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1 セキュリティ対策

使用する権限のない人に不正にコンピュータを使われて、データが破壊されたり漏えいしたりする危険からコンピュータを守ることが必要になってきています。
SMARTACCESSでは不正使用対策や情報漏えい対策として、指紋センサーや静脈センサーによる本人認証や、セキュリティチップによるデータ保護、カードによるログオン情報の保護ができます。複数の認証デバイスを組み合わせることによって、コンピュータの安全性をより高めることができます。

不正使用対策

■ Windowsログオン

Windowsの起動時やコンピュータのロック、休止状態からの復帰、スクリーンセーバーからの復帰時に入力するユーザー名、パスワードを認証デバイスに設定できます。これにより、悪意のある第三者によって不正にWindowsにログオンされることを防ぎます。複数の認証デバイスを組み合わせて使用すれば、パスワードを入力するだけの認証よりもさらにセキュリティが高まります。
詳しくは「インストールと設定」−「セキュリティ環境の構築」−
「Windowsログオンの設定」をご覧ください。

■ アプリケーションログオン

ユーザー名とパスワードで運用しているWebサイトやソフトウェアなどのセキュリティレベルを強化します。
パスワード認証を必要とするソフトウェアやWebサイトをあらかじめ登録しておくと、暗号化して認証デバイスに登録されているユーザー名やパスワードを利用してソフトウェアにログオンします。
認証デバイスにユーザー情報を格納したり、ユーザー情報と関連付けたりすることによって、パスワードを入力するだけの認証よりもさらにセキュリティが高まります。
詳しくは「インストールと設定」−「セキュリティ環境の構築」−
「アプリケーションログオンの設定」をご覧ください。


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