Q&Aナンバー【2211-2868】更新日:2025年1月22日

印刷する

このページをブックマークする(ログイン中のみ利用可)

[Windows 11] デバイスの暗号化の回復キー(BitLocker 回復キー)を取得する方法を教えてください。

対象機種とOS
対象機種 すべて
対象OS
  • Windows 11

質問

Windows 11でデバイスの暗号化の回復キー(BitLocker 回復キー)を取得する方法を教えてください。

回答

デバイスの暗号化の回復キーを取得する方法には、マイクロソフト社のホームページから取得する方法、パソコン上で取得して印刷、またはファイルとして別のドライブに保存する方法があります。


ご参考

動画でもデバイスの暗号化の回復キーを取得する方法をご案内しています(YouTube動画を新しいウィンドウで開きます)。

YouTube動画-FMVパソコン デバイスの暗号化・回復キーの取得方法



手順1対象機種を確認する

デバイスの暗号化の対象機種は、次のQ&Aをご覧になり、確認してください。

Q&Aデバイスの暗号化の対象機種を教えてください。

アドバイス

Windows 11 Proは、標準でBitLocker ドライブ暗号化を搭載しています。

Windows 11 Proをお使いの場合で、デバイスの暗号化を搭載している機種は、デバイスの暗号化、またはBitLocker ドライブ暗号化でデータを暗号化できます。
デバイスの暗号化を搭載していない機種は、BitLocker ドライブ暗号化でデータを暗号化できます。

デバイスの暗号化、または、BitLocker ドライブ暗号化のどちらの機能を利用しても、回復キーを取得する手順は同じです。
お使いの機種のWindows 11のエディションがわからない場合は、次のQ&Aをご覧になり、確認してください。

Q&A[Windows 11] エディションの種類と確認方法を教えてください。




手順2デバイスの暗号化の回復キーを取得する方法

確認したい取得方法の項目をクリックして展開してください。

アドバイス

Windowsが起動しない状態の場合や、パソコンのリカバリ(初期化)やセーフモード起動などの手順の実行中に、デバイスの暗号化の回復キーを求められ取得したい場合は、「マイクロソフト社のホームページから回復キーを取得する」をご覧ください。


[+]すべてを開く [-]すべてを閉じる

マイクロソフト社のホームページから回復キーを取得する
※この操作は他のパソコンやスマートフォンでも行えます

マイクロソフト社のホームページから回復キーを取得する方法は、次のQ&Aをご覧ください。

Q&Aマイクロソフト社のホームページからデバイスの暗号化の回復キーを取得する方法を教えてください。

回復キーを別のドライブに保存する

次の手順で回復キーを別のドライブに保存します。

アドバイス

回復キーのファイルは、USBメモリなどの外部記憶媒体に保存できます。


操作手順

お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

  1. スタートボタン「スタート」ボタン→右上の「すべてのアプリ」→「Windows ツール」の順にクリックします。

  2. 「Windows ツール」が表示されます。
    「コントロールパネル」をダブルクリックします。

    「コントロールパネル」をダブルクリック

  3. 「コントロールパネル」が表示されます。
    「システムとセキュリティ」をクリックします。

    「システムとセキュリティ」をクリック

    アドバイス

    表示方法が「大きいアイコン」または「小さいアイコン」の場合は、「デバイスの暗号化」または「BitLocker ドライブ暗号化」アイコンをクリックし、手順5.に進みます。


  4. 「デバイスの暗号化」または「BitLocker ドライブ暗号化」をクリックします。

    「デバイスの暗号化」または「BitLocker ドライブ暗号化」をクリック

    アドバイス

    「デバイスの暗号化」または「BitLocker ドライブ暗号化」が表示されない場合は、次の可能性があります。


  5. 「デバイスの暗号化」または「BitLocker ドライブ暗号化」が表示されます。
    「回復キーのバックアップ」をクリックします。


    「回復キーのバックアップ」をクリック

    アドバイス

    複数のドライブが表示された場合は、Cドライブの回復キーの取得が終わった後に、Cドライブ以外のドライブについても、手順を繰り返して回復キーを取得してください。

    ドライブが複数ある場合の表示例
    (複数のドライブが表示された場合の例)


  6. 「回復キーのバックアップ方法を指定してください。」と表示されます。
    「ファイルに保存する」をクリックします。

    「ファイルに保存する」をクリック

  7. 「BitLocker回復キーに名前を付けて保存」が表示されます。
    保存したい場所をクリックして、選択します。

    ここでは例として「USBドライブ(E:)」を選択します。

    「BitLocker回復キーに名前を付けて保存」が表示

    アドバイス

    • ファイル名に表示されている文字列は回復キーのIDです。回復キーではありません。
      回復キーは、テキストファイルの中に記載されています。

    • 保存したIDの先頭8文字とPCに表示されているキーID値とを比較するタイミングは、実際に回復キーの入力が求められた画面での作業となるため、ここでの比較は不要です。

      (保存された回復キーのテキストファイルの例)
      (保存された回復キーのテキストファイルの例)

  8. 「保存」ボタンをクリックします。

    「保存」ボタンをクリック

  9. 「回復キーが保存されました。」と表示されます。
    「完了」ボタンをクリックします。

    「完了」ボタンをクリック

  10. 「×」ボタンをクリックし、「デバイスの暗号化」または「BitLocker ドライブ暗号化」を閉じます。

回復キーを印刷する

次の手順で回復キーを印刷します。


操作手順

お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

  1. スタートボタン「スタート」ボタン→右上の「すべてのアプリ」→「Windows ツール」の順にクリックします。

  2. 「Windows ツール」が表示されます。
    「コントロールパネル」をダブルクリックします。

    「コントロールパネル」をダブルクリック

  3. 「コントロールパネル」が表示されます。
    「システムとセキュリティ」をクリックします。

    「システムとセキュリティ」をクリック

    アドバイス

    表示方法が「大きいアイコン」または「小さいアイコン」の場合は、「デバイスの暗号化」または「BitLocker ドライブ暗号化」アイコンをクリックし、手順5.に進みます。


  4. 「デバイスの暗号化」または「BitLocker ドライブ暗号化」をクリックします。

    「デバイスの暗号化」または「BitLocker ドライブ暗号化」をクリック

    アドバイス

    「デバイスの暗号化」または「BitLocker ドライブ暗号化」が表示されない場合は、次の可能性があります。


  5. 「デバイスの暗号化」または「BitLocker ドライブ暗号化」が表示されます。
    「回復キーのバックアップ」をクリックします。


    「回復キーのバックアップ」をクリック

    アドバイス

    複数のドライブが表示された場合は、Cドライブの回復キーの取得が終わった後に、Cドライブ以外のドライブについても、手順を繰り返して回復キーを取得してください。

    ドライブが複数ある場合の表示例
    (複数のドライブが表示された場合の例)


  6. 「回復キーのバックアップ方法を指定してください。」と表示されます。
    「回復キーを印刷する」をクリックします。

    「回復キーを印刷する」をクリック

  7. 「印刷」が表示されます。
    プリンターの選択欄から印刷するプリンターをクリックします。

    印刷するプリンターをクリック

  8. 「印刷」ボタンをクリックします。

    「印刷」ボタンをクリック

  9. 「回復キーが印刷されました。」と表示されます。
    「完了」ボタンをクリックします。

    「完了」ボタンをクリック

  10. 「×」ボタンをクリックし、「デバイスの暗号化」または「BitLocker ドライブ暗号化」を閉じます。

回復キーをPDFファイルで保存する

次の手順で回復キーをPDFファイルで保存します。


操作手順

  1. スタートボタン「スタート」ボタン→右上の「すべてのアプリ」→「Windows ツール」の順にクリックします。

  2. 「Windows ツール」が表示されます。
    「コントロールパネル」をダブルクリックします。

    「コントロールパネル」をダブルクリック

  3. 「コントロールパネル」が表示されます。
    「システムとセキュリティ」をクリックします。

    「システムとセキュリティ」をクリック

    アドバイス

    表示方法が「大きいアイコン」または「小さいアイコン」の場合は、「デバイスの暗号化」または「BitLocker ドライブ暗号化」アイコンをクリックし、手順5.に進みます。


  4. 「デバイスの暗号化」または「BitLocker ドライブ暗号化」をクリックします。

    「デバイスの暗号化」または「BitLocker ドライブ暗号化」をクリック

    アドバイス

    「デバイスの暗号化」または「BitLocker ドライブ暗号化」が表示されない場合は、次の可能性があります。


  5. 「デバイスの暗号化」または「BitLocker ドライブ暗号化」が表示されます。
    「回復キーのバックアップ」をクリックします。


    「回復キーのバックアップ」をクリック

    アドバイス

    複数のドライブが表示された場合は、Cドライブの回復キーの取得が終わった後に、Cドライブ以外のドライブについても、手順を繰り返して回復キーを取得してください。

    ドライブが複数ある場合の表示例
    (複数のドライブが表示された場合の例)


  6. 「回復キーのバックアップ方法を指定してください。」と表示されます。
    「回復キーを印刷する」をクリックします。

    「回復キーを印刷する」をクリック

  7. 「印刷」が表示されます。
    プリンターの選択欄から「Microsoft Print to PDF」をクリックし、「印刷」ボタンをクリックします。

    「Microsoft Print to PDF」を選択、「印刷」ボタンをクリック

  8. 「印刷結果を名前を付けて保存」と表示されます。
    ここでは例として「ドキュメント」に保存します。
    「ドキュメント」をクリックし、ファイル名の欄に「回復キー」と入力します。

    「ドキュメント」を選択、回復キーと入力

  9. 「保存」ボタンをクリックします。

    「保存」をクリック

  10. 「回復キーが印刷されました。」と表示されます。

    「回復キーが印刷されました。」と表示

  11. 「×」ボタンをクリックし、「デバイスの暗号化」を閉じます。
  12. タスクバーにある「エクスプローラー」アイコンをクリックします。

    エクスプローラーをクリック

    アドバイス

    タスクバーに「エクスプローラー」アイコンがない場合は、スタートボタン「スタート」ボタンを右クリックし、表示されるメニューから「エクスプローラー」をクリックします。


  13. エクスプローラーが表示されます。
    「ドキュメント」をクリックします。

    「ドキュメント」を選択

  14. 「ドキュメント」が表示されます。
    保存した「回復キー」をダブルクリックします。

    「回復キー」をダブルクリック

  15. Microsoft Edgeが起動します。
    保存したID、回復キーをメモなどに控えます。

    表示されるID、回復キーを確認

    アドバイス

    保存したIDの先頭8文字とPCに表示されているキーID値とを比較するタイミングは、実際に回復キーの入力が求められた画面での作業となるため、ここでの比較は不要です。

[+]すべてを開く [-]すべてを閉じる


重要

  • デバイスの暗号化の回復キー(BitLocker 回復キー)は、6桁×8回、合計48桁の数字です。
    取得した回復キーは、大切に保管してください。

  • デバイスの暗号化のキーIDと回復キーは、有効にするたびに変更されます。

    例えば、デバイスの暗号化を有効にした後に無効にし、もう一度有効にすると、1度めに有効したときのキーIDと回復キーは使えません。
    もう一度、キーIDと回復キーを取得する必要があります。

  • デバイスの暗号化のキーIDと回復キーは、リカバリの前後で変更される場合があります。
    リカバリ後は、改めてキーIDと回復キーを取得してください。

  • 企業/学校で利用しているパソコンで、Microsoft Entra ID(旧 Azure AD)を使ってサインインしたことがある場合は、職場または学校アカウントのデバイス情報を確認してください。

    マイクロソフト社
    BitLocker 回復キーを見つける

ご参考

本Q&Aの手順でデバイスの暗号化の回復キーを取得できない場合は、次のQ&Aをご覧ください

Q&A[Windows 11] Windowsのセットアップ後、デバイスの暗号化の回復キーが取得できません。


このQ&Aは役に立ちましたか?(今後の改善の参考とさせていただきます。)

Q&Aで問題が解決しないときは、下記の方法もお試しください。

その他の便利なサービス(有料)

オンライン学習サービスFMVまなびナビ

ページの先頭へ