Q&Aナンバー【5204-8170】更新日:2005年8月12日

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ディスククリーンアップで削除できないファイルがあります。対処方法を教えてください。

対象機種とOS
対象機種 すべて
対象OS
  • Windows XP
  • Windows Me
  • Windows 2000
  • Windows 98

質問

ディスククリーンアップを行ったところ、削除できないファイルがあります。
対処方法を教えてください。

回答

ディスククリーンアップで削除できないファイルがあるときは、次の点を順に確認します。

「古いファイルの圧縮」の項目が削除できない場合

ディスククリーンアップの項目にある「古いファイルの圧縮」とは、一定期間アクセスされていないファイルを圧縮する機能です。
この項目にチェックを付けている場合は、使用頻度の低いファイルが圧縮され、ハードディスクの領域を有効に活用することができます。
削除する機能ではありませんので、削除されなくても問題はありません。


「WebClient/Publisherの一時ファイル」が、32KB残る場合 (Windows XPのみ)

「WebClient/Publisher」の一時ファイルは、ディスク上でアクセスされたファイルのキャッシュを管理する機能で、この一時ファイル(キャッシュ)を削除することはできません。
そのため、Windows XPの動作上、この項目は32KBの容量が必ず残りますが異常ではありません。


Windowsのインストール情報ファイルが削除できない場合

Windowsのアップグレードを行うときに、それまで使用してきたWindowsのシステム関連の情報が、インストール情報ファイルとして保存されます。
ディスククリーンアップを実行すると、こうして保存されたファイルがリストアップされる場合があります。
これらのファイルを残しておくと、アップグレード以前の状態に戻すことが可能となります。不要な場合は、削除することもできます。

Windows 95からWindows 98へアップグレードした場合
  • Windows 98をインストールしたあと、Windows 95のインストールファイルを削除するには、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」を起動して、「Windows 98アンインストール情報の削除」の項目を実行します。

  • インストールファイルは、"Winundo.dat"、"Winundo.ini"、"Winlfn.ini"の3つのファイルに格納されます。


Windows 98からWindows 98 Second Editionにアップグレードした場合
  • Windows 98 Second Editionをインストールしたあと、Windows 98のインストールファイルを削除するには、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」を起動して、「Windows 98 Second Editionアンインストール情報の削除」の項目を実行します。

  • インストールファイルは、"Win98undo.dat"、"Win98undo.ini"、"Winlfn.ini"の3つのファイルに格納されます。


Windows 98 / Windows 95からWindows Meにアップグレードした場合

  • Windows Meをインストールしたあと、Windows Meのインストールファイルを削除するには、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」を起動して、「Windows Millennium Editionアンインストール情報の削除」の項目を実行します。

  • インストールファイルは、"Win9xundo.dat"、"Win9xundo.ini"、"Winlfn.ini"の3つのファイルに格納されます。


ご参考
次のマイクロソフト社サポート技術情報にも、関連したご案内があります。

マイクロソフト社 サポート技術情報
[文書番号:418438] ディスク クリーンアップで WebClient/Publisher の一時ファイルについて(新しいウィンドウで表示)
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;418438

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