機能」の設定を「使用しない」に変更してください。
設定方法は次のとおりです。
1.装置を起動します。
2.富士通ロゴ画面で【F2】キーを押します。
3.BIOS画面で「詳細」-「各種設定」を選択します。
4.「ハードウエア省電力機能」の項目を「使用しない」にします。
5.【Esc】キーを2回押し、「変更を保存して終了する」を選択します。

8

[現象・質問]

まれに「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」のプロパティ内の文字が正しく表示されず、【Fn】+【F10】キーのホットキーが使用できなくなります。

[対処・回答]

非常にまれに、「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」のプロパティ内の文字が正しく表示されず、【Fn】+【F10】キーのホットキーが使用できなくなります(頻度:1/100回)。
問題が発生したときは、次の手順でディスプレイデバイスの再設定をしてください。
1.接続されているすべての外部ディスプレイを外します。
2.本パソコンを再起動します。
3.再起動後、デスクトップの何もないところを右クリックし、表示されるメニューから、「個人設定」をクリックします。
「個人設定」ウィンドウが表示されます。
4.「画面の設定」をクリックします。
「画面の設定」ウィンドウが表示されます。
5.「詳細設定」をクリックします。
6.「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」タブをクリックします。
7.「グラフィックプロパティ」をクリックします。
「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」ウィンドウが表示されます。
8.左の一覧から「ディスプレイデバイス」をクリックします。
9.「シングルディスプレイ」の一覧から「ノートブック」の○が●になっていることを確認します。
もし、「ノートブック」の○が●になっていないときは、「ノートブック」の○をクリックして●にして「適用」をクリックします。
10.「OK」をクリックし、すべてのウィンドウを閉じます。

9

[現象・質問]

外部ディスプレイのホットプラグが動作しません(外部ディスプレイの接続状況が「Mobility Center」に反映されません)。

[対処・回答]

外部ディスプレイのホットプラグに対応していません。外部ディスプレイにディスプレイデバイスを変更する場合は、「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」のプロパティから変更してください。

10

[現象・質問]

動画がコマ落ちします。

[対処・回答]

動画の種類によっては、コマ落ちすることがあります。その場合は、他の動画再生アプリケーションをお使いください。動画再生の表示が改善される場合があります。
高負荷の動画の再生について、100%保証することはできません。

11

[現象・質問]

液晶ディスプレイパネルを開いたり閉じたりしたとき、「デバイスの切断音/接続音」がすることがあります。

[対処・回答]

ディスプレイドライバの仕様です。
外部ディスプレイを接続して液晶ディスプレイパネルを閉じるとき、パソコン内蔵の液晶ディスプレイは使用できないためデバイスを切り離す処理が行われており、また、開いた時に再接続が発生するため、「デバイスの切断音/接続音」が発生します。
スピーカー設定でミュートに設定すると、音は聞こえなくなります。

12

[現象・質問]

液晶ディスプレイの最大解像度より低い解像度に設定すると、画面の表示が中央表示に変わります(表示設定を、全画面表示またはアスペクト比を保持に設定していても、中央表示に変更されます)。
例:800X600を使用するゲームを実行した場合、ゲームの画面が画面中央に小さく表示されます(全画面で表示されずに、中央に表示されます)。

[対処・回答]

画面の解像度を液晶ディスプレイの最大解像度より低くすると、全画面表示(またはアスペクト比を保持)の設定が中央表示に変わります。解像度を自動的に変更するゲーム等のアプリケーションを使用するときに、全画面表示でお使いになりたい場合は、一度そのアプリケーションで使用する解像度に設定し、全画面表示に設定してください。
例:解像度を800x600に変更するアプリケーションの場合
1.画面の設定(画面のプロパティ)から解像度を800x600に変更します(解像度の変更方法はマニュアル「画面の解像度や発色数を変更する」を参照してください)。
2.「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」ウィンドウから「全画面表示(枠なし)」を選択して適用をクリックします(全画面表示と通常表示の切り替え方法はマニュアル「全画面表示と通常表示を切り替える」を参照してください)。
3.アプリケーションを起動します。

13

[現象・質問]

音楽データやCD、音声付のムービーなどを再生するとき、音飛びが発生することがあります。

[対処・回答]

CPUの負荷が高くなると発生します。使用していないアプリケーションを終了させるなどして、CPUの負荷を軽くしてください。
なお、ACアダプタを接続するか、次の方法で「電源プラン」を「高パフォーマンス」にすると改善されることがあります。「高パフォーマンス」のまま使用すると、バッテリ稼働時間が短くなることがありますので、ご注意ください。
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.「モバイルコンピュータ」内の「バッテリ設定の変更」をクリックします。
3.「高パフォーマンス」をクリックして選択します。
4.右上の「×」をクリックしてウィンドウを閉じます。

14

[現象・質問]

CDの音声が録音できません。

[対処・回答]

本機はCDのアナログ再生には対応していません。そのため、サウンドレコーダー等でCDの音声を録音することはできません。CDを録音するには、「Windows Media Player」の録音機能をお使いください。

15

[現象・質問]

スリープ中にヘッドフォンを接続してレジュームした場合、レジューム直後少しの間、内蔵スピーカーから音が聞こえることがあります。

[対処・回答]

ドライバの制限です。
なお、音声を再生中または録音中にスリープまたは休止状態にすると、レジューム後、システムが正常に動作しないことがありますので、スリープまたは休止状態にする前に、音声の再生または録音を停止してください。

16

[現象・質問]

Windows Anytime UpgradeでWindows Vistaをアップグレードすると、オーディオが正常に動作しなくなります。

[対処・回答]

Windows Vistaのアップグレード後は、添付のディスクよりオーディオドライバを再インストールしてください。
なお、最新のドライバは、FMVサポートページの「ドライバダウンロード」(http://www.fmworld.net/biz/fmv/index_down.html?fmwbfrom=download)に公開されています。

17

[現象・質問]

J52(34ch、38ch、42ch、46ch)、W53(52ch、56ch、60ch、64ch)、W56(100ch~140ch)でアドホック通信ができません。

[対処・回答]

アドホック通信は、W52のチャンネルしか使用できません。アドホック通信を行う場合は、通信を行う機器がW52で通信できることを確認してください。

18

[現象・質問]

スリープまたは休止状態からの復帰時、まれに無線ネットワークに再接続できないことがあります。

[対処・回答]

再接続できない場合は、ワイヤレススイッチを一度オフにし、再度オンに切り替えてから接続してください。接続できない場合は、もう一度接続してださい。

19

[現象・質問]

Intel(R) PRO/Wireless 3945ABG Network Connectionを搭載したパソコンで、アドホック通信が行えません。

[対処・回答]

アドホック通信を行うと、パソコンの動作が不安定になる場合があります。アドホック通信は行わないでください。本不具合に対応したドライバは、2008年6月下旬にFMVサポートページの「ドライバダウンロード」(http://www.fmworld.net/biz/fmv/index_down.html?fmwbfrom=download)に掲載される予定です。

20

[現象・質問]

接続しているアクセスポイント以外、「ネットワークに接続」ダイアログのリストに周囲のアクセスポイントが表示されない場合があります。

[対処・回答]

現在接続しているアクセスポイントからアクセスポイントを変更する場合、一度切断処理を行う必要があります。
1. 「スタート」→「ネットワーク」の順にクリックします。
2. 「ネットワークと共有センター」をクリックします。  「ネットワークと共有センター」ダイアログが表示されます。
3. 「切断」をクリックします。
4. 「ネットワークに接続」をクリックします。
「ネットワークに接続」ダイアログが表示されます。
5. 接続したいネットワークを選択し、「接続」をクリックします。
接続したいネットワークの設定に合わせて接続をしてください。

21

[現象・質問]

デュアルポイント搭載機種において、「マウスのプロパティ」の「デバイス設定」タブで「デバイス設定:Synaptics TouchStyk Vx.x」を開き、「ボタン」の項目で任意のボタンに「ボタンを押しながらポインティングスティックをスクロールする」を設定してスクロールを行う場合、マウスポインタも操作方向へ動作します。

[対処・回答]

マウスポインタを動かさずにスクロールさせたい場合、「マウスのプロパティ」の「デバイス設定」タブで「デバイス設定:Synaptics TouchPad Vx.x」を開き、「バーチャルスクロール」の項目で「垂直スクロールを使用する」または「水平スクロールを使用する」を設定して、フラットポイントのスクロール機能をお使いください。
また、修正ドライバを1月下旬にFM-World上で公開する予定です。

22

[現象・質問]

指紋の登録時や指紋認証時に、指紋を入力できなくなることがあります。

[対処・回答]

指紋認証ソフトウェアを使用して認証や登録などの指紋入力を行う場合は、必ず画面を確認し、指紋の入力が可能な状態になってから指紋センサーに指を置いてスライドしてください。指紋センサーに指を触れたままの状態で指紋認証または指紋登録などの指紋の読み取り処理が開始された場合や、システムの負荷が高い状態(別のプログラムを実行しながらの指紋認証や、ユーザーの切り替え処理など)で指紋の読み取り処理が開始された場合、指紋センサーの初期化処理に時間がかかり、指紋の読み取りが可能になるまで時間がかかることがあります。指をスライドしても指紋入力画面の表示が変わらないなど、指紋の読み取りができなくなった場合には、いったん指紋センサーから指を離し、しばらく待ってからもう一度指紋の読み取り操作を行うか、または指紋の読み取り処理をキャンセルし、あらためて指紋入力画面を開いてから指紋の読み取り操作をしてください。

23

[現象・質問]

スリープからの復帰後などに、「ATSwpNav Application は動作を停止しました」というメッセージが表示され、スクロール機能が使えなくなることがあります。

[対処・回答]

このメッセージが表示された場合は「プログラムの終了」をクリックし、メッセージを閉じてください。
スクロール機能を再度有効にするためには、いったんWindowsからログオフし、再度ログオンしてください。

24

[現象・質問]

同時表示(クローンモード)のときに、コピープロテクトされたDVDが再生できません。

[対処・回答]

Windows Vista/COPPの仕様制限により、同時表示(クローンモード)のときは、コピープロテクトされたDVDが再生できません。

25

[現象・質問]

Windows Media Centerに搭載されている標準のDVD再生機能が正しく動作しないことがあります。Windows Media CenterはWindows Vista Home Premiumに含まれています。

[対処・回答]

DVDの再生には「WinDVD」を使用してください。

26

[現象・質問]

PCMCIAアダプタ経由で接続されているスマートカード読み取り装置を内蔵の機種で、省電力モードへ移行したときに、PCカード、ダイレクトメモリスロットを「無効にする」に設定している場合、省電力モードへ移行したときに、スマートカード読み取り装置も無効になります。

[対処・回答]

省電力モードでスマートカード読み取り装置を使用するときは、省電力ユーティリティの設定画面で「PCカード、ダイレクトメモリスロット」を「何もしない」に設定してください。

27

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの使用時、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定している場合、Windowsログオン時に「セキュリティチップに接続できませんでした。もう一度やりなおしてください。」と表示され、Windowsにログオンできない場合があります。

[対処・回答]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定したままでBIOSセットアップのセキュリティチップを無効にした場合、セキュリティチップが使用できないためWindowsにログオンできなくなります。BIOSセットアップでセキュリティチップを「Disabled」にする場合には前もって「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを解除してください。解除する前にBIOSセットアップでセキュリティチップを「Disabled」にした場合には、再起動してBIOSにてセキュリティチップを「Enabled」に設定してください。

28

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの使用時、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定しているとき、Windowsログオン時に「機器構成が変更されています。登録時の構成に戻すか、または現在の構成が正しいことを確認して機器構成情報を再登録してください。」と表示されることがあります。

[対処・回答]

ハードウェアの構成や設定、およびBIOSセットアップの設定を変更する場合は、あらかじめ「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを行わない設定にしたうえで変更してください。
変更後は、Windowsを起動して「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の環境設定ツールの「機器監査」から「現在の機器構成情報の登録」でハードウェア構成を再登録してから、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを行う設定に戻してください。
もし、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定したままハードウェアの構成や設定、およびBIOSの設定を変更したときは、一度電源を切り、設定を元に戻してからWindowsを一度起動し、Windowsへログオンせずに再起動し直してから、上記手順を必ず行うようにしてください。
機器監査については、「FMVマニュアル」内にある『セキュリティチップ取扱説明書』の「機器監査について」をご覧ください。

29

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsのログオン認証を行う他の製品やアプリケーションと「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」のWindowsログオン機能を併用した場合、正しく動作しないことがあります。

[対処・回答]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」をインストールする前に、Windowsのログオン認証を行う他の製品やソフトウェアをアンインストールするか、Windowsのログオン認証を行う他の製品のログオン画面を変更しない設定にしてから、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」をインストールしてください。

30

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」で、USB接続の認証デバイスに初期化エラーなどが発生して、認証に失敗することがあります。

[対処・回答]

デバイスを元のUSBポートに差し替えてください。

31

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」でのWindowsログオン時に、パスワードが一致しないエラーとなり、ログオンできないことがあります。

[対処・回答]

Windowsパスワードの変更は、必ずWindowsのセキュリティ画面の「パスワードの変更」から行うようにしてください。

32

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】認証デバイスが正しく動作せず、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の認証ができないことがあります。

[対処・回答]

「Portshutter」を使用して認証デバイス自体を無効にすると、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」による認証ができなくなることがあります。
「Portshutter」の設定を使用可能にしてください。

33

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップ使用時、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の、バックアップデータをリストアできないことがあります。

[対処・回答]

バックアップツールの「Infineon Security Platform初期化ウィザード」ではキャンセルなどは行わないでください。誤ってキャンセルした場合は、再度バックアップを行うようにしてください。

34

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」をアンインストール後、Windowsのパスワードが不明なためログオンできない場合があります。

[対処・回答]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」をアンインストールする前に、一度パスワードの自動生成をオフにした状態でWindowsにログオンし、【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押して表示されたセキュリティ画面からパスワードを変更してください。
アンインストールした後にパスワードを変更するには、他のWindows管理者権限を持つユーザーでログオンし、「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」でパスワードが不明なユーザーを選択し、パスワードを再設定してください。

35

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ドメインによって管理されているパソコンに「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」をインストールした後、管理者ウィザードでユーザーの登録を行うと、エラーが発生し登録に失敗することがあります。

[対処・回答]

ドメインによって管理されているパソコン上で「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」を使用するときは、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の管理を行うユーザーを次の2つのグループに所属させてください。
・ローカルコンピュータ側のAdministratorsグループ
・ドメインコントローラ側のDomain Adminsグループ

36

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】管理者ウィザードや、「環境設定」-「ユーザー情報管理」-「セキュリティチップ」で表示されるWindowsアカウントの一覧にはパスワードの期限が切れたユーザーは表示されませんが、Windows Vista Business、Windows Vista Enterprise、Windows XP Professional、またはWindows Tablet PC Edition 2005において、パスワードの有効期限が切れたユーザーのパスワードを変更しても、一覧に表示されないことがあります。

[対処・回答]

Windowsを再起動するまで一覧には反映されません。パスワードの変更後にWindowsを再起動してください。

37

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ユーザー情報設定を起動するなどして、SMARTACCESSの認証画面を表示しているとき、【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押してセキュリティ画面に移行した後、再びWindowsデスクトップ画面に戻ると、SMARTACCESSの認証画面が消えます。

[対処・回答]

実施した操作を繰り返してください。

38

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】カード抜き取り後のカウントダウン中にスマートカードを抜き差しすると、「テープがテープドライブにセットされていません。」というエラーが表示されることがあります。

[対処・回答]

スマートカードのリーダ/ライタへのアクセス中にカードを抜き差しすると、カードのデータ破損やシステム破損などのエラーの原因になるので、アクセス中はカードの抜き差しをしないでください。

39

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「ログオン情報の自動登録:する」に設定した場合、Windowsログオンするときにログオン情報の登録画面が表示されますが、そのときの条件により予期せぬ動作が発生することがあります。

[対処・回答]

認証デバイスへのログオン情報登録時に表示されるデバイス認証ウィンドウは、Windowsログオン時に表示されるWindowsログオン認証ウィンドウと酷似しているため、Windowsへのログオン自体の可否と誤解される可能性があります。
ログオン時にログオン情報を自動登録する場合は、処理をキャンセルしないでください。次回ログオン時も再入力することになり、セキュリティ上好ましくありません。
また、パスワード変更時に認証デバイスへのログオン情報の登録をキャンセルすると認証デバイスに記録されたパスワードが更新されず、「SMARTACCESSでのWindowsへのログオンができなくなる」「パスワード変更ができなくなる」などのトラブルの原因となりますのでご注意ください。

40

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Tablet PCのログオン画面に標準で表示されているスクリーンキーボードを使用して、SMARTACCESSの認証ダイアログに入力することができません。

[対処・回答]

ログオン画面の左下にある「コンピュータの簡単操作-スクリーンキーボード」で表示されるスクリーンキーボードをお使いください。

41

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】アプリケーションログオンでログオン対象の画面を表示している時にカードを抜き取ると、キーボード/マウス操作のみ禁止したまま認証画面が表示されることがあります。

[対処・回答]

カードをセットすることでカード抜き取り時の動作であるキーボード/マウス操作のみ禁止されていた状態から解除され、アプリケーションログオンが正常に行われます。

42

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】スクリーンセーバー、スリープ、休止状態からの復帰時に、カードリーダ/ライタを抜き取ると、「パスワードによる保護」の設定に関係なく「カードリーダ/ライタ抜き取り時の動作」が行われます。

[対処・回答]

スクリーンセーバー、スリープ、休止状態からの復帰時に、Windowsで設定した「パスワードによる保護」の設定通り動作させたいときは、カードリーダ/ライタを抜き取らないようにしてください。抜き取りをした場合は、そのまま動作が完了するまでお待ちください。

43

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsのパスワード変更に失敗した場合、ログオンできなくなることがあります。

[対処・回答]

Windowsのパスワード変更に失敗した場合、パスワード変更の処理が完了しデスクトップに戻るまで、カードを抜き取らないでください。
抜き差しをしてカード内の情報の書き込みに失敗した場合は、パスワードの不整合が起きている可能性があります。ユーザー情報設定を起動して、カード内のWindows情報のパスワードを変更前のパスワードに設定し直してください。
万が一、パスワードがわからない場合は管理者に連絡してください。

44

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】OSのスリープ状態から復帰するとき、パスワード入力をする設定にしている場合、SMARTACCESSの認証で、ユーザーキーパスワードまたはPINを文字入力する設定にしていると、1文字目の入力直後あるいはポインタの挙動時に、入力画面が再表示して動作を受け付けないことがあります。

[対処・回答]

ユーザーキーパスワードまたはPINを文字入力する認証画面が一度閉じられた後、再表示されますので、入力し直してください。

45

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ユーザー名が21文字以上の場合、ログオンやロック解除、パスワード変更に失敗することがあります。

[対処・回答]

SMARTACCESSは、ユーザー名が21文字を超えると正しく動作しません。ただし次のように操作すると、ログオンやロック解除ができるようになります。
・Windows Vistaの場合
ユーザー情報設定などでログオン情報を登録するときに、登録するドメイン名をWindows Server 2003の形式にしてください。また、ログオン、ロック解除、パスワード変更は、ドメインサーバに接続した環境で行うようにしてください。
・Windows XPの場合
ユーザー情報設定などでログオン情報を登録するときに、ドメイン名の欄にログオン先のドメインを登録せず、ユーザー名を「<ユーザー名>@<ドメイン名>」という書式(ユーザープリンシパル名)で登録してください。登録するドメイン名をWindows Server 2003の形式にしてください。

46

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】アプリケーションログオンを実行中にユーザー情報設定や環境設定などのツールを起動すると、ツールがマウスやキーボード入力を受け付けることができず、応答なし状態になることがあります。

[対処・回答]

アプリケーションログオンをしている間は、ユーザー情報設定や環境設定などのツールを起動しないようにしてください。
もし、ツールを起動し応答なし状態になった場合には、先にアプリケーションログオンの認証を行ってログオンを完了させるか、あるいは表示中の認証画面を閉じてください。

47

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】アプリケーションログオンを実行中にカードを抜き取った場合、カードをセットしても抜き取り時の動作を解除できず、応答なしになったり、ロックが解除できなくなったりすることがあります。

[対処・回答]

アプリケーションログオンをしている間は、カードの抜き取りは行わないでください。
もし、抜き取ってカードをセットしても反応しなくなった場合は、【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押してセキュリティ画面へ移動し、一度ログオフしてください。

48

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ユーザー情報設定を起動し、認証画面が表示される前に【Windows】+【L】キーを押すと、「コンピュータをロックしています…」のままロック状態に移行しないことがあります。

[対処・回答]

ユーザー情報設定を起動後にコンピュータのロックを行う場合には、認証画面が表示されたことを確認してから、コンピュータのロックをしてください。
なお、コンピュータのロックを行うと、その直前までにSMARTACCESSの認証画面が表示されていた場合には、認証画面が自動的に閉じられます。

49

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】スリープや休止からの復帰後に、利用ログをサーバーに転送できないことがあります。

[対処・回答]

本現象は、利用ログの転送先サーバーに接続が失敗した場合に発生します。
サーバーに接続するためのログオンIDとパスワードが正しいものであっても、ネットワークの状態によっては接続に失敗することがあります。スタンバイやスリープ、休止状態からの復帰時には、ネットワーク接続に時間がかかるため、本現象が発生しやすくなります。この場合には、一度ログオフしてから、再度ログオンを行ってください。

50

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】ICカード(FeliCa方式)を使用している環境で、セキュリティ画面からデスクトップに戻った後に、カードをタッチしてもコンピュータのロックが行われないことがあります。

[対処・回答]

カードタッチ中に、【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押してセキュリティ画面に移行すると、本現象が発生することがあります。カードタッチ中は、他の操作を行わないでください。

51

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップの復元に失敗することがあります。

[対処・回答]

自動バックアップファイル(デフォルトでは「SPSystemBackup.xml」)と復元用トークンファイル(デフォルトでは「SPEmRecToken.xml」)の格納場所を移動する場合は、自動バックアップファイルと復元用トークンファイルと同じ場所にある「SPSystemBackup」フォルダも移動してください。また「SPSystemBackup」フォルダは、自動バックアップファイルと同じ場所に設置してください。

52

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】カードのポーリング動作(カードの抜き取り/挿入状態の監視)が再開されないことがあります。

[対処・回答]

カードのポーリング動作(カードの抜き取り/挿入状態の監視)をしている場合は、カードを抜き取り/挿入後、設定した処理が実行されることを確認してから席を離れるようにしてください。
設定した動作が行われない場合は、【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押してセキュリティ画面に移行後、「キャンセル」をクリック、または【Esc】キーを押してデスクトップに戻ってください。

53

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】スマートカード証明書を使用してログオンしているとき、Windowsパスワードの変更は行えません。

[対処・回答]

Windowsパスワードの変更を行う場合は、ログオンにスマートカード証明書を使用せず、ユーザー名、パスワードを入力してログオン後、パスワードを変更してください。

54

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsメールで、暗号化されているメールを選択してもスマートカードの要求ダイアログが表示されずに、「メッセージの暗号を解読できませんでした」と表示されることがあります。

[対処・回答]

スマートカードをリーダ/ライタに挿入後、メールを選択してください。

55

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】管理者ウィザードを使用してSMARTACCESSアカウントを登録する場合、「原因不明のエラー」が発生したり、正しく登録できなかったりすることがあります。

[対処・回答]

原則として、各SMARTACCESSアカウントのパスワードは、セキュリティのため異なるパスワードを設定してください。
管理者ウィザードをお使いになるときは、一時的に「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を「しない」に設定するか、「ログオンの認証回避」をしてWindowsへログオンしてください。

56

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】Windowsログオン時やロック解除時に、認証パターンの切り換えや、キー操作による強制ログオフが行えません。

[対処・回答]

本現象は、「ログオンの認証回避」を「しない」に設定している場合に発生します。「ログオンの認証回避」を「する」に設定することで「認証パターンの切り換え」や「キー操作による強制ログオフ」を行うことができます。
・Windows Vistaをお使いの場合、次の手順で任意のユーザーを強制ログオフさせることができます。
1.コンピュータがロックされている場合は、「ユーザーの切り替え」をクリックします。「ユーザーの切り替え」はSMARTACCESSの認証ダイアログに隠れていることがあります。
2.強制ログオフさせたいユーザーとは別の管理者ユーザーでWindowsにログオンします。
3.タスクマネージャの「プロセス」タブをクリックし、「すべてのユーザーのプロセスを表示」をクリックします。ここでユーザーアカウント制御のメッセージが表示された場合には「続行」をクリックします。
4.タスクマネージャの「ユーザー」タブをクリックし、強制ログオフ対象を行うユーザーを選択してから、「ログオフ」をクリックします。
・Windows XPをお使いの場合、「ログオンの認証回避」を「しない」に設定している場合も、「コントロールパネル(クラシック表示)」-「管理ツール」-「ローカルセキュリティポリシー」-「ローカルポリシー」-「セキュリティオプション」-「対話型ログオン:Ctrl+Alt+Delを必要としない」を無効に設定すると、「Windowsへようこそ」または「コンピュータのロック」の画面では「認証パターンの切り換え」や「キー操作による強制ログオフ」を行うことができます。

57

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】SMARTACCESSの画面が最前面に表示されないことがあります。

[対処・回答]

マウスクリックをしたり、【Alt】+【Tab】キーを押したりして、入力画面を最前面に表示し、エラーメッセージを確認してください。

58

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」のアプリケーションログオン設定でパスワード入力画面の登録をした後、登録したアプリケーションを起動しても、正常にID、パスワードの入力もしくは「OK」ボタンの押下などが正常に行われず、処理が進まなくてログオンできないことがあります。また、「パスワード入力画面登録ツール」の「入力エミュレートの確認」画面からの入力エミュレートと、実際のアプリケーションログオンとで動作が異なる場合があります。

[対処・回答]

パスワード入力画面を登録した後に、アプリケーションログオン機能が使用できるかどうかを、必ず事前に実際のアプリケーションログオン機能で試用して、確認してください。
アプリケーションログオン設定にてパスワード入力画面の登録を行うとき、IDやパスワード入力欄もしくは「OK」ボタンの指定を間違って登録した可能性があります。この場合は、登録した情報をいったん削除して、もう一度正しく設定してください。
アプリケーションによっては、ユーザーIDなどを入力するまではパスワード入力欄が入力できないように設計されているものがあります。このようなアプリケーションで自動入力を設定した場合、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」のパスワード自動入力が使用できないことがあります。この場合は、パスワード入力欄や「OK」にはアプリケーションログオン機能を使わず、手動で入力してください。

59

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」にて、パスワード入力画面がWebページや、Webページ上に表示されているJavaアプレットまたはActiveXを使用したパスワード入力画面のとき、アプリケーションログオンが正常に動作せずログオンに失敗することがあります。

[対処・回答]

・「Internet Explorer」から反応があるまで待つか、画面保護をしない設定にしてください。
・参照先のURLをインターネットオプションで「信頼済みサイト」として登録しておく必要があります。
・パスワード入力画面を表示すると「Internet Explorer」がセキュリティ警告を表示する場合は、あらかじめ次の手順で、セキュリティ警告が表示されないように設定してください。また、セキュリティに問題があるようなサイトにログオンしないでください。そのサイトが信頼できると確認できた場合に限ります。
1.「コントロールパネル」やスタートメニューから「インターネットのプロパティ」を表示します。
2.「セキュリティ」タブをクリックします。
3.「信頼済みサイト」をクリックします。
4.「サイト」をクリックし、「信頼済みサイト」を表示します。
5.「次のWebサイトをゾーンに追加する」にパスワード入力画面のURLを入力し、「追加」をクリックします。URLが「http://」で始まる場合には「このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認(https:)を必要とする」のチェックを一時的に外してからURLを入力します。
6.「OK」をクリックし、「信頼済みサイト」を閉じます。
7.「OK」をクリックし、「インターネットのプロパティ」を閉じます。
セキュリティポリシーにより上記の設定が行えない場合は、環境設定で「ログオン認証」の「操作保護:しない」および「シングルサインオン:しない」と設定するか、対象となるパスワード入力画面のアプリケーションログオン情報を削除するなどしてください。

60

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】カードのポーリング動作のうち「キーボード/マウス操作のみ禁止する」が常にグレー表示になっていて選択できません。

[対処・回答]

「必ずお読みください.txt」に記載されているとおり、Windows Vista上では「キーボード/マウス操作のみ禁止する」設定は使用できません。「コンピュータをロックする」など他の設定をお使いください。

61

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic、SMARTACCESS/Premium共通】セキュリティチップが無効の状態でWindowsのファイル暗号化(EFS)を行うと、新たにセキュリティチップで管理外の暗号鍵が生成され、セキュリティチップでは保護されない暗号ファイルが生成されます。以降、セキュリティチップを有効にしても、セキュリティチップで保護されない暗号ファイルが生成されつづけます(暗号化されたファイルがセキュリティチップのユーザーパスワードを入力せずに開けるようになります)。

[対処・回答]

次の手順で、暗号鍵をセキュリティチップで生成されたものに再設定してください。
1.SMARTACCESSの「環境設定」を起動してください。「ユーザ情報管理」→「セキュリティチップ」を選択し、再設定を行うユーザー名が選択されていることを確認し、初期化をクリックしてください。
2.「ユーザー初期化ウィザード」が起動します。「次へ」をクリックし、「暗号化ファイルシステム(EFS)によるファイルとフォルダの暗号化」のチェックボックスを選択状態にしてから、「次へ」をクリックしてください。
3.再設定する証明書が表示されていることを確認して、「次へ」をクリックしてください(通常は選択し直す必要はありません)。
4.「Security Platform証明書を使用するように、EFSを設定する。」と表示されていることを確認し、「次へ」をクリックしてください。
5.「完了」をクリックし、ウィザードを終了してください(適宜、環境設定を終了してください)。

62

[現象・質問]

Windows Vistaでアップグレード後にWindows Vistaを起動すると、デスクトップ画面で「設定が破壊されたため、ポートをロックしました。管理者にお問い合わせください。」とメッセージが出る場合があります。
また、USB接続のデバイス(マウス、キーボード)、CD/DVDドライブなどが使用できなくなります。Portshutterの管理者用設定ツールも起動できなくなります。

[対処・回答]

Vistaでアップグレードする場合は、アップグレード前に必ずPortshutterをアンインストールし、アップグレード後に再インストールしてください。
この現象が発生した場合は、リカバリを実施したあと、再度アップグレードを行ってください。

63

[現象・質問]

USB接続のマウス、キーボードをご利用の場合にWindows Vistaでアップグレードすると、アップグレード後のセットアップ中にマウス、キーボードが動作しなくなります。

[対処・回答]

Vistaでアップグレードする場合は、アップグレード前に必ずPortshutterをアンインストールし、アップグレード後に再インストールしてください。
この現象が発生した場合は、リカバリを実施したあと、再度アップグレードを行ってください。

64

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic V1.1L30】制限ユーザーでWindowsへログオンしている間、指紋認証が正常に行えません。

[対処・回答]

本現象は、Windowsに制限ユーザーでログオンしている間に指紋認証を行うと発生します。
ユーザー情報設定の起動時やアプリケーションログオンの指紋認証で、指紋の照合を行うと正しい指紋であっても、
「照合できません。登録されている指紋と一致しません。原因として次のことが考えられます。
・指が違っています。
・指紋が登録されていないユーザーです。
・ユーティリティのキャリブレーションが実行されていないか、指対応モードの設定と指が合っていません。」
というエラーメッセージが表示され、照合に失敗します。
本現象が発生する場合は、Web上で公開されているアップデート版である「SMARTACCESS/Basic V1.1L30A」をインストールしてください。
V1.1L30のままでこの現象を回避するには、指紋認証画面表示中に【F10】キーを押してバイオパスワード認証画面に切り替え、バイオパスワードで認証してください。
もし【F10】キーを押下してもバイオパスワード認証画面に切り換わらない場合は、高セキュリティモードで運用していますので、高セキュリティモードを解除してください。
高セキュリティモードを解除するには、環境設定を起動して「ポリシー」-「指紋」-「認証モード」の「設定」ボタンをクリックし、「高セキュリティモードで運用」を「しない」に設定を変更してください。
なお、Windowsログオン時の指紋認証によるログオン時は管理者権限で動作しているため、どのユーザーでも指紋認証は正常に動作します。

このページの先頭へ