Q&Aナンバー【6211-2653】更新日:2025年11月8日

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OneDriveの容量がいっぱいになったと表示されます。

対象機種とOS
対象機種 すべて
対象OS
  • Windows 11
  • Windows 10

質問

パソコンを使っていると、次のようにOneDriveがいっぱいになったと表示されます。

・ストレージ容量が不足しています
・ストレージがほぼいっぱいです
・十分な空き領域がありません
・OneDriveは(数字)%いっぱいです
・使用可能な容量が(数字)GBしかありません
・空き領域は(数字)MBしかありません
・無料ストレージがほとんどなくなりかけています
・まもなくファイルの同期が停止する可能性があります
・ファイルの同期を継続するには、さらに多くのストレージが必要です

回答

OneDriveは、マイクロソフト社が提供するクラウドストレージサービスです。
書類や写真などのファイルをインターネット上に保存できます。

OneDriveは無料で5GBまで利用できます。(2025年10月現在)
OneDriveに保存されているファイルが、5GB近くになるか5GBを超えると警告のメッセージが表示されます。

メッセージの例
(メッセージの例)


アドバイス

OneDriveでは、パソコン内の「デスクトップ」、「ドキュメント」、「ピクチャ」などのフォルダーを、OneDriveに自動でバックアップするように設定できます。

Microsoft アカウントでWindowsにサインインすると、自動でOneDriveにもサインインし、バックアップが開始される場合があります。
このため、意図せずにOneDriveの容量がいっぱいになることがあります。


警告のメッセージが表示された場合、OneDriveにファイルをバックアップする必要がないときはOneDriveの利用を停止します。
OneDriveにファイルをバックアップしたいときは、OneDriveから不要なファイルを削除するか、追加のストレージを有償で取得します。

詳しいご案内は、次の中から目的に応じた項目をクリックしてご覧ください。

[+]すべてを開く [-]すべてを閉じる

【方法1】 OneDriveの利用を停止する(同期を解除する)

OneDriveとの同期を解除することでパソコン内のファイルがOneDriveにバックアップされなくなり、容量に関する通知も表示されなくなります。
パソコン内のファイルをOneDriveにバックアップする必要がない場合は、次の手順でOneDriveの利用を停止してください。


重要

同期を解除して、パソコン上で容量に関する警告が表示されなくなっても、オンライン上のOneDriveは空き容量が不足したままになります。
マイクロソフト社から提供されているOutlook.comのメールアドレス(メールアドレスの「@」以降が「@outlook.jp」などのもの)は、添付ファイルの保存容量をOneDriveと共有しているため、オンライン上のOneDriveの空き容量が不足したままだと、メールの送受信ができなくなります。

OneDriveの空き容量不足でメールが送受信できなくなったときの表示例
(メールの送受信ができなくなったときの表示例)

Outlook.comのメールアドレスをお使いで、添付ファイルのサイズが大きいメールを削除してもOneDriveの容量に関する警告が表示されるときは、【方法2】 OneDriveから不要なファイルを削除するの手順を参考に、空き容量を確保してください。

OneDriveのファイルをダウンロードする

OneDriveと同期を解除すると、ファイルによってはパソコンから直接アクセスできなくなります。
このため、同期を解除する前に、OneDriveのファイルをパソコンにダウンロードします。


操作手順

お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

  1. タスクバーの端にある「OneDrive」のアイコンをクリックします。

    タスクバーの「OneDrive」アイコンをクリック

    アドバイス

    タスクバーの端に「OneDrive」のアイコンがない場合は、「インジゲーター」をクリックします。
    「隠れているインジケーターを表示します」から「OneDrive」をクリック


  2. OneDriveのメニューが表示されます。
    「ヘルプと設定」をクリックし、表示されるメニューから「設定」をクリックします。

    「ヘルプと設定」をクリック→「設定」をクリック

  3. 「OneDriveの設定を開きます。」が表示されます。
    画面を下にスクロールし、「詳細設定」をクリックします。

    「詳細設定」をクリック

  4. 「ファイル オンデマンド」に表示されている、「すべてのファイルをダウンロードする」をクリックします。

    「すべてのファイルをダウンロードする」をクリック

  5. 「すべてのファイルをダウンロードする」と表示されます。
    「続ける」をクリックします。

    「続ける」をクリック

  6. ダウンロードが開始されます。
    ダウンロードされたファイルやフォルダーには、緑色のチェックマーク(緑色のチェックマーク)が付きます。
    表示された画面で、すべてのフォルダーに緑色のチェックマーク(緑色のチェックマーク)が付くまで待ちます。

    すべてのフォルダーに緑色のチェックマークが付くまで待つ

  7. すべてのフォルダーに緑色のチェックマーク(緑色のチェックマーク)が付いたら、「×」ボタンをクリックして画面を閉じます。

    アドバイス

    パソコンからOneDriveへアップロードできていないファイルやフォルダーがあるときは、赤い丸に白いバツのアイコン赤い丸に白いバツ(同期エラー)のアイコンが残ります。
    赤い丸に白いバツのアイコンが表示されていても、そのファイルが正常に開ける場合は、OneDriveとの同期を解除した後も引き続きファイルを使用できるため、そのまま次の手順に進みます。


OneDriveとの同期を解除する方法

OneDriveとの同期を解除する手順は、次のとおりです。


操作手順

お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

  1. 「OneDriveの設定を開きます」の「アカウント」をクリックします。

    「OneDriveの設定を開きます」の「アカウント」をクリック

  2. 「このPCからリンクを解除する」をクリックします。

    「このPCからリンクを解除する」をクリック

  3. 「このPC上のアカウントのリンクを解除しますか?」と表示されます。
    「アカウントのリンク解除」ボタンをクリックします。

    「アカウントのリンク解除」ボタンをクリック

    リンクが解除されます。
アドバイス


【方法2】 OneDriveから不要なファイルを削除する

OneDrive内に保存しておく必要がないファイルをパソコンにダウンロードしてから削除して、OneDriveの空き容量を増やします。


重要

OneDriveにしか保存されていないファイルを完全に削除すると、復元できません。
また、パソコンとOneDriveで同期しているファイルを削除すると、パソコンからも削除されます。

念のため、OneDriveのファイルは、OneDriveと同期していないフォルダーにダウンロードしてから、削除することをお勧めします。


操作手順

お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

  1. タスクバーの端にある「OneDrive」のアイコンをクリックします。

    タスクバーの「OneDrive」アイコンをクリック

    アドバイス

    タスクバーの端に「OneDrive」のアイコンがない場合は、「インジゲーター」をクリックします。
    「隠れているインジケーターを表示します」から「OneDrive」をクリック


  2. OneDriveのメニューが表示されます。
    「オンラインで表示」をクリックします。

    「オンラインで表示」をクリック

  3. Microsoft Edgeなど、ブラウザーが起動して、OneDriveが表示されます。
    「ストレージ上限を超えました」などのメッセージが表示された場合は、「後で行う」や「×」をクリックして閉じます。
    表示されない場合は次の手順に進みます。

    「後で行う」をクリック

  4. 「ホーム」が表示されます。
    左側のメニューから、「マイファイル」ボタン(マイファイル)ボタンをクリックします。

    「マイファイル」ボタンをクリック

  5. 「マイファイル」が表示されます。
    OneDriveに保存しておく必要がないファイルやフォルダーを探します。

    OneDriveに保存しておく必要がないファイルやフォルダーを探す

    重要

    「Outlook ファイル」フォルダーなど、アプリによって作成されたファイルを移動したり、削除したりすると、アプリの動作に影響が出る場合があります。
    ご自身で作成したファイル(文書や写真、動画など)をOneDriveから削除してください。


  6. 不要なファイルやフォルダーにマウスポインターをあわせて表示される○をクリックし、チェックを付けます。

    不要なファイルやフォルダーにチェックを付ける

  7. 「ダウンロード」をクリックします。

    「ダウンロード」をクリック

    アドバイス

    • 「ダウンロード」が表示されていない場合は、「…」(その他のコマンド)をクリックし、表示されたメニューから「ダウンロード」をクリックします。

    • Microsoft Edgeでは「ダウンロード」フォルダーにダウンロードされます。

    • その他のブラウザーをお使いの場合は、表示される画面に従って、「ドキュメント」「ピクチャ」「デスクトップ」「ミュージック」「ビデオ」以外のフォルダーにダウンロードしてください。
      これらのフォルダーは、OneDriveと同期している可能性があり、ファイルをダウンロードしても、再度アップロードされてしまうことがあります。

  8. ダウンロードの完了後、「削除」をクリックします。

    「削除」をクリック

  9. 「削除しますか?」と表示されます。
    「削除」ボタンをクリックします。

    「削除」ボタンをクリック

  10. 「1個のアイテムを削除しました」と表示されることを確認します。

    「1個のアイテムを削除しました」と表示

  11. OneDriveの画面から容量に関するメッセージが消えるまで、不要なファイルをダウンロードしてから削除します。
アドバイス

  • ダウンロードしたファイルが不要だと確認できた場合は、パソコンから削除してもかまいません。

  • OneDriveから削除したファイルは、OneDriveのごみ箱に一時的に保存されますが、一定期間経過すると完全に削除されます。
    ごみ箱からファイルを復元する方法は、次のマイクロソフト社のホームページをご覧ください。

    マイクロソフト社
    OneDrive で削除したファイルまたはフォルダーを復元する

重要

ファイルを削除しても、今後も新しいファイルはOneDriveにバックアップされます。
このため、再びOneDriveの容量が5GB近くになると、通知が表示されます。

OneDriveにバックアップしておく必要がないフォルダーの同期を解除することで、通知が表示されるタイミングを遅らせることができる可能性があります。

「デスクトップ」「ドキュメント」「ピクチャ」「ミュージック」「ビデオ」の同期を解除する方法は、次のQ&Aをご覧ください。

Q&A[Windows 11] OneDriveで「デスクトップ」「ドキュメント」「ピクチャ」「ミュージック」「ビデオ」の同期を変更する方法を教えてください。

Q&A[Windows 10] OneDriveで「デスクトップ」「ドキュメント」「ピクチャ」「ミュージック」「ビデオ」の同期を変更する方法を教えてください。


【方法3】 OneDriveの容量を増やす(有償)

マイクロソフト社の「Microsoft 365」を購入するか、OneDriveの追加のディスク容量を購入することで、OneDriveの容量を増やすことができます。

詳しくは、次のマイクロソフト社のホームページをご覧ください。

マイクロソフト社
OneDriveの容量を増やす

[+]すべてを開く [-]すべてを閉じる


ご参考

OneDriveの詳細や詳しい使い方は、次のQ&Aをご覧ください。

Q&A[Windows 11] OneDriveについて教えてください。

Q&A[Windows 10] OneDriveについて教えてください。

このQ&Aは役に立ちましたか?(今後の改善の参考とさせていただきます。)

Q&Aで問題が解決しないときは、下記の方法もお試しください。

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