回復ドライブとシステム修復ディスクの違いについて教えてください。

回復ドライブには、システムファイルをバックアップできます。
システム修復ディスクには、バックアップできません。

システムファイルをバックアップすると、次のような場合でも、回復ドライブだけでパソコンを初期状態に戻すことができます。

• パソコンの内蔵ハードディスク / SSD内のWindowsに問題が発生している場合
• パソコンの内蔵ハードディスク / SSD内のデータがすべて削除されている場合

万が一の場合に備えて、回復ドライブはできるだけ早く作成しておくことをお勧めします。

作成に使用する媒体は、次のとおりです。

• 回復ドライブ
  
  
  • USBメモリ（32GB以上）
  
  
• システム修復ディスク
  
  
  • CD-R、CD-RW
    
    
  • DVD-R、DVD-RW、DVD-R DL
    
    
  • DVD+R、DVD+RW、DVD+R DL
    
    
  • BD-R、BD-RE
    
    
  • BD-R DL
    
    
  • BD-R XL
  
  
  アドバイス

  
  

  • Blu-ray Discは、それぞれに対応したドライブ搭載機種でのみ利用できます。
  • お使いの環境により、システム修復ディスクの作成に必要なディスクの容量は異なります。
    
    このため、CD-Rなどはご利用になれない場合があります。
    CD-Rなどで容量が不足する場合は、さらに容量の大きなディスクをご利用ください。

回復ドライブと、システム修復ディスクで使用できる機能は、次のとおりです。

回復ドライブのみの機能

回復ドライブのみの機能は次のとおりです。

• ドライブから回復する
  
  
  
  バックアップしたシステムファイルを使用して、パソコンを初期状態に戻すことができます。
  詳細については、次のQ&Aをご覧ください。
  
  [Windows 11] 回復ドライブでリカバリする方法を教えてください。
  
  [Windows 10] 回復ドライブでリカバリする方法を教えてください。

回復ドライブとシステム修復ディスクの共通の機能

回復ドライブとシステム修復ディスク共通で使用できる機能は次のとおりです。

（※）は、内蔵ハードディスク / SSD内のデータに問題がある場合や、データが消失している場合、正常に動作しない可能性があります。

• このPCを初期状態に戻す（※）
  
  
  
  パソコンに内蔵されたハードディスク / SSD内のWindows のシステムファイルを使用してパソコンを初期状態に戻します。
  なお、環境によって、システム修復ディスクでは表示されないことがあります。
  
  
• システムの復元（※）
  
  
  
  パソコンに保存された復元ポイントを使用して、パソコンのシステムファイルを以前の時点の状態に戻します。
  
  
• イメージでシステムを回復
  
  
  
  事前にバックアップしたシステムイメージを使用して、Windowsを回復します。
  回復ドライブを作成したUSBメモリ以外に、システムイメージをバックアップした外付けハードディスクやUSBメモリなどが必要です。
  
  
• スタートアップ修復（※）
  
  
  
  パソコンをスキャンして問題を検出し、正常に起動できるように問題の修復を試みます。
  
  
• コマンドプロンプト
  
  
  
  コマンドプロンプトを起動します。
  
  
• 更新プログラムのアンインストール（※）
  
  
  
  以前のバージョンのWindowsに戻したり、最新の品質更新プログラムをアンインストールしたりできます。
  Windowsのバージョンによっては、表示されません。
  
  
• 以前のビルドに戻す（※）
  
  
  
  以前のバージョンのWindows、または以前のビルドのWindowsに戻します。
  Windowsのバージョンによっては、表示されません。