[Outlook（classic）] メールデータと連絡先（アドレス帳）をバックアップする方法、復元する方法を教えてください。

対象機種とOS
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対象OS	Windows 11	Windows 11

質問

受信トレイなどに保存されているメールデータと、メールアドレスや住所などを登録している連絡先（アドレス帳）をバックアップする方法、復元する方法を教えてください。

回答

ご案内

このQ&Aは、Microsoft 365 Personal や Microsoft Office Home & Business 2024 などに含まれるOutlook（classic）向けのものです。
Outlook（classic）のバージョンを確認する方法は、次のQ&Aをご覧ください。

Q&A 「Outlook（new）」と「Outlook（classic）」の見分け方やバージョンを確認する方法を教えてください。

Outlook（classic）のメールデータと連絡先は、個人用フォルダーファイルに格納されています。
個人用フォルダーファイルをPST形式のファイルでバックアップ、またはPST形式のファイルから復元できます。

ご注意

データの保管およびバックアップ作業は、お客様の責任で行ってください。
パソコンに保存したデータの保管について、当社では責任を負いかねます。
大切なデータは、複数の方法でバックアップしてください。

「インポート/エクスポートウィザード」から、メールデータと連絡先（アドレス帳）をバックアップまたは復元します。
「インポート/エクスポートウィザード」を開くには、次の操作を行います。

操作手順は、Outlook for Microsoft 365 バージョン 2510のものです。
お使いの環境によっては、手順や画面が異なる場合があります。

「スタート」ボタン→右上の「すべてのアプリ」→「Outlook（classic）」の順にクリックします。
Outlook（classic）が起動します。
「ファイル」タブをクリックします。
「開く / エクスポート」をクリックします。
「インポート / エクスポート」ボタンをクリックします。
「インポート / エクスポートウィザード」が表示されます。

「インポート / エクスポートウィザード」が表示された後は、次の中から目的に応じた項目をクリックして、手順を確認してください。

[+]すべてを開く [-]すべてを閉じる

バックアップする

次の手順で、メールデータと連絡先（アドレス帳）を、PST形式の個人用フォルダーファイルとしてバックアップします。

操作手順

お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

「ファイルにエクスポート」をクリックします。
「次へ」ボタンをクリックします。
「ファイルのエクスポート」が表示されます。
「Outlook データファイル（.pst）」をクリックします。
「次へ」ボタンをクリックします。
「Outlook データファイルのエクスポート」が表示されます。
「エクスポートするフォルダー」の一覧から、バックアップするアカウントをクリックします。
「サブフォルダーを含む」にチェックがあることを確認します。
チェックがない場合は、「サブフォルダーを含む」をクリックしてチェックを付け、「次へ」ボタンをクリックします。
「参照」ボタンをクリックします。
「Outlook データファイルを開く」が表示されます。
個人用フォルダーファイルをバックアップする場所を開きます。

ここでは例として、「デスクトップ」をクリックします。
「ファイル名」欄に、任意のファイル名を入力し、「OK」ボタンをクリックします。
初期設定の状態では、「backup」と入力されています。
「完了」ボタンをクリックします。
「パスワードの追加（オプション）」が表示された場合は、空欄のまま、「OK」ボタンをクリックします。
表示されない場合は、次の手順に進みます。
個人用フォルダーファイルの保存が開始されます。
完了するまで、しばらく待ちます。

アドバイス
メールデータや連絡先の容量が大きい場合は、完了するまで時間がかかることがあります。
「×」ボタンをクリックし、Outlook（classic）を閉じます。

復元する

次の手順で、PST形式の個人用フォルダーファイルから、メールデータと連絡先（アドレス帳）を復元します。

操作手順

お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

「他のプログラムまたはファイルからのインポート」をクリックします。
「次へ」ボタンをクリックします。
「ファイルのインポート」が表示されます。
「Outlook データファイル（.pst）」をクリックして「次へ」ボタンをクリックします。
「Outlook データファイルのインポート」が表示されます。
「参照」ボタンをクリックします。
「Outlook データファイルを開く」が表示されます。
復元する個人用フォルダーファイルがバックアップされている場所を開きます。

ここでは例として、「デスクトップ」をクリックします。
復元する個人用フォルダーファイルをクリックします。

ここでは例として、「backup」ファイルをクリックします。
「開く」ボタンをクリックします。
「オプション」のいずれかの項目を、お好みに応じてクリックします。
- 重複した場合、インポートするアイテムと置き換える
  
  既存のデータは、インポート（復元）するファイルの情報で上書きされます。
- 重複してもインポートする
  
  既存のデータは上書きされず、重複する情報が現在のOutlook フォルダーに追加されます。
- 重複したらインポートしない
  
  既存のデータが保持され、ファイル内の重複する情報は現在のOutlook フォルダーにコピーされません。
重要
「重複した場合、インポートするアイテムと置き換える」をクリックすると、受信トレイや連絡先に保存されているデータと、復元するデータで同じ内容があった（重複した）場合は、復元するデータで上書き保存されます。
「次へ」ボタンをクリックします。
「インポートするフォルダーの選択」から、復元するフォルダーをダブルクリックします。
「サブフォルダーを含む」にチェックがあることを確認します。
チェックがない場合は、「サブフォルダーを含む」をクリックしてチェックを付け、「完了」ボタンをクリックします。

アドバイス
Outlook（classic）に複数のメールアカウントを設定している場合は、「以下のフォルダーにアイテムをインポートする」の「∨」をクリックし、表示される一覧から、メールデータと連絡先の復元先にするメールアカウントをクリックします。
メールデータと連絡先の復元が開始されます。
完了するまで、しばらく待ちます。

アドバイス
メールデータや連絡先の容量が大きい場合は、完了するまで時間がかかることがあります。
「×」ボタンをクリックし、Outlook（classic）を閉じます。