スタンバイ/休止状態の使い方

スタンバイや休止状態にする方法について説明します。

POINT
  • スタンバイに移行しようとして、「デバイスのドライバが原因でスタンバイ状態に入れません。ソフトウェアをすべて閉じてから、もう一度やり直してください。」というメッセージが表示されたときは、プログラムが動作中でスタンバイに入れません。動作中のソフトウェアなどを終了してからスタンバイにしてください。
  • ご購入時の設定では休止状態を使用できません。休止状態を使用する場合は、「スタンバイ/休止状態の設定を変更する」をご覧になり、設定を変更してください。
  • カスタムメイドでRAIDを選択した場合は、休止状態を使用しないでください。

■ スタンバイ/休止状態にする

□ 一定時間操作しない

ご購入時には、本パソコンを20分間操作しないと自動的に「スタンバイ」に移行するように設定されています。

□ 「コンピュータの電源を切る」ウィンドウを使う

  1. ディスクアクセスランプ(→ 関連項目へ)が点灯していないことを確認します。
  2. 「スタート」ボタン→「終了オプション」の順にクリックします。
  3. 「スタンバイ」または「休止状態」を選択します。
    しばらくするとスタンバイまたは休止状態になります。

□ 電源ボタンを使う

パソコン本体の電源ボタンを押して、スタンバイや休止状態にすることができます。ご購入時の設定は「シャットダウン」です。設定を変更する方法は、「電源ボタンを押したときの省電力機能を変更する」をご覧ください。

■ スタンバイ/休止状態からレジュームする

POINT
  • 電源ボタンを押す方法以外でスタンバイからレジュームさせると、Windowsの仕様により画面が表示されない場合があります。
    その場合は、キーボードかマウスから入力を行うと画面が表示されます。画面が表示されないままの状態で一定時間経過すると、本パソコンは再度スタンバイに移行します。

レジューム後しばらくすると、中断する前の画面が表示されます。レジュームには、次の方法があります。

□ 電源ボタンを押す

パソコン本体の電源ボタンを押すと、レジュームします。

□ キーボードのキーを押す、またはマウスを操作する

スタンバイ(電源ランプがオレンジ色に点灯)している場合は、キーボードのキーやマウスを操作すると、レジュームします。
ただし、休止状態(電源ランプが消灯)の場合は、キーボードのキーやマウスを操作してもレジュームしません。

□ レジュームする時刻を指定する

決まった時刻に本パソコンをレジュームさせることができます。
この機能を使用する場合は、次のように設定してください。

  1. 管理者権限を持ったユーザーとしてログオンします。
  2. 「コントロールパネル」ウィンドウで、「パフォーマンスとメンテナンス」→「タスク」→「スケジュールされたタスクの追加」の順に選択します。
  3. 時刻などを設定し、プロパティを開きます。
  4. 「設定」タブの「タスクの実行時にスリープを解除する」にチェックを付けます。
  5. 「OK」をクリックして、すべての画面を閉じます。

□ LAN着信によるレジューム(Wakeup on LAN機能)

他のコンピュータから本パソコンにコンピュータ検索が行われた場合などに、自動的にレジュームさせることができます。
Wakeup on LAN機能を使用する場合は、次のように設定してください。

  1. 管理者権限を持ったユーザーとしてログオンします。
  2. 「スタート」ボタンをクリックし、「マイコンピュータ」を右クリックして「プロパティ」をクリックします。
    「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
  3. 「ハードウェア」タブをクリックし、「デバイスマネージャ」をクリックします。
  4. 「ネットワークアダプタ」をダブルクリックします。
  5. 「Broadcom NetLink(TM) Gigabit Ethernet」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
  6. 「電源の管理」タブをクリックします。
  7. 次の2つの項目にチェックを付けます。
    • 電力の節約のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフにできるようにする
    • このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする
  8. 「OK」をクリックして、すべての画面を閉じます。

□ PCI規格のカードによるレジューム

他のコンピュータから本パソコンにコンピュータ検索が行われた場合などに、自動的にレジュームさせることができます。この機能は、PME#信号をサポートしたPCI規格の拡張カード(PCI Revision 2.3に準拠)を搭載した場合に使用できます。詳しくは、お使いの拡張カードのマニュアルをご覧ください。