このQ&Aは、2017年5月・7月発表モデル以降でDigitalTVboxを搭載している機種向けのものです。
付属している機種は、次のQ&Aで確認できます。
Q&Aナンバー【7111-1682】更新日:2023年1月19日
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[DigitalTVbox] 録画した番組をディスクへ書き出す方法を教えてください。(2017年5月・7月発表モデル以降)
対象機種 | すべて |
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対象OS |
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質問
回答
録画した番組をディスクに書き出すには、事前に対応ディスクや注意事項を確認し、「DigitalTVbox 録画番組一覧」から操作します。
次の項目を順番に確認してください。
手順1対応するディスク
DigitalTVboxで録画したデジタル放送の番組を書き出せるディスクは、CPRM(著作権保護)対応のDVDとBlu-ray Discです。
お使いになるディスクに応じた案内をご覧ください。
- カスタムメイドモデルでDVDスーパーマルチドライブを選択した場合、Blu-ray Discはお使いいただけません。
- 録画した番組を、SeeQVault対応のmicroSDHCカードまたは、外付けUSBストレージに書き出す方法は、次のQ&Aをご覧ください。
[DigitalTVbox] 録画した番組をSeeQVault書き出し機能で書き出す方法を教えてください。(2016年1月発表モデル以降)
DVD
対応しているDVDは、次のとおりです。
- DVD-R、DVD-R DL
録画番組を書き出ししたディスクに、追記はできません。
録画番組を書き出ししたディスクのフォーマット(初期化)はできません。 - DVD-RW、DVD-RAM
録画番組を書き出ししたディスクに、追記ができます。
なお、ディスクに録画番組以外のデータが入っていると、録画番組の追記はできません。
録画番組を書き出ししたディスクはフォーマット(初期化)して再利用できます。
- 録画番組のファイル容量に加えて、200MB以上の空き容量が必要です。
また、DVD-Rに書き込む場合は、ストレージ(ハードディスクやSSD)の空き容量がDVD-Rで5GB、DVD-R DLで10GB必要です。 - 高速書き込み対応のDVD-RAM2ディスクには対応していません。
- DVD-RAMは、カートリッジなしタイプまたはカートリッジからディスクを取り出せるタイプをご購入ください。
カートリッジに入れた状態で使用するタイプ(Type1)は使えません。
Blu-ray Disc
対応しているBlu-ray Discは、次のとおりです。
- BD-R、BD-R DL、BD-R XL
録画番組を書き出ししたディスクに、追記ができます。
録画番組を書き出ししたディスクのフォーマット(初期化)はできません。
BD-R LTH Type(記録層に有機色素材料が使用されているBD-R)に対応しています。 - BD-RE、BD-RE DL、BD-RE XL
録画番組を書き出ししたディスクに、追記ができます。
なお、ディスクに録画番組以外のデータが入っていると、録画番組の追記はできません。
録画番組を書き出ししたディスクはフォーマット(初期化)して再利用できます。
録画番組のファイル容量に加えて、200MB以上の空き容量が必要です。
手順2ディスクに書き出すときのデータの仕様
ディスクに書き出すときの画質やフォーマット、1枚のディスクに記録できる時間などは、画質モードによって異なります。
画質モードについて、詳しくは、次のQ&Aをご覧ください。
[DigitalTVbox] 画質モードについて教えてください。(2010年夏モデル以降)
手順3ディスクに書き出すときの注意
ディスクを作成する前に、次の項目を順番に確認してください。
録画した番組のコピー制限について
デジタル放送の番組は、著作権保護を目的とし、コピー回数を制御する信号(コピー制御信号)が含まれています。
ディスクへダビングできる回数は、コピー制御信号の種類によって異なります。
コピー制御信号の種類は、次のとおりです。
- コピーネバー / コピー不可
ストレージ(ハードディスクやSSD)へ録画、ディスクへ書き出しができません。 - コピーフリー
ストレージに録画した後、録画番組をディスクに何回でも書き出すことができます。 - コピーワンス
ストレージに録画すると、1回コピーを行ったとみなされます。
そのため、DVDなどのディスクに録画番組を書き出すと、移動(ムーブ)し、ストレージの録画番組は削除されます。 - ダビング10
ストレージに録画番組を残したまま、最大9回まで録画番組をディスクにコピーできます。
10回目に録画番組を書き出すと、ディスクに録画番組を移動(ムーブ)し、ストレージの録画番組は削除されます。
- ダビングは、ストレージに録画番組を残したまま、ディスクに録画番組をコピー(バックアップ)します。
ムーブは、録画番組をディスクに書き出した後、ストレージから録画番組を削除します。 - BS4K・110度CS4Kチューナー搭載機種の場合、新4K衛星放送の番組は、ストレージへ録画はできますが、ディスクへ書き出しはできません。
Blu-ray Disc/DVDドライブについて
ディスクは、パソコンのBlu-ray Disc/DVDドライブにセットしてください。
外付けのBlu-ray Disc/DVDドライブでの書き出しは保証していません。
ディスク作成中の注意について
ディスクの作成中は、次の点にご注意ください。
- 録画番組をダビング中や移動(ムーブ)中に、停電などによる電源断など不慮の事故や強制シャットダウンによってパソコン本体が停止したり、記録しているディスクの傷や汚れによって書き出しが中断したりした場合、ダビングや移動(ムーブ)を実行していた録画番組はストレージ(ハードディスクやSSD)から一部、またはすべてが削除されることがあります。
このとき、録画番組の一部、またはすべてを再生できないことがありますのでご注意ください。 - 移動(ムーブ)の途中でキャンセルした場合、その時点までの録画データがディスクに書き込まれ、それ以降の録画データはストレージから削除されます。
ダビング10信号が含まれた録画番組をダビングの途中でキャンセルした場合は、その時点までの録画データがディスクに書き込まれ、ダビング可能回数が1回減ります。 - 書き出し中に、スリープや休止状態に移行すると、書き出しが失敗する可能性があります。
- 大切な録画番組をディスクに書き出す前に、テスト用の録画番組をディスクに書き出し、お手持ちの機器で再生可能かご確認ください。
- ディスクにデータが入っている場合、ディスクのフォーマットを行うとすべてのデータが削除されます。
データを削除したくない場合は、フォーマットをせずに追記するか、新しいディスクを用意してください。 - ディスクの書き出し中に、録画番組の視聴はできません。
- 他のソフトウェアを起動したり操作したりしないでください。
- ディスクへの書き出しは、録画番組の再生時間よりも長くなることがあります。
- ディスクの書き出しはリモコンで操作できません。
マウスで操作してください。
AACSキーについて
次の場合、AACS(Advanced Access ContentSystem)と呼ばれる著作権保護技術によって、データが暗号化されます。
- Blu-ray Discへ録画番組を書き出す場合について
- 画質モードがHX(高画質)、HS(長時間)、HL(超長時間1)、HE(超長時間2)の録画番組を、録画画質そのままでDVDに書き出す場合
データが暗号化されるときに、AACSキーという電子データが働きます。
AACSキーには有効期限があり、更新期限3ヶ月前になると、ディスクへの保存時に、インターネット経由で新しいAACSキーが自動でダウンロードされます。
更新期限をすぎてから、ディスクに保存する場合、インターネットに接続していないと、「サーバーとの接続に失敗しました。インターネット接続をご確認ください。」と表示されます。
この場合は、インターネットに接続してから、もう一度ディスクへの保存を実行してください。
AACSキーの更新について詳しくは、次のホームページをご覧ください。
株式会社ピクセラ
富士通製パソコン搭載(2009年春モデル以降)の「DigitalTVbox」をご利用のお客様へ
http://www.pixela.co.jp/support/bdaacs/fujitsu/
作成したディスクの再生について
録画データを保存したDVDやBlu-ray Discは、WinDVDで再生できます。
他の機器で再生する場合、DVDはCPRMに対応したプレーヤーやパソコンで再生してください。
Blu-ray Discは、Blu-ray Discに対応したプレーヤーやパソコンで再生してください。
なお、画質モードがHX(高画質)、HS(長時間)、HL(超長時間1)、HE(超長時間2)の録画番組を、録画画質そのままでDVDに書き出したときは、AVCRECに対応した機器で再生してください。
ただし、いずれもすべての環境での再生を保証するものではありません。
放送波の受信状況が悪い状態で録画した番組を再生すると、映像のコマ落ちや乱れが発生する場合があります。
このような番組をBlu-ray Discへムーブやダビングを行ったり、AVCRECフォーマットでDVDへムーブやダビングを行ったりした場合、WinDVDで正常に再生できないことがあります。
これは受信した放送波が正しくないことが原因で起こる問題であり、パソコンの故障ではありません。そのままお使いください。
手順4ディスクに書き出す
ディスクに書き出す手順と、ディスクを書き出すときにメッセージが表示されたときの対処方法は、次のとおりです。
次の場合に応じた項目を確認してください。
書き出す手順
次の手順で、ディスクに書き出します。
一部の手順ではリモコンが使用できません。
操作は、マウスで行います。
お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。
- Blu-ray Disc、またはCPRM対応のDVDをパソコンにセットします。アドバイス
画面の右下にトースト(お知らせのメッセージ)が表示されても、クリックせずに次の手順に進みます。
- デスクトップ画面右下の、タスクバーの端にある「」アイコンをクリック→「DigitalTVbox」アイコンを右クリックし、表示されるメニューから「録画番組を管理する」の順にクリックします。
(左:Windows 11の場合 / 右:Windows 10の場合) - 「録画番組一覧」が表示されます。画面左下にある、「複数選択」ボタンをクリックします。
「複数選択」ボタンがない場合は、次の手順に進みます。アドバイス「複数選択」ボタンの有無は、お使いのDigitalTVboxのバージョンによって異なります。
「複数選択」ボタンがない場合は、最初から複数選択用のチェックボックスが表示されています。 - 録画番組の一覧から、書き出したい番組のチェックボックスをクリックし、チェックを付けます。
(2017年5月・7月発表モデルの例)
(2018年11月発表モデルの例)アドバイスBS4K・110度CS4Kチューナー搭載機種で録画した、新4K衛星放送の番組は、ディスクへ書き出せないため、チェックを付けても、書き出す番組として選択されません。
- 画面下側にある「書き出す」ボタンをクリックします。
(2017年5月・7月発表モデルの例)
(2018年11月発表モデルの例) - しばらく待つと、書き出す録画番組の一覧が表示されます。
「フォーマット形式」欄の項目が選択できるかどうかによって、操作手順が異なります。- 「フォーマット形式」欄に何も表示されず、項目が選択できない場合
次の手順に進みます。 - 「フォーマット形式」欄の選択項目が表示されている場合
「フォーマット形式」欄の「▼」ボタンをクリックし、表示されるメニューから「DVD-VR」または「AVCREC」をクリックし、次の手順に進みます。
DR(最高画質)の録画番組を書き出すとき、またはDR(最高画質)の録画番組とHX(高画質)、HS(長時間)、HL(超長時間1)、HE(超長時間2)の録画番組とを、同じDVDに書き出すときは、「DVD-VR」をクリックします。
HX(高画質)、HS(長時間)、HL(超長時間1)、HE(超長時間2)の録画番組を、録画画質そのままでDVDに書き出す場合は、「AVCREC」をクリックします。
(「フォーマット形式」欄が選択できる場合の例)アドバイス赤い文字でメディア(ディスク)やフォーマットに関するメッセージが表示された場合は、「メッセージが表示されたときの対処」をご覧になり、対処してください。
- 「フォーマット形式」欄に何も表示されず、項目が選択できない場合
- 「書き出し先の詳細を設定してください」にある、「フォーマットする」のチェックボックスを必要に応じてクリックし、チェックを付けます。
セットしたディスクや、選択したフォーマット形式によって自動でチェックが付き、外せない場合は次の手順に進みます。重要ディスクをフォーマットすると、ディスク内のデータが消去されます。
ディスクに録画番組を追記する場合は、チェックを付けないでください。 - 「書き出し画質」欄の項目が選択できるかどうかによって、操作手順が異なります。
- 「書き出し画質」欄に何も表示されず、項目が選択できない場合
次の手順に進みます。 - 「書き出し画質」欄の選択項目が表示される場合
「書き出し画質」欄の「▼」ボタンをクリックし、表示されるメニューから、次のいずれかの画質をクリックし、次の手順に進みます。- XP(高画質):高画質で、約1.2時間以内の番組を記録できます。
- SP(標準):標準画質で、約1.8時間以内の番組を記録できます。
- LP(長時間):画質を落として、約2.9時間以内の番組を記録できます。
- ぴったり:ディスクの空き容量に収まるように、画質を調整して記録します。
最大で約2.9時間の番組を1枚のディスクに記録できます。
アドバイスDVD-R、DVD-RW、DVD-RAM(約4.7GB)に記録できる、記録時間の目安です。
DigitalTVboxのバージョンアップによって、録画に必要な容量や録画可能時間が変化する場合があります。
最新の情報は次のQ&Aの「マニュアル」の項目をご覧になり、お使いのDigitalTVboxのマニュアルを表示して、「書き出し-必要容量の目安」などの項目を確認してください。
DigitalTVboxについて教えてください。(2010年夏モデル以降)
(「書き出し画質」欄が選択できる場合の例) - 「書き出し画質」欄に何も表示されず、項目が選択できない場合
- お好みで、「スキップ書き出し」をクリックしチェックを付けます。
チェックを付けると、オートチャプターで「再生」に設定されているチャプターのみを書き出します。アドバイスオートチャプターについて詳しくは、次のQ&Aをご覧ください。
[DigitalTVbox] オートチャプターについて教えてください。 - お好みで、番組を再生する順番を並び替えます。
番組は「書き出しリスト」の上から順番に再生されます。
順番を並び替えるときは、番組名をクリックし、番組一覧右側の矢印ボタンをクリックします。 - 「書き出し開始」ボタンをクリックします。
- 「書き出しを実行すると、タビング10またはコピーワンスの録画番組はコピー回数が1回減ります。」と表示されます。
「はい」ボタンをクリックします。アドバイスフォーマットする場合や、ディスクが複数枚必要な場合には、同時に説明のメッセージが表示されます。
内容を確認し、問題ない場合は「はい」ボタンをクリックします。 - 書き出しの進捗状況が表示されます。
書き出しが完了するまで、しばらく待ちます。 - 書き出しが完了すると、「書き出しを終了しました。」と表示されます。
「はい」ボタンをクリックしてから、ディスクを取り出します。
メッセージが表示されたときの対処
ディスクに書き出しされるときに表示されるメッセージと、その対処は次のとおりです。
- 「指定されたフォーマットで書き出すにはメディアの初期化が必要です」
フォーマットされていないディスクや、書き出そうとしている形式と異なる形式でフォーマット済みのディスクをセットすると表示されます。
このメッセージが表示されると、自動的に「フォーマットする」の項目にチェックが付きます。
フォーマット可能なディスクのデータを消去して書き込みする場合は、書き込み開始時のメッセージで「はい」ボタンをクリックします。
ディスク内のデータを消去したくない場合は、別のディスクをセットします。
なお、セットしたディスクのフォーマット形式と同じものを選択することで、「フォーマットする」のチェックがはずれ、データを消去せずに同じディスクに追記できます。 - 「非対応、または不正なメディアのため書き込みできません」
CPRMに非対応のDVDや、書き込み済みで追記できない(またはフォーマットできない)ディスクをセットしている可能性があります。
ディスクを取り出し、書き出し可能なディスクに交換します。 - 「録画番組を書き出すために必要な空き容量がメディアにありません。」
ディスクの容量を使い切っており、番組を追記できない場合に表示されます。
ディスクを交換するか、「フォーマットする」にチェックを付け、データを消去して書き出しを行ないます。 - 「書き出せない番組があります。書き出しリストをご確認ください」
録画番組の画質が「DR」で、フォーマットに「AVCREC」を選択している場合は、フォーマット形式で「DVD-VR」を選択します。
録画番組を保存した外付けハードディスクが接続されていない場合は、接続した後、再度書き出しの操作を行います。 - 「メディアがいっぱいになりました。」
書き込むディスクが複数枚になった場合、書き出し中のディスクの容量を使い切ると表示されます。
続きを書き出すための新しいディスクをパソコンにセットしてから、画面の指示に従い操作を行います。 - 「録画番組を書き出すために必要な暗号鍵の更新に失敗しました。コード:EW008」
メッセージが表示されたときは、パソコンがインターネットに接続されているかどうかを確認します。
インターネットに接続していても、エラーメッセージが表示される場合は、DigitalTVboxを最新の状態に更新してください。
DigitalTVbox をアップデートする方法は、次のQ&Aをご覧ください。
[DigitalTVbox] 最新版にアップデートする方法を教えてください。