ご利用のアンテナに、常に電源が供給されている環境かどうかの確認が必要です。
BS・110度CSデジタル放送用アンテナを使ってBS・110度CSデジタル放送を視聴・録画するためには、アンテナへの電源供給が必要です。
LIFEBOOK AH、NHシリーズ / FMV-BIBLO NWシリーズは、安定稼働や消費電力抑制のため、BS・110度CSデジタル放送用アンテナへの電源供給は外部から行う前提で設計しています。
そのため、お使いの環境によっては「電源供給器」(Power Supply)が必要です。
ご注意
- 2020年6月・7月発表モデルのLIFEBOOK NH93/E2 、WN1/E2(FMVWE2N17D)は、ACアダプタを接続して使用しているときには、アンテナへ電源供給できます。
- 2019年7月発表モデルのLIFEBOOK NH93/D2、WN1/D2 (FMVWD2N17D) は、ACアダプタを接続して使用しているときには、アンテナへ電源供給できます。
- 本Q&Aに記載の例は、すべての条件下でテストされているとは限りません。
本Q&Aに記載の機器をご利用の結果生じた損害については、一切の責任は負いかねます。
電源供給器などは、各機器メーカー、ならびに販売店へ利用環境をご相談のうえ、ご購入ください。
- 一部のパソコンに添付されているワイヤレスTVユニットからは、アンテナに電源を供給できません。
文中の図について、次の点をご確認のうえ、ご覧ください。
- 図中の線は、経路の種類を表しています。
・実線
…常にテレビ信号が流れる経路
・破線
…電源が供給されていないため、テレビ信号が流れない経路
- 図中の混合器、分配器は通電することを前提としています。
電源供給器が必要な場合
次の例では、別途、電源供給器が必要です。
例1
ブースターや電源供給器などの常時アンテナへ電源を供給できる機器がない場合、別途、電源供給器が必要です。

例2
アンテナへ電源を供給できるテレビやレコーダーはつながっているが、このテレビやレコーダーの電源を切るとアンテナへの電源の供給が止まる場合、別途、電源供給器が必要です。

((※)テレビやレコーダーの電源が入っていると、パソコンでBS・110度CSデジタル放送を視聴・録画できる場合があります)
アドバイス
テレビやレコーダーによっては、設定を変更することで、常にBS・110度CSデジタル放送用アンテナへ電源を供給できる場合があります。
設定方法については、各機器メーカーにご確認ください。
電源供給器が必要ない場合
次の例では、新たに電源供給器を用意する必要はありません。
例1
設置済みの電源供給器がアンテナの電源になる場合、新たに用意する必要はありません。

例2
設置済みのブースターがアンテナに電源を供給できる場合、新たに電源供給器を用意する必要はありません。
ブースターは増幅部と電源部を離れて設置できる場合があります。

例3
テレビやレコーダーの機能を使って、アンテナへ常に電源を供給できる場合、新たに電源供給器を用意する必要はありません。

例4
マンションなどの共同受信環境は、各戸で新たに電源供給器を用意する必要が無い場合があります。
詳しくは施設管理者にご確認ください。

例5
ケーブルテレビを使用していて、BS・110度CSデジタル放送の提供方式が「同一周波数パススルー方式」、または「周波数変換パススルー方式」の場合、新たに電源供給器を用意する必要はありません。

ご参考
ケーブルテレビ会社のサービス内容によっては、BS・110度CSデジタル放送を視聴できない場合があります。
サービス内容や、サービスの提供方式についてはご契約のケーブルテレビ会社にご確認ください。