回復ドライブの作成に失敗します。

回復ドライブを作成しようとして失敗する場合の、考えられる原因と対処方法は次のとおりです。

1番目の確認項目USBメモリを確認する

USBメモリの容量不足

USBメモリの容量が不足している場合、回復ドライブの作成に失敗します。

回復ドライブの作成には、32GB以上のUSBメモリの利用が必須です。容量が16GB以下のメモリをご利用の場合は、32GB以上のメモリを別途ご用意ください。

USBメモリが暗号化されている

セキュリティ機能付やハードウェア暗号化機能付など、一部のUSBメモリの中には、Windows10 / Windows 11の回復ドライブの作成に対応していないものがあります。

また、作成できても、回復ドライブからの復元時に起動できない場合があります。

回復ドライブ（リカバリ用）の作成に対応しているかどうかについては、USBメモリの提供元にご確認ください。

別のUSBコネクタに接続する

USBコネクタを複数搭載している機種をお使いの場合は、別のUSBコネクタに接続して、回復ドライブを作成できるかどうかを確認してください。
USBハブをお使いの場合は、パソコン本体のUSBコネクタに接続してください。

2番目の確認項目Windows Updateを確認する

Windows Updateの更新中や更新後の再起動が行われていない状態、またはWindows Updateで失敗している項目がある状態で回復ドライブを作成すると、作成に失敗する場合があります。

• Windows Updateの更新が必要な場合
  更新プログラムのインストールを完了するために、Windows Updateを実行します。
  Windows Updateを実行する方法は、次のQ&Aをご覧ください。
  
  [Windows 11] Windows Updateの実行方法を教えてください。
  
  [Windows 10] Windows Updateの実行方法を教えてください。
  
  
• Windows Updateで失敗している項目がある場合
  Windows Updateを一時的に停止し、再開したのち「最新の状態です」となるか確認します。
  操作方法は、次のQ&Aをご覧ください。
  
  [Windows 11] Windows Updateを一時的に停止する方法 / 再開する方法を教えてください。
  
  [Windows 10] Windows Updateを一時的に停止する方法 / 再開する方法を教えてください。
  
  
• 再起動が必要な場合
  
  パソコンを再起動し、Windows Updateの更新が完了した状態で、回復ドライブを作成します。

3番目の確認項目省電力状態（スリープ / 休止状態 / 画面オフ）を解除する

回復ドライブの作成中に、Windowsの省電力機能により、ディスプレイの電源が切れて、画面が真っ暗になることがあります。
【Enter】キーを押して省電力状態から復帰させると、回復ドライブの作成がキャンセルされ、中断することがあります。

回復ドライブの作成中は省電力状態に移行しないよう、一時的に設定を「なし」に変更します。
設定方法は、次のQ&Aをご覧ください。

[Windows 11] 省電力状態（スリープ / 休止状態 / 画面オフ）に移行するまでの時間を変更する方法を教えてください。

[Windows 10] 省電力状態（スリープ / 休止状態 / 画面オフ）に移行するまでの時間を変更する方法を教えてください。

4番目の確認項目セキュリティ対策ソフトを一時的に停止する

セキュリティ対策ソフトの影響によって、回復ドライブの作成ができないことがあります。
セキュリティ対策ソフトの動作を一時的に停止し、回復ドライブが作成できるかどうかを確認してください。

設定方法は、次のQ&Aをご覧ください。

[マカフィー リブセーフ] 停止する方法を教えてください。

5番目の確認項目常駐アプリを一時的に解除する

パソコンの起動と同時に動作している常駐アプリを一時的に無効にし、回復ドライブが作成できるかどうかを確認してください。

設定方法は、次のQ&Aをご覧ください。

常駐アプリを解除する方法を教えてください。