Q&Aナンバー【9904-6643】更新日:2013年7月19日

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[Windows XP / Windows 2000] ディスクのエラーをチェックする方法を教えてください。

対象機種とOS
対象機種 すべて
対象OS
  • Windows XP Home Edition
  • Windows XP Professional
  • Windows XP Tablet PC Edition
  • Windows XP Tablet PC Edition 2005
  • Windows XP Media Center Edition 2004
  • Windows XP Media Center Edition 2005
  • Windows 2000

質問

Windows XPやWindows 2000で、ハードディスクにエラーが発生していないかどうかをチェックする方法を教えてください。

回答

Windows XP または、Windows 2000 をお使いの場合は、エラーチェックツールを使用して、ハードディスクの状態を確認します。

エラーチェックツールで、ファイルシステムエラーや、不良セクタを発見した場合は、自動的に修復、または回復することができます。

次の場合に応じた項目を確認してください。

  1. マイコンピュータから実行する
  2. コマンドプロンプトから実行する

マイコンピュータから実行する


次の手順で、マイコンピュータから、エラーチェックツールを実行します。
ここでは、例として「ローカルディスク(C:)」のエラーをチェックします。


操作手順

お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

  1. 「スタート」ボタン→「マイコンピュータ」の順にクリックします。

  2. 「ローカルディスク(C:)」を右クリックし、表示されるメニューから「プロパティ」をクリックします。

    ハードディスク ドライブ

  3. 「ローカルディスク(C:)のプロパティ」が表示されます。
    「ツール」タブをクリックします。

    「ツール」タブをクリック

  4. 「チェックする」ボタンをクリックします。

    「チェックする」ボタンをクリック

  5. 「チェックディスクのオプション」と表示されます。
    次の項目をクリックし、チェックを付けます。

    • ファイルシステムエラーを自動的に修復する
      ファイルシステムエラーが発見された場合は、自動的にファイルシステムを修復します。

    • 不良セクタをスキャンし、回復する
      不良セクタが発見された場合は、不良セクタ内の読み込み可能な情報を回復します。
      また、ファイルシステムエラーも同時に修復します。
      不良セクタが多いときは、ディスクのエラーチェックに時間がかかる場合があります。

      アドバイス
      不良セクタとは、ハードディスクやフロッピーディスクのディスク上に、物理的な損傷があり、データを記録できなくなった領域のことです。
      不良セクタが多いときは、チェックディスクに時間がかかる場合があります。

    「チェックディスクのオプション」の項目をクリックする

  6. 「開始」ボタンをクリックします。

    「開始」ボタンをクリック

  7. 「ディスク検査のユーティリティは Windowsファイルの一部に排他アクセスが必要なため、ディスクの検査は実行できませんでした。」と表示されます。
    「はい」ボタンをクリックします。

    「ディスク検査のユーティリティ」

    アドバイス
    チェックするドライブによっては、このメッセージが表示されず、そのままエラーチェックが開始される場合があります。
    「ディスクの検査が完了しました。」というメッセージが表示されたら、「OK」ボタンをクリックして終了します。パソコンを再起動する必要はありません。

  8. 「OK」ボタンをクリックし、「ローカルディスク(C:)のプロパティ」を閉じます。

  9. 「×」ボタンをクリックし、開いている画面をすべて閉じます。

  10. 「スタート」ボタンから、パソコンを再起動します。
    再起動時に、英語表記の画面が表示されて、ディスクのチェックが実行されます。

    chkdsk実行中画面

  11. ディスクのエラーのチェックが完了すると、Windows が起動します。
    Windows が起動するまで、そのまま待ちます。

    アドバイス
    ディスクのエラーをチェックし、ファイルシステムエラーや不良セクタが発見された場合は、自動的に修復、または回復します。
    また、チェックするディスクの容量や、不良セクタの数によっては、時間がかかる場合があります。

コマンドプロンプトから実行する


次の手順で、コマンドプロンプトから、エラーチェックツールを実行します。
ここでは、例として「ローカルディスク(C:)」のエラーをチェックします。


操作手順

お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

  1. 「スタート」→「すべてのプログラム」(または、「プログラム」)→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」の順にクリックします。

  2. 黒地の「コマンドプロンプト」画面が表示されます。
    半角文字英字で次のとおり入力します。

    chkdsk c: /f

    チェックディスクコマンド

    アドバイス
    「chkdsk」と「c:」の間、「c:」と「/f」の間には半角文字空白を入れます。
    「c:」には、チェックを行うドライブ名の文字を入力します。

  3. 【Enter】キーを押します。

  4. 「次回のシステム再起動時に、このボリュームのチェックをスケジュールしますか(Y/N)?」と表示されます。
    【Y】キーを押します。

    CHKDSKを実行できません

    アドバイス
    「このボリュームを強制的にマウントを解除しますか(Y/N)?」と表示された場合は、【N】キーを押して、【Enter】キーを押します。
    その後に、「次回のシステム再起動時に、このボリュームのチェックをスケジュールしますか(Y/N)?」と表示されます。

  5. 【Enter】キーを押します。

  6. 「次回のシステム再起動時に、このボリュームはチェックされます。」と表示されます。
    「×」をクリックし、「コマンドプロンプト」を閉じます。

    次回のシステム再起動時に、このボリュームはチェックされます

    アドバイス
    チェックするドライブによっては、手順3.〜4.のメッセージが表示されず、そのままエラーチェックが開始されます。
    エラーチェックが完了したら、画面右上の「×」をクリックし、「コマンドプロンプト」画面を閉じます。パソコンを再起動する必要はありません。

  7. 「スタート」ボタンから、パソコンを再起動します。
    再起動時に、英語表記の画面が表示されて、ディスクのチェックが実行されます。

    chkdsk実行中画面

  8. ディスクのエラーのチェックが完了すると、Windows が起動します。
    Windows が起動するまで、そのまま待ちます。

    アドバイス
    ディスクのエラーをチェックし、ファイルシステムエラーや不良セクタが発見された場合は、自動的に修復、または回復します。
    また、チェックするディスクの容量や、不良セクタの数によっては、時間がかかる場合があります。

ご参考

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