4 CPUモジュールを取り付ける

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CPUモジュールの取り付け方法を説明します。

1CPUシステムの場合は、CPUモジュールを追加することにより2CPUシステムにアップグレードすることができます。

• マザーボードにCPUモジュールを追加するには、同じ種類（動作クロック周波数およびFSBクロック周波数）のプロセッサしか使用できません。
• CPUモジュールは弊社純正品を使用してください。純正品以外のCPUモジュールを取り付けると、起動しません。
• 搭載可能なCPUモジュールは、「CELSIUSシリーズ システム構成図」で確認してください。
• CPUモジュール取り付け後はオペレーティングシステムをマルチプロセッサカーネルへ変更する必要があります。
  変更方法は、オペレーティングシステムにより異なります。本節をよくお読みになり、正しくお使いください。
• CPUモジュールを取り付ける場合は、本ワークステーションが倒れないようにワークステーション本体を支えながら作業してください。ワークステーション本体を横置きにすると作業しやすくなります。

	CPUモジュールの取り付けや取り外しを行う場合は、ワークステーション本体および接続されている装置の電源ボタンを切り、電源プラグをコンセントから抜いた後に行ってください。 感電の原因となります。
	CPUモジュールを取り付ける場合は、弊社純正品をお使いください。 感電・火災または故障の原因となります。
	CPUモジュールの取り付けや取り外しを行う場合は、装置停止後、十分に待ってから作業を行ってください。 火傷の原因となります。

	CPUモジュールの取り付けや取り外しを行う場合は、指定された場所以外のネジを外さないでください。 指定された場所以外のネジを外すと、けがをするおそれがあります。また、故障の原因となることがあります。
	プリント板は、指定されている場所以外には手を触れないでください。 けがをするおそれがあります。また、故障の原因となることがあります。
	CPUモジュールは、静電気に対して非常に弱い部品で構成されており、人体にたまった静電気により破壊される場合があります。CPUモジュールを取り扱う前に、一度金属質のものに手を触れて、静電気を放電してください。
	CPUモジュールは何度も抜き差ししないでください。 故障の原因となることがあります。
	CPUモジュールはふちを持ってください。ピンの部分（端子）には、絶対に手を触れないでください。

プロセッサを取り付ける

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1. トップカバーと左サイドカバーを取り外します（Click）。
2. フロントディスクベイを取り外します（「ディスクベイを取り付ける／取り外す」）。
3. メモリボードを取り外します（「メモリボードを取り外す」）。

• メモリボードは必ず取り外して作業を行ってください。
• 取り外したメモリボードは、平らな場所に置いてください。

4. プロセッサ固定レバーを、止まるところまで引き上げます。

5. プロセッサを、ピンの位置を確認しながらソケットに垂直に差し込みます。

• ソケットの マークとプロセッサの マークを合わせて、差し込んでください。

6. プロセッサ固定レバーを、カチッと止まるまで押し下げます。

7. 注射器でグリスを×印にぬります。

• 注射器には2回分の容量が入っています。約半分の量を使用してください。
• CPUは非常に熱くなる部品です。ヒートシンクとCPUの間に、必ず弊社製品添付のグリスを使用してください。

  データ破壊・発火・発煙の原因となることがあります。

8. ヒートシンクを取り付けます。

9. ヒートシンクの両脇を、それぞれ金具で固定します。

   ツメAに金具を合わせて掛け、金具の両側をカチッと音がするまで強く押してツメB（2ヶ所）に金具に掛けます。

10. マザーボード上のファンコネクタ（プロセッサ1用）にファン用ケーブルを接続します（第1章の「マザーボード」）。
11. メモリボードを取り付けます（「メモリボードを取り付ける」）。
12. フロントディスクベイを取り付けます（「ディスクベイを取り付ける／取り外す」）。
13. 左サイドカバーとトップカバーを取り付けます。

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