[Excel 2010] シートの保護を設定する / 解除する方法を教えてください。

誤ってデータや数式が削除されるのを防ぐには、シートの保護を設定します。
シートの保護を設定する、または解除する方法は、次のとおりです。

シートの保護を設定する場合

次の手順で、シートの保護を設定します。

1. Excel 2010 を起動し、シートの保護を設定するファイルを開きます。
   
   
2. 目的に応じて手順が異なります。
   
   
   • シートの内容をすべて保護する場合
     シートの保護だけを設定します。手順.8に進みます。
     
     
   • シート内の一部のセルの編集を許可する場合
     セルのロックを解除した後で、シートの保護を設定します。手順.3に進みます。
     
     
     既定の設定ではすべてのセルがロックされ、シートの保護を行うとすべてのセルに入力ができなくなります。
     シートを保護しても、一部のセルの編集を許可したい場合は、セルのロックを解除する必要があります。
     
     
3. セルのロックを解除します。
   編集を許可したいセルをクリックし、選択します。
   
   
   
   
4. 選択したセルを右クリックし、表示されるメニューから、「セルの書式設定」をクリックします。
   
   
   
   
5. 「セルの書式設定」が表示されます。
   「保護」タブをクリックします。
   
   
   
   
6. 「ロック」をクリックし、チェックを外します。
   
   
   
   
7. 「OK」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
8. シートの保護を設定します。
   「校閲」タブの「シートの保護」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
9. 「シートの保護」が表示されます。
   必要に応じて、「シートの保護を解除するためのパスワード」の入力欄に、パスワードを入力します。
   
   
   
   
   
   • ここで設定したパスワードを忘れると、シートの保護を解除できません。
     
     
   • パスワードを設定しない場合は、空白のまま、次の手順に進みます。
     
     
10. 「このシートのすべてのユーザーに許可する操作」の一覧から、操作を許可する項目にチェックを付け、許可しない項目のチェックを外します。
    チェックは項目をクリックすることで、付け外しできます。
    
    
    
    
11. 「OK」ボタンをクリックします。
    手順9.でパスワードを入力していない場合は、以上で操作は終了です。
    
    
    
    
12. 「パスワードの確認」が表示されます。
    「パスワードをもう一度入力してください。」の入力欄に、手順9.と同じパスワードを入力します。
    
    
    
    
13. 「OK」ボタンをクリックします。
    
    
    
    
    

シートの保護を解除する場合

次の手順で、シートの保護を解除します。

1. Excel 2010 を起動し、シートの保護を解除するファイルを開きます。
   
   
2. 「校閲」タブの「シート保護の解除」ボタンをクリックします。
   
   
   
   シートの保護を解除するためのパスワードを設定していない場合は、以上で操作は終了です。
   
   
3. 「シート保護の解除」が表示されます。
   「パスワード」の入力欄に、シートを保護するときに設定したパスワードを入力します。
   
   
   
   
4. 「OK」ボタンをクリックします。