Q&Aナンバー【7911-2856】更新日:2025年7月18日

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[Windows 11] システムイメージをバックアップする方法を教えてください。

対象機種とOS
対象機種 すべて
対象OS
  • Windows 11

質問

Windows 11で、システムイメージをバックアップする方法を教えてください。

回答

ご案内

このQ&Aは、Windows11で使用できるバックアップ方法の1つです。
他のOSや、その他のバックアップ方法を確認したい場合は、次のQ&Aをご覧ください。

Q&Aバックアップと復元について教えてください。

システムイメージは、コントロールパネルから、外付けハードディスクやブルーレイディスクなどにバックアップします。

重要

システムイメージとは、現在のCドライブの状態と、パソコンの起動に必要なデータをまとめたものです。
お好みの時点のシステムイメージをバックアップすることで、その時点までに行ったソフトウェアのインストールや、設定内容も保存できます。

万が一のトラブルに備えて、パソコンの動作が正常な状態のときに、システムイメージをバックアップしておくことをお勧めします。




手順1注意事項と事前準備

システムイメージをバックアップする手順の前に、次の注意事項と事前準備の内容を、必ず確認してください。


バックアップについて

システムイメージのバックアップについて、すべてのデータの保存/復元を保証するものではありません。
また著作権保護された映像(デジタル放送の録画番組など)や音楽などはバックアップできない場合があります。

万一、システムイメージからデータが復元できなくなったときのために、大事なファイルは個別にバックアップを行ってください。


パソコンの動作に問題が生じている場合

システムイメージをバックアップすると、現在のパソコンの状態をそのまま保存します。
このため、パソコンの動作に問題が生じている場合は、問題箇所も保存されます。
そのデータを復元すると、問題箇所も復元されるため、パソコンの動作に問題が生じている場合は、システムイメージをバックアップしないでください。


バックアップ先について

このQ&Aでは、システムイメージを次の場所にバックアップする方法をご紹介いたします。

重要

  • USBメモリはシステムイメージのバックアップ先として利用できません。

  • バックアップ先として利用しない外付けハードディスク / 外付けSSDやUSBメモリなどの各種ストレージ機器は、あらかじめ取り外してください。


システムイメージの上書きについて

システムイメージをバックアップしたことがあるドライブに、このQ&Aの手順で、もう一度システムイメージをバックアップすると上書きされる場合があります。
以前に取ったシステムイメージのデータを消したくない場合は、別の保存先を用意してください。


回復ドライブ / システム修復ディスクについて

Windowsが起動しなくなった場合、システムイメージのデータだけでは復元を実行できません。
システムイメージの他に、回復ドライブやシステム修復ディスクなどが必要です。

このため、万が一の場合に備え、システムイメージとあわせて、回復ドライブやシステム修復ディスクの作成をお勧めします。

ご注意

タブレットパソコンをお使いの場合は、オプションのキーボードを接続していないと、「システム修復ディスク」からの起動ができません。

回復ドライブ / システム修復ディスクについて、詳しくは、次のQ&Aをご覧ください。

アドバイス

  • システム修復ディスクは、システムイメージを作成する手順の途中で作成できます。

  • 「Windows 回復環境」が搭載されている機種では、Windowsが起動しない状態でも、回復ドライブやシステム修復ディスクなしで、システムイメージの復元が可能です。
    ただし、「Windows 回復環境」を実行できないなどのトラブルに備え、回復ドライブやシステム修復ディスクの作成をお勧めします。

    「Windows 回復環境」の起動方法については、次のQ&Aをご覧ください。

    Q&A「Windows 回復環境」を実行する方法を教えてください。


ノートパソコン / タブレットパソコンをお使いの場合

途中で電源が切れないように、必ずACアダプタを接続し、電源ケーブルをコンセントに接続してください。
また、液晶ディスプレイは開いた状態で、バックアップを行ってください。



手順2システムイメージをバックアップする方法

バックアップ先によって、手順が異なります。
次の中から、バックアップ先に応じた項目をクリックして展開し、手順をご覧ください。

[+]すべてを開く [-]すべてを閉じる

外付けハードディスク / 外付けSSD / 内蔵ハードディスク(Dドライブ)にバックアップする方法

次の手順で、システムイメージをバックアップします。


操作手順

お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

  1. 外付けハードディスク / 外付けSSDに保存する場合は、外付けハードディスク / 外付けSSDをパソコンに接続します。
    内蔵ハードディスク(Dドライブ)に保存する場合は、このまま次の手順に進みます。

  2. 「スタート」ボタン「スタート」ボタン→右上の「すべて」→「Windows ツール」の順にクリックします。

  3. 「Windows ツール」が表示されます
    「コントロールパネル」をダブルクリックします。

    「コントロールパネル」をダブルクリック

  4. 「コントロールパネル」が表示されます。
    「バックアップと復元 (Windows 7)」をクリックします。

    「バックアップと復元 (Windows 7)」をクリック

    アドバイス

    名称に「Windows 7」と表示されていますが、Windows 11で利用できる機能です。


  5. 「バックアップと復元 (Windows 7)」が表示されます。
    「システムイメージの作成」をクリックします。

    「システムイメージの作成」をクリック

  6. 「バックアップをどこに保存しますか?」と表示されます。
    「ハードディスク上」をクリックし、接続した外付けハードディスク / 外付けSSDや、内蔵ハードディスクが表示されていることを確認します。

    「ハードディスク上」をクリックし、バックアップ先が表示されていることを確認

    アドバイス

    • バックアップ先の外付けハードディスク / 外付けSSDが表示されていない場合は「∨」をクリックし、表示される一覧から選択します。

    • 「ハードディスク上」に「このドライブは NTFS でフォーマットされていないため、システムイメージを保存することはできません。」と表示されている場合は、外付けハードディスク / 外付けSSDをNTFSでフォーマットする必要があります。
      手順は、次の Q&Aをご覧ください。

      Q&A[Windows 11] ハードディスクやSSDのファイルシステムをNTFSに変更する方法を教えてください。

      「このドライブは NTFS でフォーマットされていないため、〜」と表示

  7. 「次へ」ボタンをクリックします。

    「次へ」ボタンをクリック

  8. 「どのドライブをバックアップに含めますか?」と表示されます。
    システムイメージと一緒にバックアップしたいドライブがある場合は、クリックしてチェックを付け、「次へ」ボタンをクリックします。

    「次へ」ボタンをクリック

    アドバイス

    デバイスの暗号化を有効にしている場合、「暗号化されているドライブC: をバックアップすることを選択しました。」と表示される場合があります。

    「暗号化されているドライブC: をバックアップすることを選択しました。」と表示

    バックアップされるデータは暗号化されないため、バックアップしたデータは物理的に安全な場所に保管してください。「OK」ボタンをクリックすると、バックアップが続行されます。


  9. 「バックアップの設定を確認します」と表示されます。
    「バックアップの開始」ボタンをクリックします。

    「バックアップの開始」ボタンをクリック

  10. バックアップが開始されます。完了するまで、しばらく待ちます。

    「バックアップを保存しています...」の表示

  11. 「システム修復ディスクを作成しますか?」と表示されます。
    状況に応じて、次の操作を行います。

    アドバイス

    システム修復ディスクとは、Windowsが起動できない状態になったときに、システムイメージを読み込んで復元するために使用するディスクです。
    システム修復ディスクを作成する詳しい手順は、次のQ&Aをご覧ください。

    Q&A[Windows 11] システム修復ディスクを作成する方法を教えてください。


    • システム修復ディスクを作成する場合
      「はい」ボタンをクリックし、画面の指示に従いシステム修復ディスクを作成したら、次の手順に進みます。

      「はい」ボタンをクリック

    • システム修復ディスクを作成しない場合
      「いいえ」ボタンをクリックし、次の手順に進みます。

      「いいえ」ボタンをクリック

  12. 「バックアップは正常に完了しました。」と表示されます。
    「閉じる」ボタンをクリックします。

    「閉じる」ボタンをクリック

    アドバイス

    システムイメージは、保存先に指定したドライブ直下の「WindowsImageBackup」フォルダーに保存されています。

    なお、「WindowsImageBackup」フォルダーのサイズが0バイトと表示される場合がありますが、バックアップ時に「バックアップは正常に完了しました。」と表示されていれば、バックアップは完了しています。

    詳しくは、次のQ&Aをご覧ください

    Q&A「WindowsImageBackup」フォルダーのサイズが「0バイト」と表示されます。


ご参考

システムイメージの復元では、復元する項目を個別に選べません。システムイメージをバックアップしてから復元するまでの間にCドライブに追加した情報は、すべて削除されます。
そのため、ファイル履歴を併用して、データのバックアップも行うことをお勧めします。ファイル履歴の使用方法は、次のQ&Aをご覧ください。

Q&A[Windows 11] ファイル履歴を使用してバックアップする方法を教えてください。

DVD/BDにバックアップする方法

次の手順で、システムイメージをバックアップします。


操作手順

お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

  1. 「スタート」ボタン「スタート」ボタン→右上の「すべて」→「Windows ツール」の順にクリックします。

  2. 「Windows ツール」が表示されます
    「コントロールパネル」をダブルクリックします。

    「コントロールパネル」をダブルクリック

  3. 「コントロールパネル」が表示されます。
    「バックアップと復元 (Windows 7)」をクリックします。

    「バックアップと復元 (Windows 7)」をクリック

    アドバイス

    名称に「Windows 7」と表示されていますが、Windows 11で利用できる機能です。


  4. 「バックアップと復元 (Windows 7)」が表示されます。
    「システムイメージの作成」をクリックします。

    「システムイメージの作成」をクリック

  5. 「バックアップをどこに保存しますか?」と表示されます。
    「1 つ以上の DVD 上」をクリックし、「次へ」ボタンをクリックします。

    「1 つ以上の DVD 上」をクリックし、「次へ」ボタンをクリック

  6. 「どのドライブをバックアップに含めますか?」と表示されます。
    システムイメージと一緒にバックアップしたいドライブがある場合は、クリックしてチェックを付け、「次へ」ボタンをクリックします。

    「次へ」ボタンをクリック

    アドバイス

    デバイスの暗号化を有効にしている場合、「暗号化されているドライブC: をバックアップすることを選択しました。」と表示されます。

    「暗号化されているドライブC: をバックアップすることを選択しました。」と表示

    バックアップされるデータは暗号化されないため、バックアップしたデータは物理的に安全な場所に保管してください。「OK」ボタンをクリックすると、バックアップが続行されます。


  7. 「バックアップの設定を確認します」と表示されます。
    「バックアップには xx GBのディスク領域が必要です。」の表示を確認し、容量に応じた枚数分のDVD/BDを用意します。

    「バックアップには xx GBのディスク領域が必要です。」の表示を確認

    アドバイス

    「xx」には、数字が表示されます。
    お使いの環境によって、表示される数値は異なります。


  8. 「バックアップの開始」ボタンをクリックします。

    「バックアップの開始」ボタンをクリック

  9. バックアップが開始され、しばらくすると「1 GB より大きい空のメディアにラベルを付けて挿入してください」と表示されます。
    表示されているラベルをディスクのレーベル面に記載し、パソコンにセットします。

    「1 GB より大きい空のメディアにラベルを付けて挿入してください」と表示

    アドバイス

    • ラベルは、DVD/BDからシステムイメージを復元するときに、必要になります。

    • レーベル面に記入するときは、ボールペンや鉛筆などの先の硬いものは使わないでください。
      ディスクに傷が付くおそれがあります。

  10. ディスクをセットしたら、「OK」ボタンをクリックします。

    「OK」ボタンをクリック

    アドバイス

    「メディアをフォーマットしますか?」と表示された場合は、空のディスクであることを確認し、「フォーマット」ボタンをクリックします。
    フォーマットすると、ディスクに保存されているデータがすべて削除されます。

    「フォーマット」ボタンをクリック


  11. ディスクにバックアップが保存されます。
    完了するまで、しばらく待ちます。

  12. 表示される画面によって、手順が異なります。

    • 「1 GB より大きい空のメディアにラベルを付けて挿入してください」と表示された場合
      パソコン本体のディスク取り出しボタンを押して、ディスクを取り出し、手順9.〜手順12.を繰り返します。

      「1 GB より大きい空のメディアにラベルを付けて挿入してください」と表示

    • 「システム修復ディスクを作成しますか?」と表示された場合
      パソコン本体のディスク取り出しボタンを押して、ディスクを取り出し、次の手順に進みます。

  13. システム修復ディスクを作成するか、しないかによって、手順が異なります。

    アドバイス

    システム修復ディスクとは、Windowsが起動できない状態になったときに、システムイメージを読み込んで復元するために使用するディスクです。
    システム修復ディスクを作成する詳しい手順は、次のQ&Aをご覧ください。

    Q&A[Windows 11] システム修復ディスクを作成する方法を教えてください。


    • システム修復ディスクを作成する場合
      「はい」ボタンをクリックし、画面の指示に従いシステム修復ディスクを作成したら、次の手順に進みます。

      「はい」ボタンをクリック

    • システム修復ディスクを作成しない場合
      「いいえ」ボタンをクリックし、次の手順に進みます。

      「いいえ」ボタンをクリック

  14. 「バックアップは正常に完了しました。」と表示されます。
    「閉じる」ボタンをクリックします。

    「閉じる」ボタンをクリック

ご参考

システムイメージの復元では、復元する項目を個別に選べません。システムイメージをバックアップしてから復元するまでの間にCドライブに追加した情報は、すべて削除されます。
そのため、ファイル履歴を併用して、データのバックアップも行うことをお勧めします。ファイル履歴の使用方法は、次のQ&Aをご覧ください。

Q&A[Windows 11] ファイル履歴を使用してバックアップする方法を教えてください。

[+]すべてを開く [-]すべてを閉じる


アドバイス

このQ&Aは役に立ちましたか?(今後の改善の参考とさせていただきます。)

Q&Aで問題が解決しないときは、下記の方法もお試しください。

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