1.BIOSとTranXit2の設定 up 第4回
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最初にご紹介するのがINTERTopとFMV-BIBLOでのデータ連携です。
現在市販されているBIBLOには赤外線通信ポート(IrDA 1.1準拠)が標準で付いてい るので、ハードウェア的には問題はありません。
※ただし、内蔵モデムとシリアルポートが排他利用になる場合がありますので、 FAXモデム内蔵機種の場合はBIOSの設定が必要になる場合があります。
また、INTERTopとの間でIrDAの接続を行うためにはTranXitというソフトウェアが 必要になりますが、これも一部機種を除いてほとんどにプレインストールされてい るので、最近のBIBLOであれば問題はありません。もしインストールされていない場合は本体添付されているINTERTopアシストCD-ROMからインストールして下さい。今回はFMV-5133NP5/Wを使用してみました。
5133NP5/Wの場合、赤外線通信を行うためのTranXit2というソフトウェアが入って いますが、TranXit2を使用できる状態にするためには、BIOSの設定を変更する必要 があります。(TranXit2を使って赤外線通信を行った事のある方は必要ありません)
1)BIOSセットアップのメニューを表示させる
<F2>to enter SETUP」と表示 されている間にF2キーを押してBIOSセットアップのMainメニューを 表示させて下さい。>Windowsを再起動して、画面下に「Press」
2)AdvancedのIntegrated Peripheralsを表示させる
矢印キーを使ってメニューバーの項目の中から、Advancedへカーソルを移動させて下さい。
(Mainメニュー起動時は[Main]にカーソルがあります)
[Integrated Peripherals]と、赤い文字で表示されていますので、 [Enter]キーを押しましょう。[Integrated Peripherals]の設定項目の詳細を表示させる事ができます。
3)COM Port B の変更を行う
下向きの矢印キーを使ってCOM Port B Device:[Internal Modem]と設定されているところまでカーソルを移動させます。
スペースキーを押すと設定値が変更されますので、[Infrared]に変更を行って下さい。これで設定は終了です。

Escキーを2回押すとMainメニューの[Exit]へマウスカーソルが移動しますので、 Enterキーを2回押して下さい。
今変更した値が反映されて、Windows95が起動されます。
※BIOSのセットアップの詳細はFMV BIBLOに添付されたマニュアルをご参照下さい。

BISOの設定が終了したら、次はTranXit2の設定を行います。
Windows95のスタートメニューの[プログラム]の[TranXit2]から[TranXit]を起動 しましょう。TranXit2が起動されますが、Windows3.1のファイルマネージャーのよ うなフォルダ一覧が表示されます。ここで表示されているのはFMV-5133NP5/Wのローカルの、ハードディスクのフォルダ一覧です。
ここでは以下の手順で設定を確認して下さい。
接続の設定を確認する
メニュバーの[セットアップ]から[接続の設定]を選択します。
ウィンドウが表示されますので、[接続の設定]ボタンをクリックして下さい。
[ポート]→COM2に設定
[モード]→Variableに設定
[ボーレート]→115200に設定
上記のように設定値を設定したら、[OK]ボタンをクリックしましょう。
再度[接続の設定]ウィンドウに戻りますので[接続を有効にする]というチェックボックスをチェックして[OK]ボタンを押します。

知って得する使い方第4回目表紙
2.リモート接続の実行
3.INTERTop間でのデータ連携