[Windows XP] 作成した外字をバックアップする方法と復元する方法を教えてください。

作成した外字をバックアップする方法と復元する方法は、次のとおりです。




データの保存、およびバックアップ作業は、お客様の責任で行ってください。
パソコンに保存したデータや、バックアップしたデータについては、当社では責任を負いかねます。


作成した外字を他のパソコンで使用することは、動作保証外です。
同じパソコンでお使いください。

事前準備

外字をバックアップしたり、復元したりするための準備をします。

拡張子を表示する

外字ファイルをバックアップするためには、ファイルの拡張子を表示させる必要があります。

ファイルの拡張子を表示させる方法は、次のQ&Aをご覧ください。

ファイルの拡張子を表示させる方法を教えてください。（新しいウィンドウで表示）


外字ファイルのバックアップが終了したら、同じ手順で設定を元に戻してください。

フォントのリンク先を確認する

外字をバックアップしたり、復元したりするには、作成した外字のフォントのリンク先を確認する必要があります。

外字のフォントのリンク先は、次の2種類から設定できます。

• すべてのフォントにリンクする
  
  
• 指定したフォントにリンクする

通常は、「すべてのフォントにリンクする」で設定します。

作成した外字のフォントのリンク先を確認する手順は、次のとおりです。




お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

1. 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「外字エディタ」の順にクリックします。
   
   
2. 外字エディタが起動し、「コードの選択」が表示されます。
   「すべてのフォントにリンクする。」で作成された外字があるかどうかを確認します。
   作成されている場合は、表示された一覧に外字が表示されます。
   
   
   
   
3. 続けて、「指定したフォントにリンクする」で保存した外字があるかどうかを確認します。
   「OK」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
4. 外字の作成画面が表示されます。
   「ファイル」メニュー→「フォントのリンク」の順にクリックします。
   
   
   
   
5. フォントのリンク」が表示されます。
   「指定したフォントにリンクする」をクリックします。
   
   
   
   
6. フォントの選択画面が表示されます。
   「指定したフォントにリンクする」で作成した外字がある場合は、「フォントの選択」欄に外字ファイル名が表示されます。
   「▲」ボタンと「▼」ボタンをクリックし、「未選択」以外のファイル名をすべて確認します。
   
   
   （「AR P勘亭流」フォントにリンクしている「gaiji」ファイルが存在する場合）
   
   
7. 確認できたら、「×」ボタンをクリックし、「コードの選択」を閉じます。
   
   
8. 「×」ボタンをクリックし、外字エディタを終了します。
   

外字をバックアップする

作成した外字をバックアップします。
ここでは例として、Dドライブにバックアップする方法をご案内します。

すべてのフォントにリンクした外字をバックアップする

「すべてのフォントにリンクする」で作成した外字ファイルをバックアップします。




お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

1. 「スタート」ボタン→「検索」の順にクリックします。
   
   
2. 「検索結果」が表示されます。
   「ファイルとフォルダすべて」をクリックします。
   
   
   
   
3. 「下の条件のいくつかまたはすべてで検索してください。」と表示されます。
   「ファイル名のすべてまたは一部」に次の文字列を入力します。
   
   eudc.*
   
   
   
   
4. 「探す場所」の「」ボタンをクリックし、表示される一覧から「ローカルディスク（C:）」をクリックします。
   
   
   
   
5. 「検索」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
6. 「EUDC.EUF」ファイルと「EUDC.TTE」ファイルが検索されたことを確認します。
   
   
   
   
7. 「EUDC.EUF」アイコンを右クリックし、表示されるメニューから「コピー」をクリックします。
   
   
   
   
8. 「スタート」ボタン→「マイコンピュータ」の順にクリックします。
   
   
9. 「マイコンピュータ」が表示されます。
   「ローカルディスク（D:）」アイコンをクリックします。
   
   
   
   
10. 「ローカルディスク（D:）」が表示されます。
    画面の何もないところを右クリックし、表示されるメニューから「貼り付け」をクリックします。
    
    
    
    Dドライブに「EUDC.EUF」ファイルがコピーされます。
    
    
11. 手順7.〜手順10.をくり返して、「EUDC.TTE」ファイルをDドライブにコピーします。
    
    
    
    
12. 「×」ボタンをクリックし、「ローカルディスク（D:）」を閉じます。
    
    
13. 「×」ボタンをクリックし、「検索結果」を閉じます。
    

Dドライブにコピーした外字ファイルを、CDやDVDなどに保存したい場合は、次のQ&Aをご覧ください。

パソコンのハードディスクやフロッピーディスク、CD、DVDにデータを保存する方法を教えてください。（新しいウィンドウで表示）

「すべてのフォントにリンクする」だけで外字を作成している場合は、バックアップの手順はここで終了です。
「指定したフォントにリンクする」で作成した外字がある場合は、「指定したフォントにリンクした外字をバックアップする」に進みます。

指定したフォントにリンクした外字をバックアップする

「指定したフォントにリンクする」で作成した外字ファイルをバックアップします。




お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

1. 「スタート」ボタン→「検索」の順にクリックします。
   
   
2. 「検索結果」が表示されます。
   「ファイルとフォルダすべて」をクリックします。
   
   
   
   
3. 「下の条件のいくつかまたはすべてで検索してください。」と表示されます。
   「ファイル名のすべてまたは一部」に次の文字列を入力します。
   
   （作成したファイル名）.*
   
   
   （ファイル名が「gaiji」の場合）
   
   
4. 「探す場所」の「」ボタンをクリックし、表示される一覧から「ローカルディスク（C:）」をクリックします。
   
   
   
   
5. 「検索」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
6. 「（作成したファイル名）.EUF」ファイルと「（作成したファイル名）.tte」ファイルが検索されたことを確認します。
   
   
   
   
7. 「（作成したファイル名）.EUF」アイコンを右クリックし、表示されるメニューから「コピー」をクリックします。
   
    
   
   
8. 「スタート」ボタン→「マイコンピュータ」の順にクリックします。
   
   
9. 「マイコンピュータ」が表示されます。
   「ローカルディスク（D:）」アイコンをクリックします。
   
   
   
   
10. 「ローカルディスク（D:）」が表示されます。
    画面の何もないところを右クリックし、表示されるメニューから「貼り付け」をクリックします。
    
    
    
    Dドライブに「（作成したファイル名）.EUF」ファイルがコピーされます。
    
    
11. 手順7.〜手順10.をくり返して、「（作成したファイル名）.tte」ファイルをDドライブにコピーします。
    
    
    
    
12. 「×」ボタンをクリックし、「ローカルディスク（D:）」を閉じます。
    
    
13. 「×」ボタンをクリックし、「検索結果」を閉じます。
    
    
    Dドライブにコピーした外字ファイルを、CDやDVDなどに保存したい場合は、次のQ&Aをご覧ください。
    
    パソコンのハードディスクやフロッピーディスク、CD、DVDにデータを保存する方法を教えてください。（新しいウィンドウで表示）

バックアップした外字を復元する

バックアップした外字ファイルを復元します。

• バックアップしてある外字ファイルを復元すると、パソコンにある外字はすべて復元するファイルの内容に上書きされます。
  
  
• 外字ファイルを復元する前に、外字エディタやメモ帳などを起動していると、エラーメッセージが表示されて、復元ができない場合があります。
  このときは、パソコンを再起動してから、外字ファイルを復元してください。

すべてのフォントにリンクした外字を復元する

「すべてのフォントにリンクする」で作成した外字ファイルを復元します。




お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

1. 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」の順にクリックします。
   
   
2. コマンドプロンプトが起動します。
   次の文字列を入力します。
   
   cd c:¥windows¥fonts
   
   
   「cd」と「c:¥」の間には、半角で【空白（スペース）】キーを1回押します。
   
   
   
   
3. 【Enter】キーを押します。
   
   
4. 次の文字列を入力します。
   
   ren eudc.tte eudc.bak
   
   
   次の文字列の間には、半角で【空白（スペース）】キーを1回押します。
   
   
   • 「ren」と「eudc.tte」の間
     
     
   • 「eudc.tte」と「eudc.bak」の間
     
   
   
   
   
5. 【Enter】キーを押します。
   
   
   
   • 「指定されたファイルが存在しません。」と表示された場合は、そのまま次の手順に進みます。
     
     
   • 「重複するファイル名が存在するか、またはファイルが見つかりませんでした。」と表示された場合は、手順4.〜手順5．をもう一度くり返します。
     
     このときに、「eudc.bak」の文字列を、「eudc.old」にするなど、「.bak」の文字列を変更してください。
     
     
6. 次の文字列を入力します。
   
   d:
   
   
   
   
7. 【Enter】キーを押します。
   
   
8. 次の文字列を入力します。
   
   copy eudc.* c:¥windows¥fonts
   
   
   次の文字列の間には、半角で【空白（スペース）】キーを1回押します。
   
   
   • 「copy」と「eudc.*」の間
     
     
   • 「eudc.*」と「c:¥windows¥fonts」の間
   
   
   
   
9. 【Enter】キーを押します。
   
   
   「上書きしますか？」と表示された場合は、【ｙ】キーを1回押し、【Enter】キーを押します。
   
   
   
   
10. 「2個のファイルをコピーしました」と表示されます。
    次の文字列を入力します。
    
    exit
    
    
    
    
11. 【Enter】キーを押します。
    コマンドプロンプトが終了します。
    
    
12. 作成した外字が復元できていることを確認します。

「すべてのフォントにリンクする」だけで外字を作成している場合は、復元の手順はここで終了です。
「指定したフォントにリンクする」で作成した外字がある場合は、「指定したフォントにリンクした外字を復元する」に進みます。

指定したフォントにリンクした外字を復元する

「指定したフォントにリンクする」で作成した外字ファイルを復元します。




お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

1. 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」の順にクリックします。
   
   
2. コマンドプロンプトが起動します。
   次の文字列を入力します。
   
   cd c:¥windows¥fonts
   
   
   「cd」と「c:¥」の間には、半角で【空白（スペース）】キーを1回押します。
   
   
   
   
3. 【Enter】キーを押します。
   
   
4. 次の文字列を入力します。
   
   ren （作成したファイル名）.tte （作成したファイル名）.bak
   
   
   
   • 次の文字列の間には、半角で【空白（スペース）】キーを1回押します。
     
     
     • 「ren」と「（作成したファイル名）.tte」の間
       
       
     • 「（作成したファイル名）.tte」と「（作成したファイル名）.bak」の間
       
     
     
   • ファイル名を日本語で作成している場合は、【Alt】キーを押しながら【半角/全角】キーを押すと、日本語の入力ができます。
   
   
   （作成したファイル名が「gaiji」の場合）
   
   
5. 【Enter】キーを押します。
   
   
   
   • 「指定されたファイルが存在しません。」と表示された場合は、そのまま次の手順に進みます。
     
     
   • 「重複するファイル名が存在するか、またはファイルが見つかりませんでした。」と表示された場合は、手順4.〜手順5．をもう一度くり返します。
     
     このときに、「（作成したファイル名）.bak」の文字列を、「（作成したファイル名）.old」にするなど、「.bak」の文字列を変更してください。
     
     
6. 次の文字列を入力します。
   
   d:
   
   
   
   
7. 【Enter】キーを押します。
   
   
8. 次の文字列を入力します。
   
   copy （作成したファイル名）.* c:¥windows¥fonts
   
   
   次の文字列の間には、半角で【空白（スペース）】キーを1回押します。
   
   
   • 「copy」と「（作成したファイル名）.*」の間
     
     
   • 「（作成したファイル名）.*」と「c:¥windows¥fonts」の間
   
   
   
   
9. 【Enter】キーを押します。
   
   
   「上書きしますか？」と表示された場合は、【ｙ】キーを1回押し、【Enter】キーを押します。
   
   
   
   
10. 「2個のファイルをコピーしました」と表示されます。
    次の文字列を入力します。
    
    exit
    
    
    
    
11. 【Enter】キーを押します。
    コマンドプロンプトが終了します。
    
    
12. 作成した外字が復元できていることを確認します。