風雲!!CX日記

次の日は休日だったのだが、私は壁紙のデザインについて、いろいろと考えていた。
そもそも「ぱっとしたデザイン」とはなんぞや?
また、壁紙を表示するにあたって、INTERTOP CXはどの程度の表現が可能なのか?
私はいろいろなWebデザインを手がけてきたのだが、よくクライアントさんから言われるのが「かっこいいホームページを作って下さい」というフレーズである。
人によってかっこいいの価値基準は当然違ってくるし、万人が「よい」というホームページを作るのは老若男女にフィットするセーターを編むようなもので、なかなか難しい。

まぁ、まずは手をうごかしてみようか。
私はモバイルスイートの手書きメモで、壁紙データのサンプルを作ってみた。
ところで、INTERTOPユーザの皆様は手書きメモをお使いだろうか。
当然のことながら、この手書きメモは直接画面への書きこみが可能なので、何か図を 書いて説明したりする時にはとても便利である。
作ったデータはメールでも送る事ができて、それもまた便利である。
最初にまず作ってみたのが、以下のようなデータだ。
これは単に日付を並べただけの、試作バージョンである。

カレンダー 試作品 背景は紫の中間色っぽい色で、下にはINTERTOPと入れてみた。
(いったんこれをBMP形式で保存して壁紙にしてみたのだが、我ながらこれはぱっとしない出来栄えだ。
うぅーむ、もう少しぱきっとした色合いの方が良いのだろうか。)

ためしに、2才になる娘に見せてみる。

「どうだ、おとーさんが作った壁紙は」
「わかんない」
「いいとか悪いとかなんかあるだろう、すき?きらい?」
「これ...きらぁーい

がちょーん.....きらぁーいだとっ!
思わずムンクになってしまったが、たしかにこれはイマイチである。
それにしても、時として子供のコメントは物事の本質を深く突く事がある。
これが大人ならば、たとえ同じように思ったとしても、そうキツイ言い方はしないものである。 (中にはきっぱりと言う人もいるが)

出来あがったものがかなりダサダサだったとしても、
「うぅーん、基本的にはOKなんですけどねぇ」とか
「色味をちょっと変えた方が」とか
「もう何点か見せてほしいですねぇ」とか
「あぁー...こんな感じですか...うぅーん私の伝え方がちょっとまずかったですかねぇ」とか
「ふぅーん、なるほどこう来ましたか、はあはあ、なるほどねぇ」とか
そこはかとなく、「これは全然ダメです」という事を伝えてくれるものなのだが。

念のためウチの奥さんにも見せてみたら、以下のようなダイレクトなコメントが返ってきた。
「ワタシは好きじゃないわねぇこれ」
娘の性格は母親似だったのか......

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