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3 認証デバイスとSMARTACCESSで実現する機能

セキュリティチップ

セキュリティチップは内部に暗号鍵を保持し、Windowsログオンやアプリケーションログオンで使用するパスワードなどを暗号化するセキュリティ専用のハードウェアです。セキュリティチップで管理された暗号鍵は外部に出す方法がないので、データが万一外部に持ち出されたとしてもデータの内容を復号化することはできません。
また、ユーザーごとに鍵を生成することができるので、データを安全に管理することができます。

■ 暗号鍵の保護

■ パスワードの保護

■ 機器監査

Windows起動時にBIOSの構成情報などを監査し、不正な機器の取り付けなど、機器の構成が変更されていると、警告を表示するか、またはWindowsログオンを拒否します。
これにより使用者の意図しない不正なハードウェアが取り付けられることを防ぎます。
詳しくは、「認証デバイスについて」−「セキュリティチップ」−「使用上のご注意」−
「機器監査について」をご覧ください。

■ ユーザーキーパスワード

SMARTACCESSでセキュリティチップを使ってWindowsやアプリケーションにログオンする場合は、セキュリティチップに対するパスワード(ユーザーキーパスワード)を使用します。
ユーザーキーパスワードは通常のWindowsパスワードよりも長い文字列を扱うことができるためセキュリティを高めることができます。
ユーザーキーパスワードを入力すると、セキュリティチップによって暗号化されたユーザー名やパスワードを復号化できます。ユーザーキーパスワードを1つだけ覚えれば、複雑なパスワードをアプリケーションごとに覚える必要はありません。


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