7 省電力

ご購入時はACPI(Advanced Configuration and Power Interface)モードに設定されています。
ここでは、ACPIモードに関する注意事項と、スタンバイモードの変更方法(→ 関連項目へ)を説明します。

スタンバイ/休止状態

スタンバイまたは休止状態を使用すると、Windowsを終了しないで節電できます。

  • スタンバイ
    実行中のプログラムやデータを、システムRAM(メモリ)に保持してパソコンの動作を中断させます。スタンバイ中は、スタンバイランプ(SUS)がオレンジ色に点灯します(「はじめに」−「パソコン本体前面」)。休止状態よりも短い時間で、中断やレジュームを行うことができます。スタンバイ中は、わずかに電力を消費していて、電源はAC電源から供給されます。
  • 休止状態
    実行中のプログラムやデータを、ハードディスクに書き込んで保存し、パソコン本体の電源を切ります。電源を自動的に切るため、スタンバイよりも中断/レジュームにかかる時間が長くなります。なお、休止状態に入るようにするには、「電源オプションのプロパティ」ウィンドウで設定する必要があります。

スタンバイ/休止状態時の表示は、次のとおりです。

ACPI モード標準
(ACPI S1)
ACPI モード標準
(ACPI S3)
ACPI モード標準
(ACPI S4)
ステータス表示部
0と表示される
消灯
消灯
電源ランプ
点灯
消灯
消灯
スタンバイランプ
点灯
点灯
消灯
POINT
  • スタンバイや休止状態から動作、作業状態に回復することを「レジューム」といいます。