[DVDドライブ共有機能設定] LAN接続でDVDドライブを共有する方法を教えてください。

2009年冬モデル〜2012年夏モデルで、DVDドライブ共有機能設定が付属している機種向けのQ&Aです。
付属している機種は、次のQ&Aで確認できます。

DVDドライブ共有機能設定について教えてください。（新しいウィンドウで表示）

DVDドライブ共有機能設定では、Windowsのファイル共有機能を応用し、同じネットワークに接続している他のパソコンのCD/DVDドライブを、外付けCD/DVDドライブのように、お使いのパソコンで使用できます。


本Q&Aは、LAN接続でDVDドライブ共有機能設定を使用する方法です。
USBクライアントポートを経由して、DVDドライブ共有機能設定を使用する場合は、次のQ&Aをご覧ください。

[DVDドライブ共有機能設定] USB接続でDVDドライブを共有する方法を教えてください。（新しいウィンドウで表示）

本Q&Aでは、DVDドライブを搭載しているパソコンと、DVDドライブをネットワーク経由で使用するパソコンを次のように示します。

• DVDドライブを搭載しているパソコン：　ホストPC
  
  
• DVDドライブをネットワーク経由で使用するパソコン：　クライアントPC

手順1DVDドライブ共有機能設定の機能を確認する

DVDドライブ共有機能設定を使用する前に、次の内容を確認してください。

DVDドライブ共有機能設定で「できること」と「できないこと」

DVDドライブ共有機能設定を使用して、クライアントPCで「できること」と「できないこと」は次のとおりです。

• できること
  
  
  • CD/DVDにあるファイルの参照や実行
    
    具体的には、CD/DVDにあるファイルをクライアントPCへコピーしたり、アプリケーションのインストールファイルを実行して、クライアントPCにインストールしたりできます。
  
  
• できないこと
  
  
  • 音楽CDやDVDビデオの再生
    
    
  • 音楽CDのリッピング
    （携帯オーディオプレイヤー用のデータの取り込みも含む）
    
    
  • CD/DVDへの書き込み
    
    
  • DVDからのリカバリ

ホストPCで使用できるOS

ホストPCとして使用できるのは、次のOSが搭載されているパソコンです。
動作保証しているのは、次のOSがプレインストールされているFMVシリーズのパソコンに限ります。

• Windows 7
  
  
• Windows Vista
  
  
• Windows XP Service Pack 2以降
  
  
  Service Packのバージョンを確認する方法は、次のQ&Aをご覧ください。
  
  [Windows XP] インストールされているService Packのバージョンを確認する方法を教えてください。（新しいウィンドウで表示）

手順2ユーザーアカウントにパスワードを設定する

ホストPCとクライアントPCのユーザーアカウントにパスワードを設定します。

ユーザーアカウントにパスワードを設定する方法は、お使いのOSに応じて、次のQ&Aをご覧ください。

• Windows 7
  
  [Windows 7] ユーザーアカウントにパスワードを設定したり、削除したりする方法を教えてください。（新しいウィンドウで表示）
  
  
• Windows Vista
  
  [Windows Vista] ユーザーアカウントにパスワードを設定したり、削除したりする方法を教えてください。（新しいウィンドウで表示）
  
  
• Windows XP Professional
  
  [Windows XP] ユーザーアカウントにパスワードを設定する方法を教えてください。（新しいウィンドウで表示）
  
  
  Windows XP Home Editionをお使いの場合は、パスワードを設定する必要はありません。

手順3ネットワークを設定する

ホストPCとクライアントPCがフォルダーを共有できるように、ネットワークを設定します。


ネットワークの設定の他に、共有オプションの設定を確認する必要があります。
すでにネットワークを設定されている場合でも次のQ&Aをご覧になり、必要な設定ができているかどうかを確認してください。

[DVDドライブ共有機能設定] LAN接続のネットワークの設定方法を教えてください。（新しいウィンドウで表示）

手順4DVDドライブ共有機能設定をアップデートする

2009年冬モデルは、DVDドライブ共有機能設定を使用する前に、必ず、AzbyClubで公開されているアップデートプログラムを適用する必要があります。

DVDドライブ共有機能設定をアップデートする方法は、次のQ&Aをご覧ください。

添付ソフト「DVDドライブ共有機能設定」の提供とインストール方法について（2009年冬モデル : FMV-BIBLO LOOX C/E50 ほか）（新しいウィンドウで表示）


2009年冬モデルで、クライアントPCをアップデートする前に、ホストPCに「DVDドライブ共有機能 ホスト」をインストールした場合は、ホストPCもアップデートします。
「DVDドライブ共有機能 ホスト」をアップデートする方法は、次のQ&Aをご覧ください。

[DVDドライブ共有機能設定] ホストPCをアップデートする方法を教えてください。（新しいウィンドウで表示）

手順5「DVDドライブ共有機能 ホスト」をインストールする

ホストPCに、DVD ドライブ共有機能を使用するための、「DVDドライブ共有機能 ホスト」をインストールします。

インストールファイルをコピーする

「DVDドライブ共有機能 ホスト」をインストールするには、インストールファイルをクライアントPCからホストPCにコピーする必要があります。

次の手順で、インストールファイルをコピーします。


USBメモリなど、クライアントPCからホストPCへ、ファイルをコピーできる媒体を用意してください。
コピーに使用する媒体は、10MB以上の空き容量が必要です。

この手順は、クライアントPCで実行します。
お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

1. クライアントPCに、USBメモリなどの媒体をセットします。
   
   ここでは例として、USBメモリを使います。
   
   
   「自動再生」が表示された場合は、「×」ボタンをクリックします。
   
   
2. 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「DVDドライブ共有機能」→「DVDドライブ共有機能 クライアント」の順にクリックします。
   
   
3. 「DVDドライブ共有機能 クライアント」が起動します。
   「ホストPC用プログラムのインストールファイルをコピーする」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
4. 「クライアントPCと対となるホストPC用のインストールファイルを任意のドライブの「HostInstaller」フォルダにコピーします。」と表示されます。
   「はい」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
5. 「フォルダーの参照」が表示されます。
   手順1.でセットした媒体のアイコンをクリックします。
   
   
   
   
6. 「OK」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
7. インストールファイルのコピーが開始されます。
   完了するまで、しばらく待ちます。
   
   
   
   
8. 「インストーラのコピーが完了しました。」と表示されます。
   「OK」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
9. コピーした媒体を開いて、「HostInstaller」フォルダーがコピーされていることを確認します。
   
   
   
   
10. 「×」ボタンをクリックし、コピーした媒体の画面を閉じます。
    
    
11. 「×」ボタンをクリックし、「DVDドライブ共有機能 クライアント」を閉じます。
    
    
12. セットした媒体を取り外します。

インストールを実行する

次の手順で、「DVDドライブ共有機能　ホスト」をインストールします。




この手順は、ホストPCで実行します。
お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

1. インストールファイルをコピーした媒体を、パソコンにセットします。
   
   
   「自動再生」または「Windowsが実行する動作を選んでください」が表示された場合は、「×」ボタンをクリックします。
   
   
2. 「コンピューター」（または「コンピュータ」、「マイコンピュータ」）をクリックします。
   
   
   
   
3. セットした媒体のドライブのアイコンをクリックします。
   
   
4. 「HostInstaller」フォルダーをクリックします。
   
   
   
   
5. 「setup」（または「setup.exe」）アイコンをクリックします。
   
   
   
   
6. 「ユーザーアカウント制御」が表示された場合は、「はい」ボタン、または「続行」ボタンをクリックします。
   表示されない場合は、次の手順に進みます。
   
   
7. 「DVDドライブ共有機能 ホスト セットアップへようこそ」、または「DVDドライブ共有機能 ホストのInstallShield Wizardへようこそ」と表示されます。
   「次へ」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
8. 「インストール先の選択」と表示されます。
   「次へ」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
9. 「InstallShield Wizardの完了」と表示されます。
   「完了」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
10. 「×」ボタンをクリックし、「コンピューター」（または、「コンピュータ」、「マイコンピュータ」）を閉じます。
    
    
    インストールが完了したら、「HostInstaller」フォルダーは削除してもかまいません。
    
    
11. セットした媒体を取り外します。

手順6DVDドライブを共有する

DVDドライブを共有するには、はじめに、ホストPCでDVDドライブを共有できるように設定します。
次に、ホストPCが共有しているDVDドライブへ、クライアントPCから接続します。

ホストPCでDVDドライブを共有する

次の手順で、DVDドライブの共有設定をします。




この手順は、ホストPCで実行します。

1. 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「DVDドライブ共有機能」→「DVDドライブ共有機能 ホスト」の順にクリックします。
   
   
2. 「ドライブを共有するにはWindows Firewallの例外オプションを有効化する必要があります。」と表示された場合は、「はい」ボタンをクリックします。
   表示されない場合は、手順4.に進みます。
   
   
   
   
3. 「ユーザーアカウント制御」が表示された場合は、「はい」ボタン、または「続行」ボタンをクリックします。
   表示されない場合は、次の手順に進みます。
   
   
4. 「ご使用上の注意事項」が表示された場合は、内容をよく確認し、「OK」ボタンをクリックします。
   表示されない場合は、次の手順に進みます。
   
   
   
   
5. 「共有モードを選択してドライブを共有してください。」と表示されます。
   「共有モード」をお好みでクリックします。
   
   
   • ファイルの読み込みのみ（推奨）
     
     通常はこちらを選択することをお勧めします。
     
     
   • ファイルの読み込みと実行
     
     CDやDVDに格納されているプログラムをクライアントPCから実行する場合（アプリケーションをインストールする場合）に選択します。
     
     
     「ファイルの読み込みと実行」をクリックすると、「「ファイルの読み込みと実行」をご利用の場合は以下の点にご注意ください」と表示されます。
     内容をよく確認して、「OK」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
6. 「詳細設定」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
7. 「共有情報とアプリケーションの動作を設定してください。」と表示されます。
   「共有するドライブ」の「▼」ボタンをクリックし、表示されるメニューから、共有するドライブをクリックします。
   
   
   
   
8. 「共有を許可するユーザー」の「▼」ボタンをクリックし、表示されるメニューから、ホストPCにログオンしているユーザー名をクリックします。
   
   
   Windows XP Home Editionをお使いの場合、設定は変更できません。
   そのまま、次の手順へ進みます。
   
   
   
   
9. 「ドライブの共有名」にお好みの共有名を入力します。
   変更しない場合は、そのまま次の手順に進みます。
   
   
   
   
10. 「OK」ボタンをクリックします。
    
    
    
    
11. 「ドライブを共有する」ボタンをクリックします。
    
    
    
    
12. 「ユーザーアカウント制御」が表示された場合は、「はい」ボタン、または「続行」ボタンをクリックします。
    表示されない場合は、次の手順に進みます。
    
    
13. 「現在ドライブを共有名"（共有名）"で共有中です。このコンピュータのホストPC名は"（ホストPC名）"です。」と表示されます。
    
    共有名とホストPC名を確認します。
    
    
    （共有名が「ODD」、ホストPC名が「¥¥FMV-PC7」の場合）
    
    
    共有名とホストPC名は、クライアントPCからホストPCに接続するときに使用します。

以上で、ホストPCの手順は終了です。

共有したDVDドライブに、クライアントPCから接続する

次の手順で、共有設定したDVDドライブに接続します。

この手順は、クライアントPCで実行します。

1. 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「DVDドライブ共有機能」→「DVDドライブ共有機能 クライアント」の順にクリックします。
   
   
2. 「DVDドライブ共有機能 クライアント」が起動します。
   「詳細設定」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
3. 「接続先情報とアプリケーションの動作を設定してください。」と表示されます。
   「ネットワーク上のホストPCを検索」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
4. 「ホストPCの検索」が表示されます。
   接続するホストPCのコンピューター名（ホストPC名）が表示されることを確認し、クリックします。
   
   
   
   
   検索には時間がかかる場合があります。
   
   
   ホストPCと接続した直後は検索されない場合があります。
   検索されないときは、「キャンセル」ボタンをクリックし、しばらく待ってから「ネットワーク上のホストPCを検索」ボタンをクリックして、もう一度検索してください。
   
   検索結果が変わらないときは、「DVDドライブ共有機能設定 クライアントPC」を終了し、もう一度手順1.からやり直します。
   
   以上でも検索できないときは、ネットワークの設定が誤っている可能性があります。
   設定を見直してください。
   
   また、セキュリテイ対策ソフトをお使いの場合は、セキュリティ対策ソフトが影響している可能性があります。
   セキュリティ対策ソフトのマニュアルをご覧になり、設定を確認してください。
   
   
5. 「OK」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
6. 「接続先で共有しているドライブの共有名」に、ホストPCのドライブの共有名が表示されていることを確認します。
   
   
   
   
7. 「OK」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
8. 「共有ドライブに接続する」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
9. 「ネットワーク パスワードの入力」と表示されます。
   「ユーザー名」と「パスワード」の欄に、ホストPCにログオンしているユーザーアカウントの、ユーザー名とパスワードを入力します。
   
   
   
   
   Windows XP Home Edition をホストPCにしている場合は、ログオンしているユーザーアカウントに関わらず次のとおりに入力します。
   
   
   • ユーザー名：Guest
     
     
   • パスワード：空欄（入力しない）
   
   
10. 「OK」ボタンをクリックします。
    
    
    
    
11. 「共有ドライブを切断する」ボタンの下に、「（ホストPC名）（ホストPCのドライブの共有名）に接続済み。」と表示されていることを確認します。
    
    
    
    
12. 「コンピューター」をクリックします。
    
    
    
    
13. 共有したドライブが表示されていることを確認します。