[Windows Vista] エディションの種類について教えてください。

日本国内版のWindows Vistaには、5種類のエディションがあります。
エディションによって、機能などが異なります。

Windows Vista Home Basic

Windows Vista Home Basic（ウィンドウズ ビスタ ホーム ベーシック）は、家庭向けのエディションです。
Windows XP Home Editionの後継にあたります。

比較的低いスペックのパソコンでも、快適にWindows Vistaを使用できます。
ただし、Windows AeroやWindows Media Centerなど、Windows Vistaの特徴的な機能を備えていません。

Windows Vistaの環境で、安全にパソコンを楽しむために基本的な機能を備えたエディションです。

Windows Vista Home Premium

Windows Vista Home Premium（ウィンドウズ ビスタ ホーム プレミアム）は、家庭向けのエディションです。
Windows XP Media Center Editionの後継にあたります。

Windows AeroやWindows Media Centerを搭載しており、家庭でWindows Vistaをお使いいただくのに最も適したエディションです。
ただし、Windows Vista Home Basicよりも高いスペックを要求されます。

Windows Vista Business

Windows Vista Business（ウィンドウズ ビスタ ビジネス）は、企業向けのエディションです。
Windows XP Professionalの後継にあたります。

家庭向けのエディションと比べて、ドメインに参加したり、リモートデスクトップを実現できたりするなど、企業でWindows Vistaをお使いいただくのに適したエディションです。

ただし、Windows Medeia Centerなど、エンターテイメントに関する機能が搭載されていません。

Windows Vista Enterprise

Windows Vista Enterprise（ウィンドウズ ビスタ エンタープライズ）は、大企業向けのエディションです。

Windows Vista Businessに加えて、より高いセキュリティ機能やUNIXのアプリケーションを動作できる機能を搭載しています。

Windows Vista Enterpriseは店頭などでは販売されず、マイクロソフト社とソフトウェア契約（ソフトウェア アシュアランス）を結んだユーザーにのみ提供されます。

Windows Vista Ultimate

Windows Vista Ultimate（ウィンドウズ ビスタ アルティメット）は、家庭向け・企業向けの機能を搭載した最上位のエディションです。
Windows Vista Home PremiumとWindows Vista Businessの機能をすべて搭載しています。

Windows Vistaのエンターテイメントに関する機能と、高度なネットワークに関する機能などを同時に利用できるほか、Windows Vista Ultimate専用のサービスも受けることができます。

一台のパソコンを自宅や職場で使用する場合などに適したエディションです。