OneDriveの容量がいっぱいになったと表示されます。

対象機種とOS
対象機種	すべて	すべて
対象OS	Windows 11 Windows 10	Windows 11 Windows 10

質問

パソコンを使っていると、次のようにOneDriveがいっぱいになったと表示されます。

・OneDriveは（数字）%いっぱいです
・使用可能な容量が（数字）GBしかありません
・空き領域は（数字）MBしかありません
・無料ストレージがほとんどなくりかけています
・まもなくファイルの同期が停止する可能性があります
・ファイルの同期を継続するには、さらに多くのストレージが必要です

回答

OneDriveの容量が少ない場合は、OneDrive内のファイルを削除するか、追加のストレージを有償で取得します。

OneDriveは、マイクロソフト社が提供するクラウドストレージサービスです。書類や写真などのファイルをインターネット上に保存できます。
2023年3月現在、OneDriveは無料で5GB利用できますが、OneDriveに保存されているファイルが5GB近くになると、警告のメッセージが表示されます。

OneDriveの容量がいっぱいの場合のメッセージの例
（メッセージの例）

アドバイス

OneDriveでは、パソコン内の「デスクトップ」、「ドキュメント」、「ピクチャ」のフォルダーを、OneDriveに自動でバックアップするように設定できます。

Microsoft アカウントでWindowsにサインインすると、自動的にOneDriveにもサインインし、バックアップが開始される場合があります。
このため、意図せずにOneDriveの容量がいっぱいになることがあります。

警告のメッセージが表示された場合は、OneDrive内のファイルを削除し必要に応じて同期を解除するか、またはOneDriveの容量を増やして対処してください。

目的に応じた項目をクリックしてご覧ください。

[+]すべてを開く [-]すべてを閉じる

OneDrive内のファイルを削除する方法 / 同期を解除する方法

OneDrive内に保存しておく必要がないファイルをパソコンにダウンロードしてから削除して、OneDriveの空き容量を増やします。
その後、必要に応じてOneDriveとの同期を解除します。

次の項目を順番に確認してください。

OneDrive内のファイルを削除する方法
OneDriveとの同期を解除する方法

OneDrive内のファイルを削除する方法

OneDrive内のファイルを削除する方法は、次のとおりです。

重要

OneDriveにしか保存されていないファイルを完全に削除すると、復元できません。
また、パソコンとOneDriveで同期しているファイルを削除すると、パソコンからも削除されます。

念のため、OneDriveのファイルは、OneDriveと同期していないフォルダーにダウンロードしてから、削除することをお勧めします。

操作手順

お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

タスクバーの端にある「OneDrive」のアイコンをクリックします。

アドバイス
タスクバーの端に「OneDrive」のアイコンがない場合は、「」をクリックします。
OneDriveのメニューが表示されます。
「オンラインで表示」をクリックします。
Microsoft Edgeなど、ブラウザーが起動して、OneDriveが表示されます。
「ストレージが不足しています」と表示された場合は、メッセージの「×」をクリックします。
表示されない場合は次の手順に進みます。
「自分のファイル」が表示されていることを確認し、OneDriveに保存しておく必要がないファイルやフォルダーを探します。

アドバイス
「自分のファイル」と表示されていない場合は、画面左または「」をクリックして表示されるメニューから「自分のファイル」をクリックします。

重要
「Outlook ファイル」フォルダーなど、アプリによって作成されたファイルを移動したり、削除したりすると、アプリの動作に影響が出る場合があります。
ご自身で作成したファイル（文書や写真、動画など）をOneDriveから削除してください。
必要がないファイルやフォルダーにマウスポインターをあわせて表示される○をクリックし、チェックを付けます。
「ダウンロード」をクリックします。
アドバイス
- Microsoft Edgeでは「ダウンロード」フォルダーにダウンロードされます。
- その他のブラウザーをお使いの場合は、表示される画面に従って、「ドキュメント」、「ピクチャ」、「デスクトップ」以外のフォルダーにダウンロードしてください。
  これらのフォルダーは、OneDriveと同期している可能性があり、ファイルをダウンロードしても、再度アップロードされてしまうことがあります。
ダウンロードが完了したら、「削除」をクリックします。
「削除しますか？」と表示されます。
「削除」ボタンをクリックします。
「フォルダーから1個のアイテムを削除しました」と表示されたことを確認します。
OneDriveの画面から、「OneDriveはいっぱいです」などの空き容量に関するメッセージが消えるまで、不要なファイルをダウンロードしてから削除します。

アドバイス

ダウンロードしたファイルが不要だと確認できた場合は、パソコンから削除してもかまいません。
OneDriveから削除したファイルは、OneDriveのごみ箱に一時的に保存されますが、一定期間経過すると完全に削除されます。
ごみ箱からファイルを復元する方法は、次のマイクロソフト社のホームページをご覧ください。

マイクロソフト社
OneDrive で削除したファイルまたはフォルダーを復元する