パスワードを設定する

BIOSのパスワードの設定は、次のとおりです。

■ 起動時のパスワードを設定する

「管理者用パスワード」「ユーザー用パスワード」を設定する方法を説明します。
「ユーザー用パスワード」は、「管理者用パスワード」を設定した後に設定することができます。

  1. BIOSセットアップを起動します。
    起動の手順については、「BIOSセットアップを起動する」をご覧ください。
  2. 「セキュリティ」メニューで「管理者用パスワード設定」、または「ユーザー用パスワード設定」を選択して【Enter】キーを押します。
    パスワード入力用のウィンドウが表示されます。
  3. 1〜32桁のパスワードを入力します。
    アルファベットと数字が入力できます。
    入力した文字は表示されず、代わりに「■」が表示されます。
    ユーザー用パスワードの最低文字数は、「ユーザー用パスワード文字数」で設定することができます。
  4. パスワードを入力したら、【Enter】キーを押します。
    「新しいパスワードを確認して下さい。」にカーソルが移り、パスワードの再入力が求められます。
  5. 手順3で入力したパスワードを再度入力して、【Enter】キーを押します。
    「セットアップ通知」ウィンドウが表示されます。
    再入力したパスワードが間違っていた場合は、「セットアップ警告」ウィンドウが表示されます。【Enter】キーを押して、手順3からやり直してください。
    パスワードの設定を中止するときは、【Esc】キーを押してください。
  6. 【Enter】キーを押します。
  7. BIOSセットアップを終了します。
    終了の手順については、「BIOSセットアップを終了する」をご覧ください。

■ ハードディスクパスワードを設定する

ハードディスク用「マスターパスワード」と、ハードディスク用「ユーザーパスワード」を設定する方法を説明します。
ハードディスク用「マスターパスワード」は、ハードディスク用「ユーザーパスワード」を設定した後に設定できます。

重要
  • ハードディスクパスワードは、盗難などによる不正使用を防止することを目的としています。強固なセキュリティであるため、パスワードを忘れてしまうと、修理をしてもパスワードの解除やハードディスク内のプログラムやデータの復元ができず、データが完全に失われてしまいます。パスワードの管理には充分ご注意ください。
  • カスタムメイドで選択できる「暗号化機能付HDD」は、全データを自動的に暗号化、復号化していますが、ハードディスクパスワードを設定していない場合はハードディスクへの不正なアクセスを防ぐことができません。
  1. パソコンの電源を切ります。
    ハードディスクパスワードは、電源が切れた状態から設定します。
  2. BIOSセットアップを起動します。
    起動の手順については、「BIOSセットアップを起動する」をご覧ください。
    BIOSセットアップの起動には、「管理者用パスワード」が必要です。
  3. 「セキュリティ」メニューで「ハードディスクセキュリティ」→「ドライブ0」の「ユーザーパスワード設定」を選択し、【Enter】キーを押します。
    パスワード入力用のウィンドウが表示されます。
  4. 1〜32桁のパスワードを入力します。
    アルファベットと数字が入力できます。
    入力した文字は表示されず、代わりに「■」が表示されます。
  5. パスワードを入力したら、【Enter】キーを押します。
    「新しいパスワードを確認して下さい。」にカーソルが移り、パスワードの再入力が求められます。
  6. 手順4で入力したパスワードを再度入力し、【Enter】キーを押します。
    「セットアップ通知」ウィンドウが表示されます。
    再入力したパスワードが間違っていた場合は、「セットアップ警告」ウィンドウが表示されます。【Enter】キーを押して、手順4からやり直してください。
    パスワードの設定を中止するときは、【Esc】キーを押してください。
  7. 【Enter】キーを押します。
  8. BIOSセットアップを終了します。
    終了の手順については、「BIOSセットアップを終了する」をご覧ください。