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富士通

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あったかい心がつまった「らくらく本」ができました。

心温まるエピソードのご紹介

介護日記

父方の祖母が亡くなりました。入院してから亡くなるまでの2カ月間、父の妹、弟の嫁、そして母の女性達6人で、毎日交替で世話をしていました。その間、祖母の様子を皆で共有するために活躍したのが、らくらくホンのメールでした。介護担当が祖母の体調や食事の様子を皆にメールで知らせると、介護の労をねぎらうメールが返信されてくるのでした。祖母は皆に看取られて静かに息を引き取りました。葬儀の後、私は母にこのメールを日付順にワープロでまとめる事を頼まれました。その時に初めて、このメールの存在を知り、まとめながら祖母が母達の愛情を感じながら旅立ったのに違いないと確信しました。97歳で逝った祖母。その娘や嫁達は老眼鏡が手放せない年齢です。文字が大きいらくらくホンが無ければ、メールのやりとりは困難だったはず。このメールの履歴をまとめた表紙に亡き祖母が愛用していた、今ではアンティークになったミシンの写真を飾り、母に届けました。

絵夢さん 40代