Q&Aナンバー【3808-7496】更新日:2016年7月9日
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リカバリディスクセットを作成する方法を教えてください。(2010年夏モデル〜2011年夏モデル)
対象機種 | 2011年夏モデルESPRIMO、他・・・ |
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対象OS |
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質問
リカバリディスクセットを作成する方法を教えてください。
回答
パソコンには、トラブルに備えて、ハードディスクのリカバリ領域という場所に、ご購入時のローカルディスク(C:)の中身が保存されています。
パソコンにトラブルが起こったときは、このリカバリ領域からローカルディスク(C:)をご購入時の状態に復元します。
しかし、何らかの原因でリカバリ領域のデータが読み込めなくなると、パソコンにトラブルが起こってもご購入時の状態に戻すことができなくなります。
そのため、パソコンご購入後はできるだけ早く、リカバリ領域のデータをディスクにバックアップします。
リカバリ領域のデータをディスクにバックアップしたものを、リカバリディスクセットといいます。
リカバリディスクセットを作成する方法は、次のとおりです。
次の項目を順番に確認してください。
手順1ディスクを用意する
次のディスクを使って、リカバリディスクセットを作成できます。
- BD-R(25GB・1層式のみ)
リカバリデータディスクや、ソフトウェアディスクなど、すべてのデータが入ったディスクを1枚作成します。- BD-R DL(50GB・2層式)、BD-R XL(100GB・3層式または128GB・4層式)、BD-RE、BD-RE DL、BD-RE XLなど、他のディスクは使用できません。
- BD-R DL(50GB・2層式)は、製品のパッケージによっては、BD-R(50GB)としか記載されていない場合があります。
- BD-Rでリカバリディスクセットを作成したり、使用したりできるのは、2011年夏モデルのBDXL対応Blu-ray Disc ドライブ搭載機種と、Blu-ray Discドライブ搭載機種のみです。
- BD-R DL(50GB・2層式)、BD-R XL(100GB・3層式または128GB・4層式)、BD-RE、BD-RE DL、BD-RE XLなど、他のディスクは使用できません。
- DVD-R(4.7GB・1層式のみ)
リカバリデータディスクや、ソフトウェアディスクなどをそれぞれ作成します。
リカバリディスクセットを作成するうえで必要なDVD-Rの枚数や、作成されるディスク名は作成時に画面に表示されます。
そのつど必要な枚数分のDVD-Rを用意したり、ディスク名を記入したりしてください。- DVD-R DL(8.5GB・2層式)、DVD-RW、DVD+R DLなど、他のディスクは使用できません。
- 使用するDVD-Rの枚数や、作成されるディスク名は、お使いの機種によって異なります。
- DVD-R DL(8.5GB・2層式)、DVD-RW、DVD+R DLなど、他のディスクは使用できません。
手順2注意事項を確認する
リカバリディスクセットを作成するときは、次の点に注意してください。
- CD/DVDドライブを用意する
リカバリディスクセットの作成には、CD/DVDドライブが必要です。
CD/DVDドライブが搭載されていない機種の場合は、外付けCD/DVDドライブを用意してください。 - BD-Rへ書き込む場合は、ローカルディスク(C:)の空き容量が25GBあることを確認する
BD-Rを使ってリカバリディスクセットを作成する場合は、ローカルディスク(C:)の空き容量が25GB必要です。
ハードディスクの空き容量を確認する方法は、次のQ&Aをご覧ください。[Windows 7] ハードディスクの空き容量を調べる方法を教えてください。
- Roxio Creatorを削除しない
ディスクへの書き込みには、Roxio Creatorが必要です。
Roxio Creatorを削除すると、ディスクイメージをディスク に書き込むことができなくなります。 - ACアダプタを使用する (LIFEBOOKに限る)
必ずACアダプタを使用し、コンセントから電源を確保してください。 - リカバリ領域を削除しない
リカバリ領域を削除した場合は、リカバリディスクセットを作成できません。 - 時間に余裕をもって作業する
リカバリディスクセットの作成は、長時間かかります。
時間に余裕があるときに作業することをお勧めします。 - Windows 10へのアップグレード後は、リカバリディスクセットが作成できない
2012年夏モデル以前のWindows 7プレインストールモデルは、Windows 10にアップグレードするとリカバリディスクセットを作成できなくなります。
手順3リカバリディスクセットを作成する
次の手順で、リカバリディスクセットを作成します。

CD/DVDドライブが搭載されていない機種をお使いの場合は、あらかじめ外付けのCD/DVDドライブを取り付けてください。
お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。
- 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「マイリカバリ」の順にクリックします。
または、デスクトップの「マイリカバリ」アイコンをクリックします。 - 「ユーザーアカウント制御」が表示されます。
「はい」ボタンをクリックします。 - 「マイリカバリとは」が表示されます。
「次へ」ボタンをクリックします。
表示されない場合は、次の手順に進みます。 - マイリカバリが起動します。
「管理」ボタンをクリックします。 - 「マイリカバリ管理」が表示されます。
「リカバリディスクセット作成」ボタン(または「リカバリディスクセット作成(DVD-Rのみ)」ボタン)をクリックします。 - 「マイリカバリ管理」と表示されます。
「書き込み」ボタンをクリックします。 - BD-Rを使用する場合は、「▼」ボタンをクリックし、表示されるメニューから「BD-R」をクリックしてから、次の手順に進みます。
DVD-Rを使用する場合は、次の手順に進みます。
BD-Rに対応していない場合、メニューに「BD-R」は表示されません。 - 「書き込み先の選択」が表示されます。
「必要枚数」欄に表示されている枚数のディスクを用意します。 - ディスクを用意したら、「OK」ボタンをクリックします。
- 「「(作成するディスク名)」の書き込みを行います。」と表示されます。
表示されているディスク名をディスクのレーベル面に記入して、パソコンにセットします。
(「トラブル解決ナビディスク」が表示されている例)
レーベル面に記入するときは、ボールペンや鉛筆などの先の硬いものは使わないでください。
ディスクに傷が付くおそれがあります。
「自動再生」や「ディスクの書き込み」など、別の画面が表示された場合は、「×」ボタンをクリックし画面を閉じてください。
(「ディスクの書き込み」が表示される場合) - 10秒ほど待ってから、「書き込み」ボタン(または「はい」ボタン)をクリックします。
「スキップ」ボタン(または「いいえ」ボタン)をクリックすると、そのディスクを作成せずに、次のディスクの作成に進みます。
リカバリディスクセットを作成するときは、「スキップ」ボタン(または「いいえ」ボタン)はクリックしないでください。書き込みに失敗したディスクのみを作成したい場合は、「スキップ」ボタン(または「いいえ」ボタン)をクリックすることで、目的のディスクのみを作成することができます。
- 「データの書き込み中です」と表示されます。
書き込みが完了するまで、しばらく待ちます。 - 「ディスクへの書き込みが正常に終了しました」(または「ディスクへの書き込みが終了しました」)と表示されます。
ディスクを取り出し、「OK」ボタンをクリックします。 - 「「(作成するディスク名)」の書き込みを行います。」と表示される場合は、手順10.〜手順13.を繰り返します。
用意したディスクの枚数分の書き込みが完了したら、次の手順に進みます。 - 「選択したディスクの書き込みは完了しました。」と表示されます。
「OK」ボタンをクリックします。 - 「マイリカバリ管理」が表示されます。
「戻る」ボタンをクリックします。 - 「終了」ボタンをクリックし、マイリカバリを終了します。