FMVシリーズをお使いになる上での注意事項

FMV-H8230 Windows 2000

1

[現象・質問]

他のパソコンで使用したCD-RWをクイックイレースして音楽データを書き込むと、まれにノイズが乗る場合があります。

[対処・回答]

他のパソコンで使用したCD-RWは、フルイレースしてから使用してください。

2

[現象・質問]

CD-R、CD-RW、DVD-R、DVD-RW、DVD+R、DVD+RW、DVD-RAMディスクに書き込む場合、パソコンの仕様やメディアのスペックよりも速度が遅かったり、書き込みができなかったりする場合があります。

[対処・回答]

市販されているメディアの一部には、本パソコンに搭載されているドライブとの相性で、書き込みができないものや、書き込み速度を落として書くものがあります。本パソコンをお使いになる場合は、次の推奨メディアをお使いください。
・CD-R  太陽誘電:CDR-74WPY、CDR-80WTY
・CD-RW
富士通サプライ品:CD-RW74/0241410
三菱化学メディア:SW74QU1、SW74EU1、SW80QU1、SW80EU1
・DVD-R
太陽誘電:DVDR-D47WPY、DVD-R47TY、DR-47WTYN
・DVD-R DL
三菱化学メディア:DHR85Y1、DHR85YP5
・DVD-RW
日本ビクター:VD-RW47B、VD-W47F、VD-W47H
・DVD-RAM
DRM47C.1P(4.7GB、カートリッジ無)
DRM120C.1P(4.7GB、カートリッジ無)
DRMC47C.1P(4.7GB、カートリッジ有、取り出し可)
DRMC120C.1P(4.7GB、カートリッジ有、取り出し可)
DRMC94C.1P(9.4GB、カートリッジ有、取り出し可)
DRMC240C.1P(9.4GB、カートリッジ有、取り出し可)
・DVD+R
三菱化学メディア:DTR47HM5、TR47JP5
・DVD+R DL
三菱化学メディア:DTR85N1、DTR851
・DVD+RW
三菱化学メディア:DTW47U1
リコー:D8RWD-S1CW

3

[現象・質問]

音楽CDの再生あるいはCDのコピー後に、CDやDVDを挿入しても、まれに自動認識(オートラン機能を含む)されないことがあります。

[対処・回答]

CDやDVDを挿入しても自動認識されないときは、一度CDやDVDを取り出してから、再度挿入してください。また、自動起動(オートラン)しないときは、「マイコンピュータ」や「エクスプローラ」などから手動でファイルを起動して使用してください。

4

[現象・質問]

パソコンの操作を終わらせた直後に、ハードディスクからカリカリという音がすることがあります。

[対処・回答]

パソコンの操作を終わらせた直後に、ハードディスクからカリカリという音がすることがあります。これは、ハードディスクの機構上、生じる音であり、問題はありません。そのままお使いください。音がするタイミングはまちまちですが、操作を終わらせてから数秒後に発生することが多いです。なお、同様の音はパソコンを操作している時や操作を始めた直後、また、パソコンを操作していなくても、OSや常駐もしくは起動しているソフトウェアなどがハードディスクにアクセスするタイミングで発生することもあります。

5

[現象・質問]

USBマウス(光学式)を使用中、マウスカーソルがスムーズに動かない場合があります。

[対処・回答]

光学式のUSBマウスは、次のようなものの表面では正しく動作しない場合があります。マウスパッドをお使いになる場合は、明るい色の無地のマウスパッドをお使いになることをお勧めします。
- 鏡やガラスなど反射しやすいもの
- 光沢があるもの
- 濃淡のはっきりした縞模様や柄のもの(木目調など)
- 網点の印刷物など、同じパターンが連続しているもの

6

[現象・質問]

USBマウスを使うときに、内蔵ポインティングデバイスを無効にする方法について教えてください。

[対処・回答]

内蔵ポインティングデバイスを無効にする場合は、次の操作を実行してください。
1.「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.「プリンタとその他のハードウェア」をクリックします。
3.「マウス」をクリックします。
4.「USBマウス接続時の操作」タブをクリックします。
5.「USBマウスとタッチパッド」の「自動的にタッチパッドを無効にします」または「常時タッチパッドを使用しない」をチェックし、「OK」をクリックします。

7

[現象・質問]

DVD-RAMを使用している場合、ディスクに書き込みができないことがあります。

[対処・回答]

書き込みを行う場合は、次のように設定してください。
1.「スタート」ボタン→「マイコンピュータ」の順にクリックします。
2.光学ディスクドライブを右クリックし、表示されたメニューから「プロパティ」をクリックします。
3.「書込み」タブをクリックし、「このドライブでCD書込みを有効にする」のチェックボックスをクリックしてチェックマークを外します。
4.「OK」をクリックします。
なお、その他の媒体に書き込みを行う場合は、設定を元に戻してください。

8

[現象・質問]

パソコンの電源を入れるときや、電源を切るときに、フロッピーディスクドライブから異音(アクセス音)が聞こえることがあります。

[対処・回答]

フロッピーディスクが入っていない場合でも、パソコンの電源を入れるときや切るときにフロッピーディスクドライブへのアクセス音が発生することがあります。これはフロッピーディスクドライブ内のヘッドが位置調整を行う音です。故障ではありませんので、そのままお使いください。
なお、ご購入時は、BIOSの起動デバイスの優先順位が「フロッピーディスクドライブ」→「ハードディスクドライブ」の順番になっていますが、起動時の音が気になる場合は、「ハードディスクドライブ」→「フロッピーディスクドライブ」の順番に変更してください。ただし、設定を変更した場合は、起動フロッピーディスクを挿入してもフロッピーディスクからの起動ができなくなります。

9

[現象・質問]

パソコン本体をバッテリで運用させた場合、残りの稼働時間が実際より短い時間で表示されることがあります。

[対処・回答]

内蔵バッテリが満充電の状態でACアダプタを取り外し、バッテリ運用に切り替えた場合、電源オプションのプロパティや通知領域の電源アイコンで残りの稼働時間が実際より短く表示されることがあります。この場合、次の手順を行うと、残りの稼働時間が正常に表示されるようになります。
・電源オプションのプロパティを参照している場合  いったんウィンドウを閉じ、もう一度電源オプションのプロパティを参照してください。
・通知領域のアイコンを参照している場合
いったんアイコンからカーソルを離し、表示を消して数秒お待ちください。

10

[現象・質問]

「ATI CATALYST(R) Control Center」 が動作しません。

[対処・回答]

「ATI CATALYST(R) Control Center」 が動作するには、あらかじめ「Microsoft .NET Framework 1.1」以降がシステムにインストールされている必要があります。
ドライバをインストールする前に、「Microsoft .NET Framework 1.1」がシステムにインストールされていることを確認してください。確認は「コントロールパネル」の「プログラムの追加と削除」で行うことができます。

11

[現象・質問]

音楽データやCD、音声付きのムービーなどの再生時、音飛びが発生する場合があります。

[対処・回答]

CPUの負荷が高くなると発生します。使用していないソフトウェアを終了させるなどして、CPUの負荷を軽くしてください。
オーディオCDの場合は、次の方法で、再生方法をアナログに変更することで音飛びを回避することもできます。
1. デスクトップもしくはスタートメニューの「マイコンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
2. 「ハードウェア」タブをクリックし、「デバイスマネージャ」をクリックします。
3. 「DVD/CD-ROMドライブ」の左にある[+]をクリックして[-]にし、その下に表示されるドライブ名をダブルクリックします。
4. 「プロパティ」タブをクリックします。
5. 「このCD-ROMデバイスでデジタル音楽CDを使用可能にする」をクリックし、チェックを外します。
6. 「OK」をクリックします。
7. 「デバイスマネージャ」ウィンドウの右上にある[×]をクリックします。
8. 「システムのプロパティ」ウィンドウで「OK」をクリックします。
なお、ACアダプタを接続するか、下記の方法で「電源設定」を「常にオン」にすると改善される場合があります(「常にオン」のままご使用になると、バッテリ稼働時間が短くなることがあります。ご注意ください。)。
1. デスクトップの何もないところで右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
2. 「スクリーン セーバー」タブをクリックし、「電源」をクリックします。
3. 「電源設定」を「常にオン」に設定します。
4. 「OK」をクリックします。
5. 「画面のプロパティ」ウィンドウで「OK」をクリックします。

12

[現象・質問]

CDの音声を録音できません。

[対処・回答]

本パソコンはCDのアナログ再生には対応しておりません。そのため、サウンドレコーダーなどでCDの音声を録音することは出来ません。CDの録音には、「Windows Media Player」の録音機能を使用してください。

13

[現象・質問]

デジタル再生時、CDの音声を録音できません。

[対処・回答]

デジタル再生時、サウンドレコーダーなどでCDの音声を録音することはできません。CDの再生に「Windows Media Player」を使用している場合は、「Windows Media Player」の録音機能を使用してください。それ以外の場合は、次の方法でアナログ再生に変更してください。
1.デスクトップもしくはスタートメニューの「マイコンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
2.「ハードウェア」タブをクリックし、「デバイスマネージャ」をクリックします。
3.「DVD/CD-ROMドライブ」の左にある[+]をクリックして[-]にし、その下に表示されるドライブ名をダブルクリックします。
4.「プロパティ」タブをクリックします。
5.「このCD-ROMデバイスでデジタル音楽CDを使用可能にする」をクリックし、チェックマークを外します。
6.「OK」をクリックします。
7.「デバイスマネージャ」ウィンドウの右上にある[×]をクリックします。
8.「システムのプロパティ」ウィンドウで「OK」をクリックします。

14

[現象・質問]

スタンバイ中にヘッドフォンを接続し、レジュームした場合、レジューム直後に内蔵スピーカーがミュートされないことがあります。

[対処・回答]

Windowsが不安定になることがありますので、音声を再生中または録音中にスタンバイおよび休止状態にしないでください。

15

[現象・質問]

CRTディスプレイ、S-Videoを接続し、DVDディスクを再生した場合、一瞬画面が黒くなることがあります。

[対処・回答]

画面が黒く表示されるのはDVD再生開始の一瞬だけです。その後の動作には問題ありませんので、そのままお使いください。

16

[現象・質問]

「Intel(R) PROSet/Wireless」を使用している場合、ログイン前に無線ネットワークに接続できないことがあります。

[対処・回答]

本ドライバでは、ユーザがコンピュータにログオンする前は、無線ネットワークに接続できません。無線ネットワークへの接続は、コンピュータへのログオン後に開始されます。
ログオンする前に接続する場合は、「コントロールパネル」の「プログラムの追加と削除」または、「アプリケーションの追加と削除」から、「Intel(R) PROSet/Wireless」の変更を行い、「シングルサインオン」および「ログオン前接続」を有効にしてください。

17

[現象・質問]

J52(34ch、38ch、42ch、46ch)、W53(52ch、56ch、60ch、64ch)でアドホック通信ができません。

[対処・回答]

アドホック通信は、W52のチャンネルでのみ使用できます。アドホック通信を行う場合は、通信を行う機器がW52で通信できることを確認してください。

18

[現象・質問]

「Intel(R) PROSet/Wireless」をインストールすると、イベントビューアにエラー(イベントID[5603])がカウントされる場合があります。

[対処・回答]

インストールに影響はありません。その後の動作にも問題ありませんので、そのままお使いください。

19

[現象・質問]

「Intel(R) PROSet/Wireless」をインストールすると、イベントビューアにエラー(イベントID[7003])がカウントされる場合があります。

[対処・回答]

インストールに影響はありません。その後の動作にも問題ありませんので、そのままお使いください。

20

[現象・質問]

無線LAN搭載モデルで、スタンバイまたは休止状態からの復帰時に、まれに無線ネットワークに再接続できない場合があります。

[対処・回答]

再接続できない場合は、ワイヤレススイッチを一度オフにし、再度オンに切り替えてから再接続をしてください。

21

[現象・質問]

無線LAN搭載モデルの場合、更新インストール後に「802.11a無線オフ」機能が利用できない場合があります。

[対処・回答]

旧バージョンからの更新インストールはサポートしていません。「802.11a無線オフ」機能を利用する場合は、IPアドレスの設定や、「SSID」「PSK」「WEP キー(ネットワークキー)」などの接続に必要な情報をバックアップしてからアンインストールを行い、その後 新規インストールをしてください。

22

[現象・質問]

無線LAN搭載モデルの場合、更新インストール後に無線LANのプロファイル情報が削除される場合があります。

[対処・回答]

旧バージョンからの更新インストールはサポートしていません。本ドライバを利用する場合は、IPアドレスの設定や、「SSID」「PSK」「WEP キー(ネットワークキー)」など接続に必要な情報をバックアップしてからアンインストールを行い、その後 新規インストールをしてください。

23

[現象・質問]

セキュリティチップの暗号化機能を利用する場合、特定のフォルダやファイルを暗号化すると、Windows起動時に不具合が発生する場合があります。

[対処・回答]

Windowsの起動に必要なファイルや、セキュリティチップの動作に必要なファイルをセキュリティチップで暗号化してしまうと、Windowsが起動できなるなど、不具合が生じる場合があります。暗号化機能を利用する場合は、自分が作成したフォルダやファイルに利用するようにしてください。

24

[現象・質問]

セキュリティチップの出荷時のBIOS設定について教えてください。

[対処・回答]

セキュリティチップの出荷時のBIOS設定は「使用しない」になっています。
セキュリティチップをお使いになる場合は、BIOSセットアップの設定を「使用する」に変更してください。詳しくは「FMVマニュアル」にある『製品ガイド』をご覧ください。

25

[現象・質問]

セキュリティチップを使用している場合の、セキュリティチップのバックアップについて教えてください。

[対処・回答]

修理や保守を行った場合、セキュリティチップで保護された暗号化ファイルが読めなくなることがあります。
このような場合に備えて、あらかじめセキュリティチップのバックアップを行ってください。
なお、セキュリティチップに鍵の追加などを行うと、バックアップが再度必要になります。このため定期的にバックアップしてください。

26

[現象・質問]

セキュリティチップで「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を使用する設定で「機器監査」を使用しているとき、修理をしたりハードウェアを変更したりすると、Windowsにログオンできなくなることがあります。

[対処・回答]

「機器監査」は、強固なセキュリティが実現できる反面、故障状況によっては復旧がすべて行えないケースがあることをご了承のうえで、ご利用いただくようお願いします。

27

[現象・質問]

セキュリティチップで「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を設定している場合に、修理や保守を行うときの注意事項について教えてください。

[対処・回答]

セキュリティチップで「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」の設定をしている場合は、修理や保守をご利用になる前に「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」の設定を解除してください。
通常、セキュリティチップで「SMARTACCESSを利用したWindowsログオン」を設定していると、ハードウェアの変更を伴うためWindowsにログオンできなくなる場合があります。修理や保守をご利用になる前には、必ず解除してください。

28

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」共通】セキュリティチップを使用しているとき、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定をしていると、Windowsログオン時に「セキュリティチップに接続できませんでした。もう一度やりなおしてください。」と表示され、Windowsにログオンできない場合があります。

[対処・回答]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定した状態でBIOSセットアップのセキュリティチップを無効にした場合、セキュリティチップが利用できないためWindowsにログオンできなくなります。
BIOSセットアップでセキュリティチップを「使用しない」に変更する場合は、前もって「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを解除してください。
もし解除する前にBIOSセットアップでセキュリティチップを「Disabled」に設定した場合は、再起動してBIOSセットアップのセキュリティチップを「Enabled」に設定してください。

29

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」共通】セキュリティチップを使用しているとき、「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定をしていると、Windowsログオン時に「機器構成が変更されています。登録時の構成に戻すか、または現在の構成が正しいことを確認して機器構成情報を再登録してください。」と表示されることがあります。

[対処・回答]

ハードウェアの構成や設定およびBIOSセットアップの設定を変更する必要がある場合は、あらかじめ「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを行わない設定にしたうえで変更してください。
なお、変更後は、Windowsを起動して「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の環境設定ツールの「機器監査」から「現在の機器構成情報の登録」でハードウェア構成を再登録してから、「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを行う設定に戻してください。
もし、「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」によるWindowsログオンを設定したままハードウェアの構成や設定およびBIOSの設定を変更してしまった場合は、一度電源を切り、設定を元に戻してからWindowsを起動し、Windowsへログオンせずに再起動しなおしてから、上記の手順を行ってください。
なお、機種によってはBIOSでの設定直後の起動で、一時的に機器構成情報が異なった値になることがあります。機器構成情報を登録する直前にBIOSの設定をした場合は、登録前に必ず一度電源を切ってから再起動して登録するようにしてください。
「機器監査」については、「FMVマニュアル」内にある『SMARTACCESSファーストステップガイド(認証デバイスをお使いになるかたへ)』をご覧ください。

30

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」共通】Windowsのログオン認証を行う他の製品やソフトウェアと、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」のWindowsログオン機能を併用した場合、正しく動作しないことがあります。

[対処・回答]

「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」をインストールする前に、Windowsのログオン認証を行う他の製品やソフトウェアをアンインストールするか、Windowsのログオン認証を行う他の製品のログオン画面を変更しない設定にした後で、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」を導入してください。

31

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」共通】「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」で、USB接続の認証デバイスに初期化エラーなどが発生して、認証に失敗する場合があります。

[対処・回答]

デバイスを元のUSBポートに差し替えてください。

32

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」共通】「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」でのWindowsログオン時に、パスワードが一致しないエラーとなり、ログオンできないことがあります。

[対処・回答]

Windowsパスワードは、必ずWindowsのセキュリティ画面の「パスワードの変更」から変更してください。

33

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」共通】認証デバイスが正しく動作せず、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の認証ができない場合があります。

[対処・回答]

「Portshutter」を使用して認証デバイス自体を無効にすると、「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」による認証ができなくなることがあります。
「Portshutter」の設定を使用可能とするように設定してください。

34

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」共通】セキュリティチップを使用している場合、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」のバックアップデータをリストアできないことがあります。

[対処・回答]

バックアップツールの「Infineon Security Platform初期化ウィザード」ではキャンセルなどは行わないようにしてください。誤ってキャンセルしてしまった場合は、再度バックアップをやり直してください。

35

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」共通】セキュリティチップを使用しているとき、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の設定を「環境設定」→「ユーザー情報管理」→「セキュリティチップ」で、ログオンユーザー以外の初期化を行うと、「現在ログオンしているユーザーには、アクセスする権限がありません。セキュリティの設定を確認してください。」というエラーメッセージが表示され、初期化に失敗することがあります。

[対処・回答]

次のように設定してから、ユーザーの初期化をしてください。
1.「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」→「管理ツール」→「ローカル セキュリティポリシー」の順にクリックします。 「ローカルセキュリティ設定」ウィンドウが表示されます。
2.「ローカルポリシー」→「ユーザー権利の割り当て」の順にクリックし、「オペレーティング システムの一部として機能」をダブルクリックします。
3.「ローカル セキュリティ ポリシーの設定」ウィンドウの「追加」ボタンをクリックします。
4.「ユーザー または グループの選択」ウィンドウから管理者ユーザーを選択し、「追加」ボタンをクリックし、「OK」ボタンをクリックします。
5.「ローカル セキュリティ ポリシーの設定」画面、「ローカル セキュリティ設定」画面を閉じます。
6.本パソコンを再起動します。

36

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」共通】「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」をアンインストールした後、Windowsのパスワードが不明なためログオンできないことがあります。

[対処・回答]

必ず、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」をアンインストールする前に、一度パスワードの自動生成をオフにした状態でWindowsにログオンし、【Ctrl】+【Alt】+【Del】キーを押して表示されたセキュリティ画面からパスワードの変更を行ってください。
アンインストールしてしまった後にパスワードの変更を行うには、他のWindows管理者権限を持つユーザーでログオンし、「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」でパスワードが不明なユーザーを選択し、パスワードの再設定を行ってください。

37

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basic】「SMARTACCESS/Basic」をインストールしている途中で止まってしまうことがあります。

[対処・回答]

「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックし、「アプリケーションの追加と削除」を表示し、インストールが行われているかをご確認ください。もし、インストールされていた場合は、一度アンインストールして、再度インストールしてください。

38

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」共通】ドメインによって管理されているパソコンに「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」をインストールした後、管理者ウィザードでユーザーの登録を行うと、エラーが発生し登録に失敗することがあります。

[対処・回答]

ドメインによって管理されているパソコン上で「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」を使用する場合には、「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」の管理を行うユーザーを次の2つのグループに所属させてください。
・ローカルコンピュータ側のAdministratorsグループ
・ドメインコントローラ側のDomain Adminsグループ

39

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Basicと同Premium共通】ポリシーやユーザー情報管理で設定した各認証デバイスのパスワードの「変更履歴数」、「変更禁止期間」、「有効期間」、「複雑さ」、「次回認証時に変更」などの設定が有効にならないことがあります。

[対処・回答]

これらの設定は、次の場合には有効になりません。
・管理者によってパスワードの変更を行った場合
・連携認証で第2認証以降に設定されているデバイスである場合

40

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Premium】Active Directory管理で作成する環境設定情報で、存在しない認証デバイスを認証パターンに含めたり、存在しない認証デバイスや連携ソフトに対しての機能を指定してしまうと、Windowsが正しく起動できなかったり、「SMARTACCESS/Premium」が正しく動作がしなくなることがあります。

[対処・回答]

Active Directory管理から環境設定情報の配布を行う場合は、クライアントPCに存在しない認証デバイスや連携ソフトウェアの機能を指定しないでください。
各認証デバイスで有効な機能につきましては『SMARTACCESSリファレンスガイド』にある「付録」-「認証デバイスと機能対応表」をご覧ください。

41

[現象・質問]

【SMARTACCESS/Premium】認証デバイスとして指紋を使用し、外部のバイオ認証装置を使用している場合、モバイル運用モードで運用中にWindowsをログオフまたはシャットダウンすると、「htc.exe」の終了に関するメッセージが表示されることがあります。

[対処・回答]

Windowsのログオフまたはシャットダウン時に「htc.exe」の終了に関するメッセージが表示されたら、「OK」または「すぐに終了」を選択してください。

42

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」共通】セキュリティチップの認証を10回以上失敗すると、それ以降の認証失敗時に 「間違ったユーザーキーパスワードで複数回認証が行われたので、安全のためセキュリティチップが一時的にロックしています。ロックが解除されるまで時間を置いてから再度認証を行ってください。」というメッセージが表示されて認証ができないことがあります。

[対処・回答]

本エラーメッセージが表示された場合は、チップのロック状態が解除されるまで数分~数十分待ってから正しいユーザーキーパスワードを入力して認証を行ってください。
なお、チップのロック時間はパスワード入力ミス回数に応じて倍増します。

43

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」共通】Windows Server 2003を使用して構築されたActive Directory上のドメイン環境において、ドメインセキュリティポリシーでパスワードを無期限に設定した場合、SMARTACCESSの管理者ウィザード上でユーザー一覧に一部のドメインユーザーが表示されないことがあります。

[対処・回答]

パスワードを無期限に設定したい場合は「セキュリティーポリシー」では「パスワードの有効期間」を設定し、「管理ツール-Active Directoryユーザーとコンピュータ」上から各ユーザーのプロパティを開いて「アカウントオプション」より「パスワードを無期限にする」を設定してください。

44

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」共通】バックアップした環境に存在した認証デバイスがリストアした環境に存在しない場合、Windowsが正しく起動できないなど「SMARTACCESS/Basic」または「SMARTACCESS/Premium」が正しく動作しなくなることがあります。

[対処・回答]

バックアップした環境とリストアする環境では、存在する認証デバイスが同一になるようにしてください。

45

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Basic」、「SMARTACCESS/Premium」共通】管理者ウィザードや、「環境設定」-「ユーザー情報管理」-「セキュリティチップ」で表示されるWindowsアカウントの一覧にはパスワードの期限が切れたユーザーは表示されませんが、Windows XP ProfessionalまたはWindows Tablet PC Edition 2005において、パスワードの有効期限が切れたユーザーに対してパスワードの変更を行った後であっても一覧に表示されないことがあります。

[対処・回答]

Windowsが再起動されるまで一覧には反映されません。パスワードの変更後にWindowsを再起動してください。

46

[現象・質問]

【「SMARTACCESS/Premium」】「SMARTACCESS/Premium」の利用中に、「FeliCaリーダー/ライターソフトウェア」をアンインストールすると、「SMARTACCESS/Premium」が正常に動作しなくなります。

[対処・回答]

「FeliCaリーダー/ライターソフトウェア」をアンインストールする場合は、必ず「SMARTACCESS/
Premium」をアンインストールした後で行ってください。詳しくは「FMVマニュアル」内にある『SMARTACCESSファーストステップガイド(認証デバイスをお使いになるかたへ)』をご覧ください。

このページの先頭へ