筆圧感知、マーカー追加など「書く」機能がさらに進化! 筆圧感知、マーカー追加など「書く」機能がさらに進化!

「クアデルノ」に新しい機能が追加されました。最大のポイントは、4,096段階で筆圧を感知する新しいペンの追加。普段の文字もより美しい文字が書けるうえ、さらにスケッチやイラストなども繊細なタッチの描写が可能に。より一層奥行き感のある表現ができるようになりました。そのほか、マーカーや色の追加など、使い方が広がる新機能をご紹介します。

POINT 01 筆圧感知と新色の追加

筆圧に応じて太さが変わる2種類のペン

  • ボールペン ボールペン

    筆圧に関わらず均一な太さで書けるペンです。
  • 万年筆/筆圧感知 万年筆/筆圧感知

    はね・はらいなどのニュアンスがつくペンです。
  • 筆ペン/筆圧感知 筆ペン/筆圧感知

    筆圧によって太さがダイナミックに変わるペンです。

ペンには新色が追加され4色に※「クアデルノ」上ではグレースケール表示です。

活用例

  • 美文字

    はね・はらいをリアルに表現し、
    美しい文字に

    「万年筆」や「筆ペン」を使うことで、筆圧に応じて線の太さが変わる美しい文字を書くことができます。書きたい文字に応じて、ペンを使い分けてください。

  • スケッチ・イラスト

    複数のペンを活用し、
    繊細なドローイングが可能

    ラフスケッチや漫画の下絵など、筆圧に応じた太い線と細い線を使い分けることで、立体感や印象の強弱を表現できます。

  • 白ペン

    黒地の上にも書けるなど
    使い方が広がる「白」

    黒地の上にも文字を書くことが可能です。また、テキストを白で塗りつぶして黒で上書きすることで、修正ペンのように使うこともできます。

POINT 02 どこにでも書けるマーカー ※「クアデルノ」上ではグレースケール表示です。

手書き文字の上にも

グラフなどへのマーキングに

マーカーは選べる4色 ※ハイライトも同色です。

活用例

  • 手帳

    お気に入りの色を使った
    スケジュール帳を作成

    マーカーを使えば、手帳のスケジュールページなどを彩ることが可能。紙の手帳で使っていたマーカー色を使えるようになり、自分なりのル―ルで色分けすることができるようになりました。

  • ラフ・スケッチ

    ファッションデザイン画なども
    繊細に描写

    ファッションデザイン画のようなスケッチにも、マーカーの重ね塗りで立体的な表現が可能になりました。

  • グラレコ

    グラフィック・レコーディング
    にも活用

    グラレコは、文字やイラストを用いて、会議やセミナーなどの内容を可視化する手法。マーカーを使えば、よりグラフィカルなノートを作成することができます。

POINT 03 使いやすく進化したペンツールパネル

5種類になったペンをワンタップで簡単切り替え

タップするごとに次の色に切り替わる。よく使う2色を左と右に設定しておけば、ワンタップで切り替え可能

ペンの太さや消しゴムのサイズを5段階で切り替え

プロフェッショナルの
コメント

このページで紹介した様々なPDFの作成者 "筆記のプロフェッショナル" のコメントをご紹介

ファッションイラスト/のののさん(グラフィックデザイナー)

マーカーは塗り重ねることで⾊が濃くなるので、洋服のシワや影を繊細に表現できます。

ペンの力を抜くとスッとはらった線を引けるので、本物の紙とペンでササッとラフスケッチをしたかのように仕上げられます。今回はモードな雰囲気を出したかったので、適度な硬さを感じる線を引ける万年筆を使いましたが、柔らかみのあるイラストを描きたい方は筆ペンを使うのもアリだと思います。また、マーカーは塗り重ねることで色が濃くなるので、洋服のシワや影の表現に重宝しました。あえて地の白を残して着色すれば、光を表現することもできます。選択範囲機能を使ってイラストの位置を微調整したり、「やり直す(UNDO)」機能で描いた線をきれいに消して修正したりできるのはデジタルならではの魅力ですね。
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筆ペン字/Kofudeyaさん(筆耕士)

筆圧の力加減になれれば、書くこと自体が楽しくなります。達筆風の文字が書けるのも気持ち良いです。

「クアデルノ」にかぎらず筆ペンのコツは「慣れ」です。まずは、少し太めのサイズで大きな文字を書いてみて、その力加減に慣れることが大切。本物の筆ペン同様、力を入れれば太く、抜けば細く、幅広い表現ができますが、リアル筆ペンの感覚で、とめやはらいに力を入れすぎると、筆圧が正確に反映されて不自然に太くなったりします。自分の筆圧とクアデルノ筆ペンのうまい力加減をつかむまで使い慣れることが肝心。その加減をつかむと、書くのが楽しくなります。行書風の縦書き文章がおすすめです。つづけ字で生じる繊細な線のつながりまで反映されるので、達筆風の文字が書けて気持ちが良いです!
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漫画プロット/大澄剛さん(漫画家)

ボールペンでプロット(すじがき)を⽂字メモして、万年筆や筆ペンで線に強弱をつけながらキャラクターのデザインを書き留めておくのが便利。

漫画のストーリーやコマのアイデアなどをサッとメモ的に絵にしておくのに便利ですね。プロット作りでは、ボールペンでプロット(すじがき)を文字メモでまとめて、万年筆や筆ペンで線に強弱をつけながらキャラクターのデザインを書き留めておくなど、目的でペン先を使い分けるのが便利です。私はプロットにめちゃくちゃ紙を使っていたのですが、クアデルノがあれば大量の紙を使わずに、どこでも作業できてしまう! これが魅力なんです。軽い、薄い、少しザラッとした紙ライクな書き心地もいい。漫画の本番原稿用ではなく、準備用のノートブックとしてとても便利に使えそうに感じます。
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グラフィックレコーディング/カエルンさん(楽描人・グラフィックレコーダー)

グラフィックレコーディングでは、ペンは一種類。だから、筆圧で太さが変えられるのは便利です!

筆圧だけで、筆記線の太さをある程度調整できるのが便利ですね。グラフィックレコーディングでは、話を聞きながらリアルタイムで文字やイラストを描くので、ペンの太さを選択する余裕がありません。そのため、ペンの太さは1種類のみを使い、あとは筆圧で強弱を付けるという使い方ができます。他の太さのペンを使うのは、話が終わったあとの最終仕上げの段階です。このときに便利なのが白いペン。青や黒いペンでベタ塗りをした上に白いペンで文字やイラストを書くとページにメリハリを付けられます。ベタ塗りには最も太い線を書ける筆ペンがオススメ。私のようにノートPCと液晶タブレットを毎日持ち歩いていた人にとって、軽量である点も魅力ですね。バッテリーの消耗が少ないのでカフェなどの電源がない席でも使いやすいですよ。
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本体ソフトウェアの
アップデート方法

本体ソフトウェアのアップデート方法は2種類あります。ご利用の環境に合わせていずれかの方法で行ってください。

※アップデートの前には万が一に備え、バックアップすることをお勧めします。また、時間がかかる場合があります。時間に余裕のあるときに行ってください。

1 「クアデルノ」単体でアップデートする場合

  • ①「クアデルノ」をWi-Fiに接続します

  • ②「ホームメニュー」内、「ソフトウェアアップデート」をタップします

  • ③画面の案内に従って操作し完了です
    完了後、電源ボタンを長押しして電源を切り、再度電源ボタンを押して起動してください

2 「QUADERNO PC App」からアップデートする場合

  • ①「ダウンロード」ページから本体ソフトウェアをパソコンの任意の場所にダウンロードします
  • ②「QUADERNO PC App」を起動し、「クアデルノ」とUSBケーブルで接続します

  • ③「ツール」→「本体ソフトウェアの更新」をクリックします

  • ④画面の案内に従って操作し完了です
    完了後、電源ボタンを長押しして電源を切り、再度電源ボタンを押して起動してください

詳しくは「活用ガイド」をご覧ください。