- 無線LANでインターネットに接続するには、無線LANアクセスポイントのネットワーク名(SSID)や、ネットワークセキュリティキーが必要です。
- 無線LANアクセスポイントのセキュリティには、 WEP または TKIP 以外の設定をご利用になることをお勧めします。
これらの規格は古く、セキュリティ上の問題も確認されています。
また、WEP または TKIP をWindows 10で利用すると、インターネットに接続できなかったり、接続が途切れたりする場合があります。
無線LANアクセスポイントの設定などを確認する方法は、製品のマニュアルをご覧になるか、提供元にお問い合わせください。
Q&Aナンバー【8210-8760】更新日:2021年12月24日
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[Windows 10] 無線LANでインターネットに接続できません。
対象機種 | すべて |
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対象OS |
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質問
回答
無線LANでインターネットに接続できない場合は、省電力状態を解除しネットワーク診断を実行し原因を特定して、対処します。
無線LANでインターネットに接続できないときの対処方法は、次のとおりです。
次の項目を順番に確認してください。
- 無線LANアンテナを取り付ける
(ESPRIMO WD2/E2) - 省電力状態を解除する
(2018年6月発表モデル以前の一部の機種) - ネットワーク診断を実行する
- 無線LANプロファイルを再作成する
- パソコンとネットワーク機器を再起動する
- ドライバー類をアップデートする
1番目の確認項目無線LANアンテナを取り付ける
(ESPRIMO WD2/E2)
ESPRIMO WD2/E2で、無線通信内蔵を選択した場合は、パソコンに無線LANアンテナが添付されています。
無線LANアンテナをパソコン本体背面の無線LANアンテナコネクタに取り付けてください。
2番目の確認項目省電力状態を解除する
(2018年6月発表モデル以前の一部の機種)
2013年10月発表モデル〜2018年6月発表モデルの一部の機種には、パソコンを省電力状態(省電力モード)に移行して、無線LANなど一部の機能を停止させるステータスパネルスイッチが付属しています。
ステータスパネルスイッチが付属している場合は、省電力状態を解除し、インターネットに接続できるかどうかを確認します。
付属機種や使い方などは、次のQ&Aをご覧ください。
Windows 8.1/8からアップグレードした場合、一部の機種には、省電力ユーティリティが付属しています。
付属機種や使い方などは、次のQ&Aをご覧ください。省電力ユーティリティについて教えてください。
3番目の確認項目ネットワーク診断を実行する
ネットワーク診断を実行し、インターネットに接続できない原因を特定して、対処します。
ネットワーク診断を実行する方法は、次のQ&Aをご覧ください。
ネットワーク診断を実行する方法を教えてください。(2009年冬モデル以降)
診断結果に応じた項目をクリックし、確認して、対処してください。
ネットワーク接続が無効です
「ネットワーク接続が無効です」と表示される場合は、ネットワーク接続が無効になっている可能性があります。
「ネットワーク接続有効」ボタンをクリックし、ネットワーク接続を有効にします。
対処後に、「ネットワーク診断」の画面左にある「再診断」をクリックし、もう一度診断結果を確認します。
電波を発信していません
次のいずれかの可能性があります。
- OSの機能で「Wi-Fi」の電波が切断されている
- OSの機能で「機内モード」が「オン」になっている
- ワイヤレススイッチがOFFになっている(LIFEBOOK / STYLISTICのみ)
「電波発信」ボタンがクリックできるかどうかによって、操作が異なります。
- 「電波発信」ボタンがクリックできる場合
「電波発信」ボタンをクリックし、電波を発信します。 - 「電波発信」ボタンがクリックできない場合
ワイヤレススイッチをONにします。
ワイヤレススイッチの場所については、次のQ&Aをご覧ください。[LIFEBOOK] ワイヤレススイッチの場所を教えてください。
[STYLISTIC] ワイヤレススイッチの場所を教えてください。
対処後に、「ネットワーク診断」の画面左にある「再診断」をクリックし、もう一度診断結果を確認します。
無線LANプロファイルが未登録です
「無線LANプロファイルが未登録です」と表示される場合は、無線LANプロファイルが登録されていません。
次の手順で、無線LANプロファイルを作成します。
お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。
- 通知領域にある、「ネットワーク」アイコンをクリックします。
(Windows 10 May 2019 Update以降の場合) (Windows 10 October 2018 Update以前の場合)アドバイス「ネットワーク」アイコンが表示されない場合は、通知領域にある「
」ボタンをクリックしてから「ネットワーク」アイコンをクリックします。
- 「ネットワーク」が表示されます。
一覧から、接続するネットワーク名(SSID)をクリックします。 - 「接続」ボタンをクリックします。アドバイス
「自動的に接続する」を有効にしたい場合は、「自動的に接続する」をクリックしてチェックを付けます。
- 「ネットワーク セキュリティ キーの入力」または「ネットワークセキュリティキーを入力してください」と表示されます。
ネットワークセキュリティキーを入力します。 - 「次へ」ボタンをクリックします。
- 「このネットワーク上の他のPC やデバイスが、このPC を検出できるようにしますか?」と表示されます。
パブリックネットワーク(公共の場所にあるネットワーク)へ接続する場合は、「いいえ」ボタンをクリックします。
ホームネットワークや社内ネットワークに接続する場合は、「はい」ボタンをクリックします。 - 「ネットワーク診断」の「再診断」をクリックし、もう一度診断結果を確認します。
無線LANアクセスポイントが見つかりません
「無線LANアクセスポイントが見つかりません」と表示される場合は、無線LANアクセスポイントの電源が入っていない、または電波が届いていない可能性があります。
無線LANアクセスポイントの電源が入っているかどうかを確認します。
無線LANアクセスポイントに問題がない場合は、設置環境を確認します。
確認する内容は、次のとおりです。
- パソコンと無線LANアクセスポイントの距離が遠いときは、無線LANの電波が確実に届く範囲に設置し直す。
- 遮蔽物(壁、ドア、天井、床、柱など)があるときは、遮蔽物がない位置に設置し直す。
- Bluetooth ワイヤレステクノロジー機器や通信機械など、異なる規格の無線機器が近くにあるときは、ない場所に設置し直すか、それらの電源を切る。
- テレビ機能をお使いの場合で、古いブースターや分配器、壁面端子などを使用していたり、同軸ケーブルの芯線がむき出しになっていたりするときは、配線を取り外す。
改善した場合は、テレビ関連の配線や機器から電波が外部に漏れないように、適切な機器の使用や工事が必要です。 - そのほかの電気製品(特に電子レンジなど高周波を出す機械)が近くにあるときは、離れた位置に設置し直す。
- 放送局や高圧電線が近くにあるときは、パソコンや無線LANアクセスポイントの位置や向きを変えてみる。
対処後に、「ネットワーク診断」の画面左にある「再診断」をクリックし、もう一度診断結果を確認します。
ルーターやアクセスポイントのステルス機能を有効にしている場合は、Windows の設定を確認してください。
詳しくは、次のQ&Aをご覧ください。[Windows 10] ステルス機能が有効なワイヤレスネットワークに接続する方法を教えてください。
無線LANアクセスポイントに接続していません
「無線LANアクセスポイントに接続していません」と表示される場合は、無線LANアクセスポイントに自動的に接続されていない可能性があります。
次の手順で、無線LANアクセスポイントに接続します。
お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。
- 通知領域にある、「ネットワーク」アイコンをクリックします。
(Windows 10 May 2019 Update以降の場合) (Windows 10 October 2018 Update以前の場合)アドバイス「ネットワーク」アイコンが表示されない場合は、通知領域にある「
」ボタンをクリックしてから「ネットワーク」アイコンをクリックします。
- 「ネットワーク」が表示されます。
一覧から、接続するネットワーク名(SSID)をクリックします。 - 「接続」ボタンをクリックします。アドバイス
「自動的に接続する」を有効にしたい場合は、「自動的に接続する」をクリックしてチェックを付けます。
お使いのWindowsのバージョンによっては、「自動的に接続する」をクリックしてチェックを付けると、接続動作が始まります。 - 「ネットワーク診断」の「再診断」をクリックし、もう一度診断結果を確認します。
ルーターやアクセスポイントのステルス機能を有効にしている場合は、Windows の設定を確認してください。
詳しくは、次のQ&Aをご覧ください。[Windows 10] ステルス機能が有効なワイヤレスネットワークに接続する方法を教えてください。
IPアドレスが無効です / デフォルトゲートウェイが無効です
「IPアドレスが無効です」または「デフォルトゲートウェイが無効です」と表示される場合は、IPアドレスが正しく取得できていない可能性があります。
「IPアドレス情報」欄の、「IPアドレスを自動的に取得する」に表示されている内容によって対処します。
- 「無効」と表示されている場合
固定にしているIPアドレスやデフォルトゲートウェイの設定が、正しいかどうかを確認します。
設定を確認する方法は、次のQ&Aをご覧ください。[Windows 10] IP アドレスの設定方法を教えてください。
アドバイスIPアドレスを固定にする必要がない場合は、IPアドレスを自動的に取得する設定にすることをお勧めします。
- 「有効」と表示されている場合
「アドレス再取得」ボタンをクリックし、IPアドレスを正常に取得できるかどうかを確認します。
対処後に、「ネットワーク診断」の画面左にある「再診断」をクリックし、もう一度診断結果を確認します。
DNSが無効です
「DNSが無効です」と表示された場合は、DNSサーバーの設定が正しくない可能性があります。
次の項目を確認します。
- IPアドレスが固定で、DNSサーバーのアドレスが空欄になっていないかどうか確認する
IPアドレスを固定にしている場合は、DNSサーバーのアドレスも入力する必要があります。
DNSサーバーの設定を確認し、必要に応じて設定します。
設定を確認する方法は、次のQ&Aをご覧ください。[Windows 10] IP アドレスの設定方法を教えてください。
アドバイスIPアドレスを固定にする必要がない場合は、IPアドレスを自動的に取得する設定にすることをお勧めします。
- プロバイダーからDNSサーバーのアドレスを指定されているかどうか
プロバイダーによっては、DNSサーバーを設定しないと、インターネットに接続できない場合があります。
DNSサーバーのアドレスなどについては、ご契約のプロバイダーにお問い合わせください。
対処後に、「ネットワーク診断」の画面左にある「再診断」をクリックし、もう一度診断結果を確認します。
DNSの名前変換ができません
「DNSの名前変換ができません」と表示された場合は、プロバイダーから指定されているDNSサーバーのアドレスが、設定されていない可能性があります。
ご契約のプロバイダーでは、DNSサーバーのアドレスを指定する必要があるのかどうかを確認します。
ご不明な点は、プロバイダーにお問い合わせください。
対処後に、「ネットワーク診断」をもう一度実行して、診断結果を確認します。
インターネットアクセスができません
「インターネットアクセスができません」と表示された場合は、正しくないIPアドレスを設定しているか、無線LANプロファイルの設定が正しくない可能性があります。
「IPアドレス情報」欄の、「IPアドレスを自動的に取得する」に表示されている内容によって対処します。
- 「無効」と表示されている場合
固定にしているIPアドレスやデフォルトゲートウェイの設定が、正しいかどうかを確認します。
設定を確認する方法は、次のQ&Aをご覧ください。[Windows 10] IP アドレスの設定方法を教えてください。
アドバイスIPアドレスを固定にする必要がない場合は、IPアドレスを自動的に取得する設定にすることをお勧めします。
- 「有効」と表示されている場合
登録しているセキュリティの種類や、ネットワークセキュリティキーが正しいかどうかを確認します。
確認する方法は、次のQ&Aをご覧ください。無線LANで接続しているプロファイルのSSIDやセキュリティの種類などを確認する方法を教えてください。
対処後に、「ネットワーク診断」の画面左にある「再診断」をクリックし、もう一度診断結果を確認します。
インターネットアクセスが可能です
「インターネットアクセスが可能です」と表示された場合は、インターネットに接続できる状態です。
Internet Explorer を起動し、ホームページが表示されるかどうかを確認します。
ホームページが表示されない場合は、ネットワーク診断を表示したまま、次の「無線LANプロファイルを再作成する」に進みます。
4番目の確認項目無線LANプロファイルを再作成する
作成済みの無線LANプロファイルを削除し、もう一度無線LANプロファイルを作成します。
再作成した無線LANプロファイルでインターネットに接続できるかどうかを確認します。
手順は、次のとおりです。
お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。
「スタート」ボタン→「設定」の順にクリックします。
- 「ネットワークとインターネット」をクリックします。
- 「Wi-Fi」をクリックします。
- 「既知のネットワークの管理」または「Wi-Fi 設定を管理する」をクリックします。
- 「既知のネットワークの管理」から削除するネットワーク名(SSID)をクリックします。
- 「削除」ボタンをクリックします。
- 「×」ボタンで設定画面を閉じます。
引き続き、無線LANプロファイルを作成します。
操作手順は「無線LANプロファイルが未登録です」をご覧ください。
5番目の確認項目パソコンとネットワーク機器を再起動する
次の手順で、パソコンとネットワーク機器を再起動し、インターネットに接続できるかどうかを確認します。
お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。
- 次のQ&Aの「パソコンの電源を切る」の手順をご覧になり、完全にパソコンの電源を切ります。
[Windows 10] 電源を切る方法または再起動する方法を教えてください。
- コンセントから電源プラグを抜きます。アドバイス
ESPRIMO DH(WD)シリーズなど一部のデスクトップパソコンで、アース線をコンセントのアースネジに差し込んでいる場合は、アースネジからアース線を外します。
- パソコン本体から、ACアダプターを取り外します。
(ACアダプタを取り外すイメージ)アドバイスESPRIMO DH(WD)シリーズなど、一部のデスクトップパソコンでは、パソコン本体から電源ケーブルを取り外します。
(電源ケーブルを取り外すイメージ) - ノートパソコンの場合は、バッテリパックも取り外します。アドバイス
- 内蔵バッテリパックを取り外す方法については、次のQ&Aをご覧ください。
[LIFEBOOK / FMV Lite] 内蔵バッテリパックを交換する方法を教えてください。
- 一部のノートパソコンや、タブレットパソコンは、内蔵バッテリパックを取り外せません。
取り外せない機種は、そのまま次の手順に進みます。
- 内蔵バッテリパックを取り外す方法については、次のQ&Aをご覧ください。
- LANケーブルなど、配線されているほかの機器についても、それぞれ所定の手順で電源を切ってから、電源ケーブルを取り外します。アドバイス
- IP電話機能があるADSLモデムの場合は、電源を切ると一時的に電話ができなくなる可能性があります。
あらかじめ、お使いの機器の取扱説明書などで確認してください。 - 一部のCATV(ケーブル)モデムなどは、常にデータ通信を行っているため、電源を切れないことがあります。
ご利用のケーブルテレビのプロバイダーにお問い合わせください。
- IP電話機能があるADSLモデムの場合は、電源を切ると一時的に電話ができなくなる可能性があります。
- ケーブルを取り外した状態で、お使いの機種に応じて、次の時間パソコンを置きます。
- デスクトップパソコンの場合:約1分
- ノートパソコンの場合:約2分
アドバイスLIFEBOOK / arrows Tab / STYLISTICで内蔵バッテリパックを外していない場合は、そのまま次の手順に進みます。
- 時間が経過したら、パソコン本体にACアダプタまたは、電源ケーブルを接続します。
(ACアダプタをパソコン本体に接続するイメージ)
(電源ケーブルをパソコン本体に接続するイメージ)
ノートパソコンの場合は、内蔵バッテリパックも取り付けます。 - 電源プラグをコンセントに差し込みます。アドバイス
ESPRIMO DH(WD)シリーズなど一部のデスクトップパソコンの電源プラグにはアース線が付いています。
コンセントにアースネジがある場合は、先にアース線をアースネジに差し込んでから、コンセントに電源プラグを差し込みます。
重要延長コードや電源タップを経由せず、できる限りコンセントに直接接続してください。
- ネットワーク機器 → パソコンの順に、電源を入れて、動作を確認します。
6番目の確認項目ドライバー類をアップデートする
無線LANドライバーなど、ドライバーによっては無線LANの安定性を改善した更新内容が含まれています。
お使いの機種に提供されているドライバー類を最新の状態に更新してください。
ドライバー類をアップデートする方法は、次のQ&Aをご覧ください。ドライバーやアプリなどのアップデート方法を教えてください。
無線LANドライバーが正しく動作していないと、無線LANでインターネットに接続できません。
お使いの機種に最新の無線LANドライバーが提供されていない場合は、次のQ&Aをご覧になり、無線LANドライバーを再インストールしてください。無線LANドライバーを再インストールする方法を教えてください。(2012年10月発表モデル以降)