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マルチプロセッサカーネルへの変更

CPUモジュールを追加して1CPUシステムから2CPUシステムにアップグレードした場合、オペレーティングシステムをマルチプロセッサカーネルに変更する必要があります。

以下の方法で、マルチプロセッサカーネルに変更することができます。

マルチプロセッサカーネルに変更する前に、必ずデータのバックアップを行ってください。

■ Windows XPの場合

Windowsをシャットダウンし、ワークステーション本体の電源を切ってから、拡張CPUモジュールを増設します。
ワークステーション本体の電源を入れ、管理者権限を持ったユーザーアカウントでログオンします。
「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
「作業する分野を選びます」で、パフォーマンスとメンテナンスをクリックします。
「コントロールパネルを選んで実行します」で、システムをクリックします。
「システムのプロパティ」で「ハードウェア」タブをクリックし、「デバイスマネージャ」をクリックします。
「デバイスマネージャ」で、「コンピュータ」をダブルクリックします。
「ACPIユニプロセッサPC」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
「ドライバ」タブをクリックし、「ドライバの更新」をクリックします。
「ハードウェアの更新ウィザードの開始」で、「一覧または特定の場所からインストールする（詳細）」を選択し、「次へ」をクリックします。
「検索とインストールのオプションを選んでください。」で、「検索しないで、インストールするドライバを選択する」を選択し、「次へ」をクリックします。
「ACPIマルチプロセッサPC」をクリックし、「次へ」をクリックします。
「ハードウェアの更新ウィザードの完了」で、「完了」をクリックします。
すべてのウィンドウを閉じます。
再起動メッセージが表示されたら、「はい」をクリックします。
デスクトップ画面の「システム設定の変更」で、「はい」をクリックします。

以上で、マルチプロセッサカーネルへの変更は完了です。

■ Windows 2000の場合

Windows 2000の場合、再インストールする必要があるため、システムのリカバリを行う必要があります。リカバリ方法については、「リカバリ操作（Windows XP/2000）」（→『取扱説明書』）をご覧ください

リカバリ後は、「Windows 2000 Security Rollup Package 1」が適用されていない状態になります。設定終了後、Windows Updateを行い、最新のモジュールを適用することをお勧めします。

Windows Updateを行うには、インターネットに繋がる環境で「スタート」メニュー→「Windows Update」の順にクリックし、Windows Updateのページで「製品の更新」をクリックしてください。

■ Windows NTの場合

Windows NTの場合、再インストールする必要があるため、システムのリカバリを行う必要があります。リカバリ方法については、「再インストール（ Windows NT）」（→『取扱説明書』）をご覧ください。

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