3 ディスクアレイ

ディスクアレイの状態

ディスクアレイの状態は、ハードディスクの状態によって「正常状態」または「警告状態」のいずれかとなります。

ハードディスクの状態は、「Port(0)プロパティ画面」および「Port(1)プロパティ画面」で確認できます。

運用中:ハードディスクがディスクアレイに組み込まれている状態
異常:ハードディスクがディスクアレイから切り離されている状態

ディスクアレイの状態 ハードディスクの状態
ハードディスク0 ハードディスク1
正常状態
運用中
運用中
警告状態
運用中
異常
異常
運用中
重要
  • 次のような症状が一時的であっても発生した場合、ハードディスクはディスクアレイから切り離されます。
    • データの読み取りエラー
    • データの書き込みエラー
    • ディスクの応答遅延もしくは無応答
    • ディスクの通信(リンク)エラー

□ 正常状態

ディスクアレイが正常に動作している状態です。
「R2 Manager」では、「Port(0)プロパティ画面」および「Port(1)プロパティ画面」で、「Status」が共に「運用中」と表示されます。

□ 警告状態

いずれかのハードディスクがディスクアレイから切り離され、冗長性がなくなっている状態です。この場合、できるだけ早期にディスクアレイを正常な状態に戻すための作業(リビルド)を行う必要があります。詳しくは、「リビルド」をご覧ください。
「R2 Manager」では、「Port(0)プロパティ画面」または「Port(1)プロパティ画面」のいずれかで、「Status」が「異常」と表示されます。
ディスクアレイが警告状態になると、「Warning」のポップアップメッセージが表示されます。ディスクアレイが正常状態になるまで、コンピュータを起動するたびに同様のポップアップメッセージが表示されます。