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むぅ、これはどういうことだ? 表示されているウィンドウの文章をよぉーく読む。 「つまりシステム用のメモリ領域が圧迫されているってことか?」 壊したわけではないと思うのだが、脇の下をつつーっと冷や汗が流れた。 私は編集部S氏に電話をしようと思ったが、本能的に「きっと怒られるに違いない」と思い、状況報告はメールで行うことにした。 ふーむ、こんな時メールは便利だ。 以下は原文のままである。 |
| S殿 コントロールパネルを確認しました。 良く分かりませんが、何やらシステム領域が圧縮されているようです。 壊してしまったのでしょうか?これってどうしたら良いですか? |
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| Jaco殿 それを言うなら圧縮ではなく、圧迫ではないでしょうか? CXにはハードディスクは入っていませんので圧縮はできません。 |
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| S殿 いや、それはそーなんですが、それは分かっていますってば。 これはグライダーを左に持ってゆけということですか? |
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| Jaco殿 >>これはグライダーを左に持ってゆけということですか? スライダーとおっしゃりたいのでしょうか? これを左に持っていっても、根本的な解決にはなりません。 ふっふっふ、たまには自分で解決してみてはいかがなものでしょうか? そうそう、メールは送信前に一度読み返すことをお勧めいたします。 |
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| S殿 >>>これはグライダーを左に持ってゆけということですか? >>スライダーとおっしゃりたいのでしょうか? ご指摘ありがとうございます。 私とて自分でこの問題を解決するのはやぶさかではないのですが、何もヒントがないのは苦しゅうございます。 何かヒントをいただけますと助かるのですが。 |
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なんだかだんだん不毛なメールの応酬になってきた。 しかし最後に私は以下のメールをS氏からもらってしまい、メール合戦は唐突に終了してしまった。 ただ今Sは出張中です。 大変申し訳ありませんが、戻りしだいメールを確認いたします。 むぅー、S氏はとうとう私に分からない手段を使って、メールアドレスを留守電状態にしてしまったようである。 長期出張が多いビジネスマンが良く使う「ただいま留守です」とメールを返信してしまうアレなのだろうか。 私が良く分からないメールを送りつけるのに辟易したに違いない。 どうやら今回ばかりは、自分で解決しなければならないようである。 |
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