2.リモート接続の実行 up 第4回
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設定が終了したので、実際にリモート接続を実行してみましょう。 INTERTopとFMV-5133NP5/Wを背中合わせに置いて、IrDAポートを向かい合わせます。 この時の注意点としては、

IrDAポートの距離は20〜50cm程度にする。
IrDAポートには日光や電灯の強い光が当たらないようにする。
IrDAポートは真正面に向き合うようにする。
テレビ、ラジオなどのリモコンやワイヤレスヘッドホンを近くで動作させない。
IrDAポートどうしの間に遮断物を置かない。

といった点が上げられます。
今回のリモート接続の実行は、以下の手順で行いました。
1)FMV-5133NP5/W側でTranXit2を起動する
FMV-5133NP5/WのWindows95のスタートメニューの[プログラム]の[TranXit2] から[TranXit]を起動します。
2)INTERTop側でTranXit serverを起動する
[Main Menu]から[PC連携]、[TranXit server]をタッチします。
次に画面左下の[接続実行]をタッチします。 画面は[接続中]という表示に切り替わりますので、そのまま待ちます。
3)FMV-5133NP5/W側で確認する
FMV-5133NP5/W側のTranXitのウィンドウが2分割されて、INTERTop側の ディレクトリ一覧が表示されます。INTERTop側のディクトリ一覧は [MOBILE]というタイトルのリモートウィンドウが表示されます。
この状態になると、INTERTopとFMV-5133NP5/Wとの間でデータの転送が行えます。 ファイルのコピーは、2つのウィンドウ間でドラッグして行う事ができますが、 INTERTop側で、主にアクセスする可能性のあるディクトリをあげておきましょう。

1)c:\documentディクトリ
テキストノートや手書きメモで作成した文書が格納されているディクトリ。
2)c:\wwwupディクトリ
ダウンロードしたデータが格納されているディクトリ。
3)c:\maildataディクトリ
送受信したメールが格納されているディレクトリ。
4)c:\wwwdata
ブラウザ上で[保存]したhtmlファイルが格納されいるディレクトリ。
ここのデータをテキストノートで開く場合は、[ファイル管理]メニュー を使って、データをdocumentディクトリに移動させます。
※この場合ファイル名はINTERTop側で任意に付けられた物になります。


知って得する使い方第4回目表紙
1.BIOSとTranXit2の設定
3.INTERTop間でのデータ連携