Q&Aナンバー【1908-7718】更新日:2022年7月23日

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正しい知識で、安全活用! ACアダプタの取り扱い

ACアダプタ
ACアダプタとは、パソコンに電源を供給する電源装置です。

パソコン本体からコンセントに繋がるケーブルの間にあり、四角い箱の形をしています。
(ACアダプタが無いパソコンもあります)

FMVパソコンのACアダプタには、パソコンとの接続部分がDC-INプラグのものと、USB Type-Cコネクタのものがあります。

ACアダプタは、パソコンを使用するために不可欠なものですが、誤った使い方をすると、思わぬ故障や事故の原因となる恐れがあります。

パソコンを安心してお使いいただけるように、ACアダプタ・電源ケーブルの正しい使い方などを紹介します。

本Q&Aでは、電源ケーブルとACアダプタのケーブルを「電源ケーブル」と表記しています。





ご注意

添付・指定以外のACアダプタは使用しないでください。

添付もしくは指定された以外のACアダプタや電源ケーブルを製品に使ったり、製品に添付のACアダプタや電源ケーブルを他の製品に使ったりしないでください。

感電、火災の原因になります。




正しい使い方を覚えましょう


ACアダプタと電源ケーブルの根元部分や電源ケーブルを、過度に曲げたり引っ張ったりすると、損傷/断線し故障や事故につながるため、ていねいに取り扱ってください。

特に、持ち運びできるノートパソコンでは、ACアダプタの取り外しや収納が多くなるため、日ごろから正しい使い方を意識することが必要です。

電源ケーブルをACアダプタにきつく巻きつけない
ACアダプタに電源ケーブルをきつく巻きつけるなどして、根元部分に負担をかけないでください。

根元部分に負担をかけたまま、あるいは傷んだまま使用すると、芯線が露出したり、断線したりして、事故の原因となります。


アドバイス


ご購入時に、ACアダプタに電源ケーブルが巻き付けられていた場合、パソコンを持ち運ぶ際などは、ACアダプタに電源ケーブルを巻き付けることも可能です。


ACアダプタに電源ケーブルが巻き付けられている状態
(ACアダプタに電源ケーブルが巻き付けられている状態の例)


ただし、次の点には注意をしてください。


  • ACアダプタに電源ケーブルをきつく巻き付けるなどして、根本部分に負担をかけないでください。

  • 電源ケーブルをACアダプタに巻き付けるときは根元を強く引っ張らないでください。

  • 電源ケーブルをACアダプタに巻き付けた状態のまま使用しないでください。




電源ケーブルを無理に折ったり、引っ張ったりしない
電源ケーブルを無理に折ったり、引っ張ったりしないでください。
電源ケーブルや根元部分に負担がかかり、破損する恐れがあります。

ACアダプタの抜き差しなどは、途中の電源ケーブルを持たないで、プラグを持って行ってください。


持ち運ぶときはケーブルを外す
ノートパソコンを持ち運ぶときは、ACアダプタを含め、ケーブル類を全て取り外した状態で、カバンなどに入れてください。

接続したまま持ち運ぶと、ケーブルやパソコン本体のコネクタ部分を破損する恐れがあります。


電源ケーブルの上に物をおかない
電源ケーブルの上に物を置かないでください。
ケーブルや根元部分に負担がかかり、破損する恐れがあります。

また、キャスター付きのイスを移動する場合などは、電源ケーブルを踏んだり、巻き込んだりしないように、ご注意ください。


ACアダプタに強い衝撃を与えない
AC アダプタ本体を落下させるなど、強い衝撃を与えないでください。

カバーが割れたり、変形したり、内部の基板が壊れ、事故の原因となります。


ACアダプタを宙づりにしない
ACアダプタを接続して、ノートパソコンを使用するときは、ACアダプタも机の上に置くなど、安定した場所に置いてください。

机から宙づりの状態で使用すると、ACアダプタ自身の重さで電源ケーブルに負担がかかります。

また、ふとんやクッションの上など、熱がこもりやすい場所では使用しないでください。
放熱が妨げられ、故障の原因となります。



ACアダプタ・電源ケーブルに負担が少ないしまい方

ACアダプタ・電源ケーブルに負担が少ないしまい方
ACアダプタをしまうときは、電源ケーブルなどをACアダプタにきつく巻きつけないでください。

ケーブル類は束ねたうえで、根元部分に負担をかけないようにマジックテープのようなもので、ACアダプタに固定しましょう。



ACアダプタの外観を確認しましょう


ACアダプタ・電源ケーブルの外観に異常が見られる場合、内部が破損している、または破損する恐れがあります。

パソコン本体に電源を供給できていても、次のような状態のときは、故障や事故につながる恐れがあります。すぐに使用を中止してください。

新しいACアダプタは、富士通のホームページなどから簡単にお求めいただけます。
お使いの機種に応じたACアダプタをご注文ください。



電源ケーブルが裂けた状態。非常に危険!!
電源ケーブルが裂けているなど、外側が損傷し、中が見えているときは、非常に危険な状態です。

ACアダプタをパソコン本体、コンセントの両端から、すぐに外してください。

電源ケーブルが裂けた箇所をビニールテープで補修するなどの処置をして使用しないでください。大変危険です。



電源ケーブルに傷が付いた状態。いつ断線してもおかしくない状態

電源ケーブルをねじったり、ACアダプタにきつく巻きつけたりしたまま保管しておくと、ねじれの跡が残ることがあります。
また、電源ケーブルに強い衝撃が加わったり、物を置いたりした場合は、電源ケーブルに傷などが付くことがあります。

上のような電源ケーブルは、いつ断線してもおかしくない状態です。


根元が完全に折れた状態。いつ断線してもおかしくない。根元が曲がり、断線しかかっている。

ACアダプタと電源ケーブルの根元部分が曲り、元に戻らないときは、断線しかかっている恐れがあり、いつ断線してもおかしくありません。

電源ケーブルの根元部分に負担をかけた状態で、ACアダプタに巻きつけたときに、根元部分が損傷することがあります。


ご参考


ACアダプタの購入は、次のお電話、またはショッピングサイトにてお申し込みください。

ショッピングページ〓 富士通 WEB MART 〓(新しいウィンドウで表示)

0120-719-242(9時〜19時)

なお、ショッピングサイトでのお申し込み手順は、次のQ&Aで詳しく案内しています。

Q&AACアダプタやバッテリの購入方法を教えてください。(新しいウィンドウで表示)



パソコン本体との接続も確認しましょう


パソコン本体とACアダプタを接続したまま持ち運ぶなど、パソコン本体とACアダプタを接続する部分(DC-INコネクタやUSB Type-Cコネクタ)に無理な力が加わると、パソコン本体も破損する恐れがあります。

パソコン本体とACアダプタを接続する部分も定期的に確認しておきましょう。


DC-INコネクタの確認
(点灯状態は状況や機種によって異なります)
ACアダプタをパソコン本体に接続し、次のような状態のときは、故障や事故につながる恐れがあります、すぐに使用を中止し、修理を行ってください。

  • DC-INコネクタ、DC-INプラグ、USB Type-Cコネクタ(パソコン側、ACアダプタ側)に破損がある

  • パソコン本体からACアダプタが自然に抜けてしまうなど、パソコン本体とACアダプタを接続する部分が大きくぐらつく

  • 指で押すと、バッテリ充電ランプ(バッテリ充電/残量ランプ)が消灯する

    バッテリ充電ランプ、バッテリ充電/残量ランプ (バッテリ充電ランプの表示)

  • 挿し込み部分から、バチバチ、といった異音がする


その他の状態でもパソコン本体とACアダプタを接続する部分に異常が見られる場合は、故障や事故につながる恐れがあります。

そのような場合でも、すぐに使用を中止し、修理を行ってください。



ご参考





コンセント部分も確認しましょう


電源プラグがコンセントにしっかりささっていなかったり、電源プラグにホコリが溜まっていたりすると、思わぬ事故が発生することがあります。

ホコリを取り除き、電源プラグはコンセントにしっかり接続してください。


ご参考


電源プラグをコンセントに接続した瞬間、火花がでることがあります。

ホコリなどが溜まっておらず、正常に使用している状態で発生する場合は、問題ありません。

これは、一般の家電でも発生する現象で、電源プラグをコンセントに挿した瞬間に、電源回路内のコンデンサーに大量の電流が流れることにより発生するものです。


このQ&Aは役に立ちましたか?(今後の改善の参考とさせていただきます。)

Q&Aで問題が解決しないときは、下記の方法もお試しください。

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